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生物システム応用科学府(博士課程(一貫))

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

食料エネルギーシステム科学専攻:食料、環境、エネルギーに関する問題に対し、広い視野に立って問題解決を図る高度な能力や実践力を持つ人材を養成する。また、専門的な業務に求められる高い研究能力及びその基礎となる学識を有する研究者を育成するための教育研究を行う。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

 食料エネルギーシステム科学専攻は、食料、エネルギー、環境の相互不可分の関係を理解し、人類生存の究極課題に熱意を持って挑戦し、複合領域に跨がる広い専門分野の人材を統率できるリーダーとして幅広い分野の専門家と連携したチームを作り、卓越したコミュニケーション力により国際社会で活躍できる人材の養成を目的とする。よって、次のような人材を求める。

・世界の人類の生活と生存、特に食とエネルギーの局面に関心を持つとともに、これらに関する地球規模の課題に対する問題意識を持ち、自然エネルギー分野、蓄電・省エネ技術、バイオマス、環境調和型生産技術、土壌の再生力向上、環境変化に強い農作物の作出、省エネ型植物工場、精密農業技術、持続的元素リサイクルシステムの構築等、食料やエネルギーの生産に直接関わる専門領域の知識や技術の習得を通して、国際社会に貢献する意欲のある者。
・専門領域の知識や技術に限らず、これらを間接的に支える、あるいはこれらに大きな影響力を持つ社会システムに関心を持ち、総合的な課題解決に取り組む意欲を持つとともに、幅広い分野の専門家と連携したチーム作りに挑戦し、国際社会とのコミュニケーションを積極的に行う意欲のある者。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

1.食料とエネルギーに関連する農学と工学およびそれらを結び付ける様々なシステムに関する専門科目を横断的に学ばせるとともに、異なる3種類の研究分野で研究指導を直接受けさせることにより、食料とエネルギーに関連する科学と技術の基盤となる多面的な基礎知識と多様な最先端の実験・計測技術を習得させる。また、ラボローテーションや論文指導などにより、独創性が高く、分野横断的な研究展開能力、研究課題設定能力、技術開発能力を習得させる。

2.人文社会科学系の科目と企業インターンシップや国際インターンシップの履修を通して、食料、エネルギー、環境の相互関連性と専門領域の知識や技術を支える社会システムについて学び、各専門領域とそれらの学際領域あるいは融合領域における課題を発見する能力を養成する。また、企業の社会的責任や知的財産権等、社会と産業の成り立ちについて学ぶとともに、多様なワークショップを通じてチームで課題に取り組み、解決策を立案し実践する能力を養う。

3.国際学会発表への支援を通して、国際的な場における実践的プレゼンテーション能力や先端科学技術のセンスを養うとともに、国際ワークショップや国際ディベート演習等を通して、異文化間の理解を踏まえた英語によるコミュニケーション能力、ディスカッション能力及びファシリテーション能力を身に付けさせ、国際的な場でリーダーシップをとれる人材に育て上げる。

 ディプロマ・ポリシーで定める獲得を身に付けた技術者・研究者・教育者を育成するために、成績評価は、講義科目では試験、レポート等で、実験・実習、演習ではレポート、口頭試験等で評価する。授業科目の試験の成績は、S・A・B・C及びDの5種類の評語をもって表し、S・A・B及びCを合格とし、Dを不合格とする。合格した者には所定の単位を付与する。また、学位論文については、審査基準と審査方法を明示し、それに基づき学位論文審査委員会による論文審査および最終試験を厳格に行う。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

1.食料エネルギーシステム科学の基盤となる,農学、工学に関する多面的で基礎的な知識や実験・計測技術を幅広く身につけていること。

2.食料、エネルギー、システムに関する最先端の専門知識や実験・計測技術を身につけていること。

3.食料、環境、エネルギーの総合的な理解と、相互に関連する問題の関係性を明確に捉える食料エネルギーシステム科学の見地に立ち、国際的な視野で各専門分野や融合分野において課題を見出し、解決策を立案し、実践する能力を身につけていること。

4.研究成果発表のための資料作成方法、実験データの整理法、発見方法を習得し、実践的なプレゼンテーション能力や論理性に基づいた的確な質疑応答の能力を身につけていること。

5.知的財産権、企業の社会的責任などの社会的知識を身につけ、研究者や技術者の社会的使命を理解し、研究開発リーダーとなりうる素養を身につけていること。

6.異文化間の理解を踏まえた英語によるコミュニケーションやディスカッションの能力およびファシリテーション能力を身につけていること。

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