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社会共創学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

 愛媛大学学則及び愛媛大学憲章の趣旨を踏まえ、多様な地域ステークホルダーと協働しながら、課題解決策を企画・立案することができ、様々な地域社会を価値創造へと導く力(=「社会共創力」)を備えた人材を育成するとともに、地域と大学とが一体となった教育研究により、地域社会の持続可能な発展に貢献することを目的としています。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

 社会共創学部は、様々な地域社会の持続可能な発展のために、地域の人達と協働しながら、課題解決策を企画・立案することができ、地域社会を価値創造へと導く力を備えた人材を育成します。
このため、社会共創学部では、以下のような入学者受入の方針を定め、地域の課題解決に取り組む意欲のある人材を求めます。
(知識・実技)
1.高等学校で履修する範囲の基礎学力又は専門的な知識ないし実技力を有している。
(思考・判断)
2.目標を達成するために、多面的視点から論理的に考察し、自己の考えをまとめることができる。
(興味・関心・意欲・協働)
3.地域社会の持続可能な発展に関心を持ち、積極的に関わろうとする意欲を有している。
4.様々な人々とグループワークしながら、主体的に問題の発見とその解決に取り組む姿勢を有している。
(技能・表現)
5.他者の意見を理解し、自己の考えを口頭又は文書で表現できる。

<選考方法の趣旨>
Ⅰ.産業マネジメント学科
【一般選抜 前期日程】
 大学入学共通テストでは、高等学校で履修する主要教科・科目について教科書レベルの基礎的な知識を幅広く身につけているかをみるために、5又は6教科7科目を課しています。また、個別学力検査等では、高等学校卒業レベルの基礎知識、及び定性的・定量的分析力をみるために、英語とデータ分析を含んだ総合問題を課すとともに、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度をみるために調査書を課しています。

【総合型選抜Ⅰ】
 高等学校で履修する範囲の知識や思考、判断力をみるために、総合問題を課しています。また、関心、知識、思考、判断、意欲、協働、表現力等を総合的にみるために、面接とグループディスカッションを課しています。さらに、高校生活における活動歴等を踏まえ、意欲、能力、関心等をみるために、活動報告書、志望理由書等を課しています。

【総合型選抜Ⅱ】
 大学入学共通テストでは、高等学校で履修する主要教科・科目について教科書レベルの基礎的な知識を幅広く身につけているかをみるために、4又は5教科5科目を課しています。また、個別学力検査等では、関心、意欲、表現力等を総合的にみるために、面接を課しています。さらに、高校生活における活動歴等を踏まえ、知識、関心、意欲等をみるために活動報告書、志望理由書等を課しています。

Ⅱ.産業イノベーション学科
【一般選抜 前期日程】
 大学入学共通テストでは、高等学校で履修する主要教科・科目について教科書レベルの基礎的な知識を幅広く身につけているかをみるために、5教科5科目を課しています。また、個別学力検査等では、水産業、紙産業またはものづくりへの関心、思考、判断、意欲、協働、表現力等を総合的にみるために、面接を課しています。

【総合型選抜Ⅰ】
 高等学校で履修する範囲の知識や思考、判断力をみるために、総合問題を課しています。また、関心、知識、思考、判断、意欲、協働、表現力等を総合的にみるために、面接とグループディスカッションを課しています。さらに、高校生活における活動歴等を踏まえ、意欲、能力、関心等をみるために、活動報告書、志望理由書等を課しています。

Ⅲ.環境デザイン学科
【一般選抜 前期日程】
 大学入学共通テストでは、高等学校で履修する主要教科・科目について教科書レベルの基礎的な知識を幅広く身につけているかをみるために、5教科5科目を課しています。また、個別学力検査等では、高等学校で履修する範囲の自然環境や社会環境に関する関心、知識、思考、判断、意欲、協働、表現力等を総合的にみるために総合問題と面接を課しています。

