学部・研究科等の特色等
法学部は、第五高等学校を前身とし、昭和24年5月に熊本大学法文学部法学科として設置され、昭和54年4月に法学部として独立しました。現在は、法学科の下に、法学、公共政策学、紛争解決学についての基礎的能力を修得する「法学・公共政策学コース」と、法学特修、地域公共人材、グローバルリーダーの3つのクラスに分かれて進路志向型の学習を行う「アドバンスト・リーダー・コース」の2つのコースを設けています。
熊本大学法学部の教育目的は、法的知識を基礎として、法的あるいは政策的に「考える力」「表現する力」「議論する力」を身につけ、現代社会に生起する具体的な問題を解決し得る基礎的能力を育成することにあります。また、情報化・国際化・高齢化などが進展する21世紀において、地方中核大学の法学部として地域社会・国際社会に貢献できる個性ある学部作りを目指し、4年間を通して一貫した少人数教育のもと、学生の主体的かつ積極的な学習を大切にするカリキュラムを実施しています。
令和2年度には早期卒業制度(3年間で卒業)を利用して連携先法科大学院に進学するための「法曹コース」も設置しています。
令和5年司法試験ではこのコースの1期生3名が高校卒業後5年目の年に司法試験に合格しました。