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保健学研究科(博士課程(後期))

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

保健学研究科(博士後期課程)は人間健康開発学と国際島嶼保健学の2つの教育研究領域を設置し、沖縄の社会文化的環境および亜熱帯性自然環境を背景とした健康長寿の維持増進および再生を目的とした研究、健康資源の解明に関する研究、アジア・太平洋地域の島嶼保健の課題とその対策に関する研究を展開しつつ、今後もさらにグローバル化を進め、沖縄県のみならず国際社会で活躍する人材の育成に努めます。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

 心身ともに豊かな健康・長寿に資する高度な研究能力を有し、多くの人々の疾病予防と健康増進及び健康資源の解明に貢献する研究マインドをもった研究者及び指導者、そして高度専門職業人として、国内外で活躍することを志す人を求めています。

1.沖縄の豊かな島嶼、海洋性、亜熱帯自然環境及び社会環境を基盤とする卓越した保健学研究を目指す人
2.健康・長寿の維持増進及び再生や健康資源の開発に関する卓越した研究を目指す人
3.アジア太平洋諸国との国際学術交流を図り、島嶼国際保健に関する卓越した研究を目指す人

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

[教育課程編成の方針]
 本プログラムでは、ディプロマ・ポリシーに基づいて、知識・技能・態度の能力を修得させるために、以下に示す方針に基づいて3年間一貫した教育課程を編成・実施します。

 必修科目及び選択科目を体系的に編成します。教育課程については、カリキュラム・マップやナンバリングを用いてその体系性や構造を明示します。
・共通必修科目「保健学特別講義」により、沖縄を中心とした国際的な保健学の最新の動向を理解し、自分の研究を超えて学際的視点を身に付けます。
・専攻分野の専門性に基づき、人間健康開発学領域、国際島嶼保健学領域の領域ごとに科目を設置します。
・指導教員を配し、個々の学生のニーズに応じたきめ細かな研究指導を行います。

[教育課程における教育・学習方法に関する方針]
講義科目、演習科目その他の適切な授業形態を組み合わせ、各授業科目を必修科目、選択科目などに分け各年次に配当し、授業形態に応じて、学生が主体的な学びを実践できるよう効果的な教育方法を取り入れます。
 研究指導は、研究指導の方法・内容及び1年間の研究指導の計画を定め、学生に対してあらかじめ明示し、適切に実施します。

・国際的な活躍、かつ、リーダーシップを発揮する高度な人材を育成するため、異分野横断的な大学院プログラムを展開するとともに、英語による研究能力・実務能力獲得を強化し、かつ、異文化理解を促します。
・最新の生命科学・社会科学の知識を提供します。

[学習成果の評価の方針]
1.成績評価
  成績評価は、「琉球大学における成績評価に関するガイドライン」に基づき、基準 
となる目標に達成したかを測定できるよう、定期試験、小テスト、レポート及び発表等、多面的に適切な方法を選択又は組み合わせて行います。
具体的には、シラバスにおいて授業内容と方法、達成目標、評価基準と評価方法
を明確に提示して客観的に評価するとともに、学生調査結果等を組織的に検証することにより、3年間の学習成果を総合的に評価し、教育の質保証の継続的改善に取り組みます。

2.学位審査
  学位論文の評価は、保健学研究科博士後期課程委員会の構成員のうちから主査1人、副査2人で組織される審査会によって学位申請論文(博士論文)の内容を審査し、最終試験(博士論文公聴会)での口頭試問を踏まえ、保健学研究科博士後期課程委員会により「学位論文審査基準」に基づいて学位授与が決定されます。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

本プログラムは、琉球大学の「自由平等、寛容平和」の建学の精神の下、本学の大学院学習教育目標URGCC-Advanced(琉大グローバルシティズン・カリキュラム・アドバンスド)に掲げる「専門性」「創造性」「倫理性」を身に付けさせるため、研究科の専門分野の特色と人材養成目的に基づいて、広い視野に立って精深な学識を授け、心身ともに豊かな健康・長寿に資する高度な研究能力を有する保健学分野の研究者及び指導者を養成することを目的としています。
 そのような人材を育成するために、本大学院教育プログラムでは、所定の課程を修め、必要な単位を修得し、かつ研究指導を受けた上で、博士論文の審査及び試験に合格し、次のような目標を達成した者に、博士の学位を授与します。

1.健康長寿の維持増進及び再生に資する方策の開発ができる。
2.健康資源の解明に関する研究を推進できる。
3.アジア・太平洋地域における島嶼保健の課題と対策、特に感染症予防対策についても総合的に研究ができる。