【総合型選抜Ⅰ】
 高等学校で履修する範囲の知識や思考、判断力をみるために、総合問題を課しています。また、関心、知識、思考、判断、意欲、協働、表現力等を総合的にみるために、面接とグループディスカッションを課しています。さらに、高校生活における活動歴等を踏まえ、意欲、能力、関心等をみるために、活動報告書、志望理由書等を課しています。

Ⅳ.地域資源マネジメント学科
(農山漁村マネジメントコース)
【一般選抜 前期日程】
 大学入学共通テストでは、高等学校で履修する主要教科・科目について教科書レベルの基礎的な知識を身につけているかをみるために、5教科5科目を課しています。また、個別学力検査等では、農山漁村に関する関心、意欲、協働、技能、表現力等を総合的にみるために、面接とグループディスカッションを課しています。

【総合型選抜Ⅰ】
 高等学校で履修する範囲の知識や思考、判断力をみるために、総合問題を課しています。また、農山漁村に関する関心、知識、思考、判断、意欲、協働、表現力等を総合的にみるために、面接とグループディスカッションを課しています。さらに、高校生活における活動歴等を踏まえ、意欲、能力、関心等をみるために、活動報告書、志望理由書等を課しています。

(文化資源マメジメントコース)
【一般選抜 前期日程】
 大学入学共通テストでは、高等学校で履修する主要教科・科目について教科書レベルの基礎的な知識を幅広く身につけているかをみるために、5教科5科目を課しています。また、個別学力検査等では、地域文化に関する関心、知識、思考、判断、意欲、協働、表現力等を総合的にみるために、面接とグループディスカッションを課しています。

【総合型選抜Ⅰ】
 高等学校で履修する範囲の知識や思考、判断力をみるために、総合問題を課しています。また、地域文化に関する関心、知識、思考、判断、意欲、協働、表現力等を総合的にみるために、面接とグループディスカッションを課しています。さらに、高校生活における活動歴等を踏まえ、意欲、能力、関心等をみるために、活動報告書、志望理由書等を課しています。

(スポーツ健康マネジメントコース)
【一般選抜 前期日程】
 大学入学共通テストでは、高等学校で履修する主要教科・科目について教科書レベルの基礎的な知識を身につけているかをみるために、3教科3科目を課しています。また、個別学力検査等では、スポーツ・健康に関する関心、知識、思考、意欲、技能、表現力、及び基礎的な運動能力等を総合的にみるために、面接と体育実技を課しています。

【総合型選抜Ⅰ】
 高等学校で履修する範囲の知識や思考、判断力をみるために、総合問題を課しています。また、スポーツ・健康に関する関心、知識、思考、判断、意欲、協働、表現力等を総合的にみるために、面接とグループディスカッションを課しています。さらに、高校生活における活動歴等を踏まえ、意欲、能力、関心等をみるために、活動報告書、志望理由書等を課しています。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 社会共創学部では、社会共創力を身に付けさせるため、トランスディシプリナリー教育を取り入れます。このため、本学部の学生は地域社会を価値創造へと導く人材となるべく、課題解決思考力とサーバントリーダーシップを兼ね備えていることが求められます。 本学部は、定められたディプロマ・ポリシーを達成するため、以下のようにカリキュラムを定めます。

・共通教育科目のカリキュラム(教育課程)
 共通教育科目を通して、社会科学系・人文科学系及び自然科学系を含めた幅広い教養や語学を基に、社会人として必須の基礎力・汎用的基礎力を身に付けます。
※DP(知識・実技)に強く関連します。

・専門教育科目のカリキュラム(教育課程)
 共通教育科目を基礎に積み上げられる専門教育の汎用的能力を身に付けるべく、専門教育科目を用意します。本学部は、専門教育科目を基礎力育成科目群、実践力育成科目群、課題解決思考力育成科目群、専門力育成科目群、学位認定科目群、自己デザイン科目の6つに科目区分します。

