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情報理工学系研究科(博士課程(後期))

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

情報理工学の体系的知識を身につけ科学的手法を追究して情報科学技術に関わる研究や開発を主導することのできる人材を養成し、情報理工学の発展に貢献することを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

1.東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程は、専門分野に関する学識をもち、社会の発展に貢献するため、自らが専門的研究の一翼を担おうという使命感を持ち、情報理工学の分野で卓越した知を創出することのできる学生を求める。

2.入学者選抜においては、以下の点を満たしていることを、書類選考、筆記試験、口述試験を通して総合的に評価する。なお、評価方法等の詳細については募集要項に記載のとおりとする。
・志望分野に関する専門的知識とともに、情報理工学の研究を通じ学術の進展に寄与する能力を有していること。
・社会のニーズを踏まえて先駆的な研究課題を自ら設定することができ、情報理工学に係る学識に基づいて課題の解決に取組む能力を有していること。
・グローバルな場で活躍するための語学能力と、将来社会の発展に貢献し得る資質を具えていること。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

東京大学大学院情報理工学系研究科は、研究科の学位授与方針で示した目標を学生が達成できるよう、以下の方針に基づき教育課程を体系的に編成・実施する。
・ 情報科学技術の高度な知識を学べるように、体系的なカリキュラムに基づいた情報理工学に関する専門科目を提供し、さらに演習や輪講を通じて実践的な技能や深い洞察力を鍛える。
・ 各学生に指導教員を割り当て、副指導教員等の専門家との議論に基づく専門知識の深化と的確な論理的判断能力の獲得や論文作成等に係る研究指導体制を整備する。
・ 学術界のみならず産業界と連携して教育を行う場を提供する。また、国外の大学や研究機関との連携協力を行い国際交流の場を提供することで国際的に活躍できる能力ならびにリーダシップを身につけさせる。
・ 情報理工学に関する専門知識を有する複数の教員により、論文内容の精査、口頭試問を通じて博士論文における研究成果を審査する。
・各科目の学修成果の評価にあたっては、本学及び研究科で定める成績評価基準並びに科目ごとに明示した評価方法に従って厳密に行う。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

東京大学大学院情報理工学系研究科は、研究科の教育研究上の目的に定める人材を養成するため、次に掲げる目標を達成し、所定の単位を修得し学位論文審査及び試験に合格した学生に博士(情報理工学)を授与する。
・ 情報理工学に関する高度な専門的知識と的確な論理的判断能力を体系的に身につけ、科学的手法に基づいて情報科学技術に係る研究や開発を主導し、情報理工学の学問的発展に貢献することができる。
・ 情報理工学に係る深い学識を基盤として、社会のニーズを迅速に察知し高い倫理と責任をもって社会の発展に大きく寄与できる能力を有する。
・ 情報理工学に関する深い洞察力を持ち、国際的な場での活躍に必要な能力を備え、未踏の分野を創り出し、未来を切り開く実力を有する。