学部・研究科等の特色等
情報融合学環は、昭和24年の国立熊本大学発足以来、75年ぶりの新学部(学部相当の教育組織)として令和6年4月に設置されました。情報融合学環の教育目的は、データサイエンス(DS)を基盤に、社会と科学技術の関わりについて幅広い見識と豊かな専門知識を備え、人間社会と地球環境との共生の実現を指向しながら、社会の持続的発展を技術面から支える、人間性豊かな人材の育成にあります。その実現のため、1学年入学定員60名の少人数教育のもと、文系・理系の枠にとらわれない知識・発想力を身に付ける教育方針で、連携協力学部として法学部、医学部、理学部や工学部と連携することに加え、熊本県立大学・東海大学と連携開設科目を設けるほか、PBL演習や英語力向上にも力を入れています。また、経済や学習教育手法などデータサイエンスの応用先となる幅広い分野の知識を修得するDS総合コースと、半導体製造やその品質管理に関する知識を修得するDS半導体コースの2コースを設け、社会に必要とされる人材育成に努めています。