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大学院食健康科学研究科(修士課程)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

食健康科学とは、医科学、保健学、食品科学、食品生産工学、環境科学を基盤とする学問領域であり、食と健康に関するエビデンスを探求することにより食を通した健康社会の実現を目指し、また、これらのエビデンスをベースとする高付加価値かつ低炭素な食品及びその生産システムを創出することを目的とします。今後大きく進むことが予想される産業構造の変化にも柔軟に耐え得る社会を実現するイノベーションの創出、新産業創出による新たな雇用創出、また、これらを担う高度専門人材・研究者の継続的な育成へと展開し、食健康科学を基軸にSDGsの達成を加速し、「地球規模の課題解決や社会変革に繋がるヘルスイノベーションを創出する機能」と「地域産業の生産性向上や雇用創出を牽引し、地方自治体、産業界、金融業界等との協働を通し、研究力を活かして地域課題解決をリードする機能」の両方の強化により、人類と地球の幸福度を持続的に高めるヘルスプロモーションを牽引します。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

人材育成の目標
 本研究科は、人の健康な生活の追求だけでなく、食の生産・流通・消費に関わる環境や社会の健全性の維持・強化にも合わせて取り組みます。学部教育によって培われた個々が有する保健学、食品科学、食品生産工学、環境科学に関する専門性を基盤に、食品工学から健康科学にまたがる横断的な高度専門知識を身に付けることで、世界人口の健康向上、脱炭素社会の実現等の世界規模の課題解決や、高付加価値食品の開発等による地域の産業振興に資する人材を育成します。

入学者に求める能力・資質
保健学、理工学、農学又は栄養学の関連分野で必要とされる知識と基礎的なリテラシーを身に付けており、分野横断的研究に強い意欲を持つ人
異なる研究分野の専門知識と先端技術を修得し、食・健康・環境に関わる課題を包括的に捉えるための高度専門性やコミュニケーション能力の獲得に強い意思を持つ人
自らの能力向上を目指し、地球規模での持続可能な社会創出に向けた強い意欲と倫理観を有する人
入学者選抜の基本方針

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

教育の目標
医科学、保健学、食品科学、食品生産工学又は環境科学に関する知識や技術を体系的・分野横断的に理解できる能力を涵養するための高度な食健康科学教育
食健康に関する課題やニーズを抽出して、エビデンスに基づいた研究を通じて問題発見・解決能力を涵養するための教育
高度な専門知識を持ちグローカルに活躍するための国際コミュニケーション能力を涵養するための教育
医科学、保健学、食品科学、食品生産工学又は環境科学に関連する分野の研究実践と同時に、プレゼンテーション能力、職業的倫理観を含めた総合力を涵養するための教育

教育課程の構成
基礎的な知識及び理論を修得できるよう、概論的かつ入門的講義である大学院共通科目を展開する。
必修科目は、食健康科学概論において、異なる素養を持つ学生に対し、食健康科学に関する最新の動向を紹介する。特別演習・特別実験において、研究を遂行する上で必要となる能力とその応用力、研究倫理、コミュニケーション能力、課題解決能力、開発研究能力等を身に付ける教育を行う。
選択必修科目において、食品工学系及び健康科学系の要素を含んだ、分野横断的な知識を養う教育を展開する。
選択科目は、食健康科学の広範な学問領域を食品工学系と健康科学系の2系統に選別する、各教員の特長を活かした先端的研究の実践を通した教育を展開する。

教育内容・方法
学生の主体的・能動的な参加に基づいた講義・演習・実習・実験の各科目
シラバスに詳述された、カリキュラムを構成する授業科目の目標・内容・教育方法・評価方法等に基づいた授業の展開
複数教員指導制による教育・研究指導

学修成果の評価
 学修成果の評価は、成績評価基準に基づいて行います。また学位論文の評価は、研究科において定める手続及び論文評価基準に基づいて行います。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

学位授与の条件、達成度・能力評価の基準
所定の年限在籍し、修士課程に定められた単位を修得した者
必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査及び最終試験に合格した者
幅広い学識と高度な専門性、倫理性を身に付けた者

学修成果の目標
医科学、保健学、食品科学、食品生産工学又は環境科学を基盤とする食健康に関する高度な専門的科学リテラシーを有している。
食と健康に関する高度な専門知識・技術を基盤にして、地域食品産業が抱える課題を解決する能力を有し、持続可能な食による地域活性化と近未来社会創造に貢献することができる。
高付加価値の食品開発、食品の先端加工・製造技術の開発又は食に関連した健康増進・健康寿命延伸の分野の専門家として指導的役割を果たすことができる。
責任感、倫理観、信頼感に富み、先端研究・技術を通して健康社会の実現に貢献することができる。
コミュニケーション能力や調整力を有し、グローカルに活躍することができる。

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