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総合文化研究科(博士課程(前期))

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

学際性および国際性を教育・研究の柱として専門分野についての深い理解の上に立った領域横断的研究による知の創成をめざし、確かな教養に支えられた総合的判断力をもって現代の社会と科学技術の様々な課題に取り組む能力をもち、教育・研究の分野のみならず社会の実践的分野においても国際的に指導的役割を果たすことのできる人材を養成することを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

東京大学大学院総合文化研究科修士課程では、以下の求める学生像及び入学者選抜の基本方針に基づき、入学者の選抜を行います。

求める学生像
・志望する専門分野に関する基礎的な知識・研究能力を有すると同時に、自らの専門の相対化を可能とする広い学識と領域横断的な視野を身につけることのできる人。
・現実世界の諸問題や学術的課題の解明と、新たな知的価値の創出を意欲的に目指しつつ、研究によって得られた知見を論理的にまとめあげ、国内外に発信できる表現力・語学力を身につけることのできる人。

入学者選抜の基本方針
・志望する専門分野に関する十分な知識を身につけているとともに、当該分野と関連する学問全般にわたって幅広い知識や教養を有していること。
・単なる知識の量だけでなく、そこから自らが主体的に新たな問題を発見し、知識を獲得しながらその問題を解決する能力、創
発的な議論を展開する能力を具えていること。
・当該分野に係る資料・文献を読みこなすことができ、将来国際的な場でも活躍し得るだけの語学力の基礎を具えていること。
・入学者選抜は、筆記試験、口述試験及び出身学校の学業成績により行われ、文系専攻においては、上記に加え提出論文・研究計画書等の審査を行う。筆記試験では、志望する専門分野の基礎知識、それを踏まえた論理的な思考能力及び外国語の能力の評価を行い、口述試験及び提出論文・研究計画書等の審査では、研究を推進・展開できる能力及び論理的に説明できる能力の評価を行い、入学者を選抜する。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

東京大学大学院総合文化研究科修士課程では、学位授与方針で示した能力を学生が修得できるよう、以下の方針に基づき、カリキュラムを編成・実施します。

・専門分野に関する高度な知識・技能を涵養すると同時に、分野を越えた学際的視野を獲得させるため、各専攻(系・コース)及び教育プログラムにおいて、それぞれの学問的特徴を活かしつつ、体系的かつ領域横断的な履修を可能とするカリキュラムを構成する。
・教育プログラムにおいては、人間の安全保障、欧州研究、グローバル共生、国際人材養成、国際環境学、科学技術インタープリター養成、多文化共生・統合人間学の先端的な研究教育を行い、既存の各専攻(系・コース)との相互交流を促すようなカリキュラムを提供する。
・研究室に所属して、あるいは指導教員等のもとで、修士論文研究の指導を受け、専門的な知識と論理的思考力とを基盤とする研究の立案・計画能力、専門的内容の発表能力、問題分析能力、問題解決能力を養う。
・国際的研究拠点となっている附置研究機構・センターでの活動も含め、国際的水準の先端的研究成果について学ぶ機会を提供するため、英語で学位を取得できるプログラムを設けるとともに、英語による授業を積極的に提供し、国際的コミュニケーション能力を強化する。
・研究者養成に加えて、研究成果を積極的に社会に還元できる21世紀型市民的エリートの養成にも対応したカリキュラムを提供する。そのため、生命・環境、科学技術・社会、情報・メディア、現代ヨーロッパに関する学際的教育・研究、新たな人文知の開拓などを主旨とする教育プログラムを設け、現代社会の多様な課題に対処できる高度な教養、深い学識を涵養する機会を提供する。
・研究遂行に求められる強固な倫理観、指導力、発信力を醸成するとともに、学位の国際通用性を確保する。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

東京大学大学院総合文化研究科修士課程では、学際性・国際性・先端性という基本理念のもと、次に掲げる能力を身につけ、所定の単位を修得し学位論文審査及び最終試験に合格した学生に学位を授与します。
・確かな教養に支えられた総合的判断力を身につけ、高度で深い専門的知識・技能を修得し、こうした判断力と学識に基づきながら、分野を越えた領域横断的な研究を遂行する能力を持つ。
・豊かな国際感覚と高いコミュニケーション能力を身につけ、国際的水準の研究や実践的活動を十分に踏まえながら研究活動を展開する能力を持つ。
・先端的な研究成果を優れた学術的貢献として発信する、あるいは、高度に専門的な職業・活動に従事し、その成果を率先して社会的実践に活かす意欲と能力を持つ。
・強固な倫理観と責任感を持ち、学術研究、教育あるいは社会の実践的分野において、その高い見識とコミュニケーション能力及び課題解決力を活かしつつ、先導的役割を担い得る積極性と優れた能力を持つ。