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農学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

農学部においては、農学、生命科学、環境科学、獣医学分野の諸問題の解決と持続発展可能な社会の形成に資するため、広く知識を授けるとともに専門の学芸を教授し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させて優れた能力を有する人材を養成することを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

Ⅰ.高等学校で履修した主要教科・科目について、教科書レベルの基礎的な知識を有し、課題を解くことができ、理数系科目や英語科目について、実践的・体験的学習から得られた知識・知見・技術を有している者。
Ⅱ.人類が直面している諸課題に対し、多面的に考察して判断し、自分の考えをまとめ、日本語で他者にわかりやすく表現できる者。
Ⅲ.地域社会や国際社会における食料・生命・資源・環境に関する様々な問題に関心を持ち、身に付けた知識を生かして主体的に考え、他人と協力・協働して、これらの問題解決に立ち向かう意欲を持つ者。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 諸問題の解決に貢献できる高度な専門的知識、論理的思考力および科学的な研究手法をもち、かつ各自の専門性を基軸として幅広い農学分野の中で応用力をもつ人材を養成するために、学部共通/学科横断的科目と学科専門科目を各学科の学問特性に応じてバランスよく配置するとともに、実験・実習・演習を重視した学生主導の授業形態を効果的に取り入れることで、体系的かつ実践的な教育研究を実施する。

A. 専門分野の学修の基盤となる幅広い基礎学力・柔軟かつ論理的な思考力を修得・醸成するため、1~2年次において理数系基礎科目および基礎実験科目を必修にするとともに、1~3年次においては科学技術大学に相応しい教養科目を学部/学科横断的かつ学年進行に合わせ段階的に開講する。
B. 専門分野の高度な専門的知識を修得するとともに応用力及び洞察力を醸成するため、1~4年次を通じて体系的かつ多岐にわたる専門講義科目および専門分野の実験・実習・演習科目を実施するとともに、3または4年次(共同獣医学科では4~6年次)においては研究室活動を重視した教育研究を実施する。
C. 一般的かつ各自の専門に応じた特殊な科学的な研究手法を効果的に修得するため、基礎および専門分野の実験・実習科目を段階的に開講するとともに、卒業論文研究を通してより専門性の高い研究手法を身につける機会を提供する。
D. 科学技術分野における社会的倫理観とコミュニケーション力及び対人力を身につけるため、入学時に研究倫理を意識づけさせる科目の開講を含め学年進行に合わせ研究倫理教育を継続的に行う科目を設置するとともに、学生が主体的に報告し、意見交流を行うことができるセミナーやワークショップ形式の演習科目を初年時から卒業論文研究まで一貫して実施する。さらに、国際通用性のある倫理観や多様な環境におけるコミュニケーション力及び適応力を醸成するため、英語化科目を含む豊富な教養科目及び学部共通科目を配置するとともに、海外研修の機会を広く提供する。
 
 学修成果の評価は以下のとおりである。主にディプロマ・ポリシーで定める教養基礎力、基盤的学力、専門的知識の活用力、論理的思考力、洞察力、社会的倫理観の形成力の獲得を目指す講義科目では、試験、レポート等でその達成度を評価する。また、主にディプロマ・ポリシーで定める研究開発を進める実行力、他者との協働を支える対人力、コミュニケーション力の獲得を目指す実験・実習、演習科目では、レポート、口頭発表等でその達成度を評価する。授業科目の試験の成績は、S・A・B・C及びDの5種類の評語をもって表し、S・A・B及びCを合格とし、Dを不合格とする。合格した者には所定の単位を付与する。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 農学、生命科学、環境科学、獣医学分野の諸問題の解決と持続可能社会の実現に資するため、広く知識を授けるとともに、専門の学芸を教授し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させて優れた能力を有する人材を育成することを目的とする。
 農学部は、この目的に基づき、以下の能力を身につけ目標とする学修成果を上げた者に学士の学位を授与する。

A. 広い視野にたった幅広い基礎学力・柔軟かつ論理的な思考力を有していること(学力・知識・思考)。
B. 高度な専門的知識を持ち、知識と論理的思考に裏付けられた応用力及び洞察力を有していること(理解・専門・発展)。
C. 科学的な研究手法を身につけていること(技術・分析力・考察力)。
D. 社会的倫理観や国内外で活動するためのコミュニケーション力及び多様な環境に対する適応力を備えていること(関心・意欲・態度・表現)。