学部・研究科等の特色等
人間理解及び倫理観の醸成
広く人間を理解し、生命の尊厳や倫理観を養うために必要な教養教育の充実を図り、目的意識をもって学ぶことができるよう選択科目を多く設けています。また、基礎となる科目での学びを深めながら専門分野への興味関心が湧くように、1年次から少しずつ専門科目を学びます。
地域の人々の生活理解と健康増進への寄与
社会のしくみや環境との関わりの中で、人々の健康を考えることができるよう各種制度論や公衆衛生学を両学科の学生が一緒に学び、少子高齢社会において人々の健康を手助けする担い手としての力を身につけます。
コミュニケーション能力の養成
保健医療の分野に携わる者には、正確に物事をとらえ、それを人に伝える能力が大切です。基本的な日本語の文章表現や語学、コミュニケーション論などを学ぶとともに、カウンセリングや面接技法の学習によって自分の意思や感情を表現する方法を身につけます。
実践に活用できる専門的知識・技術の習得
2年次からの臨地実習や実験によって、科学的知識に基づいて観察・判断できる力や情報を統合し、課題を解決する力を身につけます。技術は、卒業時到達度を明確にして全員達成できるよう繰り返し学習します。また、保健医療福祉現場の実践者の協力を得て、現実に近い学びができるよう工夫しています。
チーム医療の実践力の強化
看護学科、臨床検査学科の2学科で構成される大学の特色を生かし、少人数討議法を取り入れながら相互理解を深め、入学初期の段階から両学科一緒に学ぶ科目を配しています。実習の経験を積んだ4年次には、チーム医療の重要性を認識し、他職種の役割を理解して共に働くことができる力を身につけます。
課題探究能力の養成
初年次から、少人数形式のゼミなどによって大学生として主体的な学び方や学習資源の活用方法を段階的に身につけます。4年次には、その仕上げとして探究・発展科目群を学習し、課題解決能力や研究的な視点を学びます。