1.基礎力育成科目群では、科学と地域社会が連携して知の統合を構築する視点を養う科目(社会共創学概論)、地域産業の発展を根底から支える地域企業の在り方に関する入門科目(経営入門)さらには、社会調査に必要な基礎的な統計の知識とスキル、社会事象の分析の考え方を学ぶための入門科目(統計学入門)を配置します。
※DP(知識・実技)/(思考・判断)に強く関連します。

2.実践力育成科目群では、専門知識の活用力・理論に裏打ちされた実践力を身に付けるために、学年進行に応じて、実践基礎として学部共通(入門版)のフィールドワーク科目及び体感学習の場・知見実証の場である地域社会に出ることで分析手法とデータの活用方法を学ぶプロジェクト演習科目をフィールド・プロジェクト演習科目として配置します。また、自己確立とキャリア探究の基礎を構築するインターンシップ科目及び卒業認定に向けたこれまでの正課教育・準正課教育・正課外活動での学習の振返りを行った上で、学位認定に必要な知識や情報を収集し、自ら課題解決の策定及び成果発表をサポートする社会共創演習科目をキャリア育成科目としてを配置します。その上で、各学科の学生が地域社会における諸課題を解決する能力を身に付けるべく、実践力育成発展科目を配置します。
※DP(思考・判断)/(興味・関心・意欲・態度)/(技能・表現)/(リーダーシップ)に強く関連します。

3.課題解決思考力育成科目群では、多様な課題を発見・解決するための素養を引き出すため、各学科の固有の専門領域横断的な科目を必修科目として配置するとともに、専攻以外の専門分野の基礎知識を総合的かつ体系的に学ぶ学際的パッケージ科目を配置します。
※DP(知識・実技)/(技能・表現)に強く関連します。

4.専門力育成科目群では、基礎力育成科目群で修得した社会共創基礎力を基礎にした上で、より高度な専門知識や理論を修得することで、実践力育成科目群において、地域社会の具体的な問題解決を行い、各学問領域における専門知識を現場で応用できるよう、各学科で必要とされる高度で深みのある専門科目を必修化し、それに関連する科目を学問系列ごとに分けて履修コース科目として配置します。さらに、実践力育成科目群で生まれた新たな関心・意欲に応え、幅広い学問領域における専門知識を体系的に修得するため、他学科・他学部科目の履修を推奨します。
※DP(知識・実技)/(思考・判断)/(興味・関心・意欲・態度)に強く関連します。

5.学位認定科目群では、学科DPにおける能力やスキルの集大成である社会共創力を修得しているかどうかが評価・判断されます。この科目群には、それまで修得できた知識やスキルを統合し、複眼的な視点から問題の解決と新たな価値創造につなげていくために、卒業研究・自由課題研究を設け、少人数教育として懇切丁寧な個別指導を行います。
※DP(知識・実技)/(思考・判断)/(興味・関心・意欲・態度)/(技能・表現)/(リーダーシップ)に強く関連します。

6.自己デザイン科目では、自己のキャリアデザインのために、広く専門的知識・技術を主体的に身に付けることを目的として配置します。
※DP(知識・実技)/(思考・判断)/(興味・関心・意欲・協働)/(技能・表現)/(リーダーシップ)に強く関連します。

<教育方法と成績評価>
社会共創学部は、トランスディシプリナリーアプローチに基づき、専門知たる科学知(知見からの学び)を、文理融合的思考に基づく思考知によって、体験体感の場において活用できる実践知たる現場知(現場からの学び)に融合させつつ、地域ステークホルダーと協働することで、現場での総合的判断から課題解決策を提言し、地域社会を新たな価値創造へと導くことのできる、社会共創知(文理融合思考力・協働力・サーバントリーダーシップを兼ね備えた社会共創力の源)にまで高める、従来にない独自の教育スタイルです。

・共通教育科目を通して、社会科学系・人文科学系及び自然科学系を含めた幅広い教養や語学を基に、社会人として必須の基礎力・汎用的基礎力を身に付けます。

・科学知と現場知の融合を体感するために、従来の座学系科目とフィールドワーク系科目の二本柱を往還することで学びの定着を図ります。

・専門教育科目では、地域から必要とされる「産業マネジメント」「産業イノベーション」「環境デザイン」「地域資源マネジメント」スキルを主眼とする、基礎力育成科目群、実践力育成科目群、文理融合思考力育成科目群、専門力育成科目群、学位認定科目群、自己デザイン科目で構成し、トランスディシプリナリーアプローチに基づいた教育・研究を実践します。

