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美術学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

美術学部は、美術についての学識を授け高い表現能力を養い、創作や研究活動を行うすぐれた作家・研究者を養成することを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

美術学部では、ディプロマ・ポリシーに適う人材を選抜するために、大学入学共通テストに加え、個別学力検査を行っています。 大学入学共通テストにおいては、入学後に必要とされる知識のレベルを判定し、個別学力検査においては、入学後の専門教育を行う上で必要な能力を審査する実技試験等を実施しています。この個別学力検査では、技能に加え創造性や表現力等を審査しますが、実施にあたっては各科および専攻の特性を最大限に尊重した内容としています。美術学部を志望する受験生には、主体的かつ継続的に技能や表現力を向上させる努力とともに、創造性を高めるための幅広い分野の学習を期待しています。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 美術学部では、ディプロマ・ポリシーを実現し、優秀な人材を育成するために、実技科目や演習等に重点を置いた実践的な少人数教育を行うことが最大の特徴となっています。カリキュラムは以下の分類に従っていますが、各科および専攻の特性を最大限に尊重して編成を行い、卒業要件等も定めています。なお、教職や学芸員等の資格についても、別途カリキュラムを設定しています。

1. 各美術分野において専門家となるために必要な科目(専門科目)
2. 芸術の諸分野において共有される創造性の基盤となる科目(専門基礎科目)
3. 近畿地方等の古美術を実地に見学研究する科目(古美術研究旅行)
4. 社会や文化を総合的に捉えるための科目(教養科目・外国語科目)
5. 創造や研究活動を行う上で必要な身体を養う科目(保健体育科目)
6. 上記を集大成し、成果を発表する科目(卒業制作・卒業論文)

 各科目の評価方法についてはシラバスに明記していますが、実技科目では複数の教員が参加する講評会における判断を重視し、さらに卒業制作については外部に開かれた展覧会を実施して、教育成果を広く公開・発信しています。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 東京藝術大学は、我が国唯一の国立総合芸術大学として、創立以来の自由と創造の精神を基本理念とし、我が国の芸術文化の発展に指導的な役割を果たしてきました。そして、美術学部は、前身である東京美術学校の創立(1887年)以来、我が国の美術界の中枢として機能し、日本文化の伝統と遺産を継承しつつ、諸外国の芸術思想や技術等を摂取して新たな領域を開拓し、多くの優れた美術家・研究者・教育者等を輩出してきました。
 美術学部では、この長い歴史の中で培われた伝統と創造性を身に付け、新たな時代にも対応できる優れたオリジナリティを発揮することで、広く社会に貢献できる人材の育成を行います。具体的には、美術家・デザイナー・建築家および研究者等、初等中等教育レベルの美術分野の教育者、その他美術分野における専門家等を輩出することを目的とし、以下に示す能力を習得した者に学位を授与します。

1. 専攻する分野における専門的かつ応用性のある技術・知識
2. 美術の専門家に必要な基礎知識や理論
3. 社会で活動するために必要な教養
4. 国際的な活動に必要なコミュニケーション能力
5. 上記を総合して独自の表現行為を行う能力