・多くの授業において、反転授業・プレゼンテーション・グループワーク・ディスカッション形式のアクティブ・ラーニングを取り入れ、主体的な学びを促進します。また、学生は学部独自の学修ポートフォリオを半年ごとに記述し、ふりかえりに基づく自己評価及び目標設定を行います。

・ 授業時間外学習に充てる時間を十分に確保できるように履修登録制限を設けています。

・ すべての授業において、客観的な評価基準に基づいて、筆記試験、口頭試問、レポートなどにより厳格な成績判定を実施します。

・ 卒業見込基準として、3年次後学期終了までに修得しなければならない単位数や授業科目及び社会共創GPAを定めています。

<カリキュラムの評価>
授業アンケート、卒業者アンケートなどの調査及び学生と教員との懇談を実施し、学部共通科目における教育効果や科目間連携を検証します。さらに学修到達目標の達成状況についてディプロマ・サプリメントデータを活用し、カリキュラムの改善に努めます。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

<教育理念と教育目的>
 社会共創学部は、従来とは異なる大学の枠組み、自然科学や社会科学の枠を超えた文理融合型の教育・研究の展開と政策策定者や利害関係者など地域ステークホルダーの参画による協働「=協働企画(Co-design)・協働生産(Co-production)・協働提供(Co-delivery)」、すなわちトランスディシプリナリー (transdisciplinary)教育・研究を行っています。この手法は、個々の現実的課題の解決に必要な知見や技術を創出するためのプロジェクトテーマ・課題を設定し、その成果を実社会で活用するために、研究者・学生と地域ステークホルダーが継続して学び合い、協力して取り組むものです。したがって、「社会共創学」は、絶えず変化する理想と現実のギャップを埋め続けるべく、文理融合思考の下、大学と地域ステークホルダーとが協働しながら、地域社会が抱える諸課題を解決し、本来あるべき姿を究明すること、すなわち地域社会の持続可能な発展に貢献することを究極の教育・研究目的としています。

<育成する人材像>
 社会共創学部は、様々な地域社会の持続可能な発展のために、多様な地域ステークホルダーと協働しながら、課題解決策を企画・立案することができ、サーバントリーダーシップを発揮して様々な地域社会を価値創造へと導く力(=「社会共創力」)を備えた人材を育成します。また、そうした人材には、現在あるいは将来の諸課題に対して自ら積極的に関心をもち続けていること、広範な学問領域における教養や専門的知識を身に付けていること、文理融合の学際的思考から総合的に判断・行動できる実践力と専門力を兼ね備えていることが求められます。

<学習の到達目標>
(知識・実技)
1.文系や理系の広範な学問領域における教養や専門的知識及び高度な実技力を身に付けている。
(思考・判断)
2.地域社会の多様なフィールドにおける諸課題の解決に向けて、的確な学際的考察及び総合的判断ができる。
(興味・関心・意欲・協働)
3.地域社会の諸課題に対して自ら積極的に関心をもち続けることができる。
4.地域社会を新たな価値創造へと導こうとする意欲を有し、地域社会の諸課題の解決に取り組むことができる。
(技能・表現)
5.地域社会の諸課題の解決に必要な情報を収集・整理・分析できる。
6.自己の思考・判断のプロセス及び結果を他者にわかりやすくプレゼンテーションできる。
(リーダーシップ)
7.地域社会の課題の解決に向けて、サーバントリーダーシップを発揮することができる。

<卒業認定・学位授与>
 社会共創学部の定める教育課程を修め、厳格な成績評価に基づき所定の単位を修得し、かつ社会共創 GPA が卒業要件を満たした学生に対して、卒業を認定し学位(学士)を授与します。

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