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経済学部

 
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学部・研究科等の特色等

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経済・経営学科では、経済学・経営学の基礎理論と幅広い教養、豊かな現実感覚と国際性を身につけることによって、複雑化し多様化する現代経済社会が直面する諸問題に的確に対処し、その解決策を見出していける人材を育成していきたいと考えています。この目的のために、経済・経営学科では2006年のカリキュラム改革により、従来の2コース制を廃止し、「経済分析系」・「産業分析系」・「企業分析系」の3つの系統に専門科目群を分け、多様な問題関心と卒業後の進路に即した履修体系が組めるようにしました。「経済分析系」は今日の経済社会が抱えている問題を理論的・構造的視点から把握し、それらの問題に立ち向かい、解決していく分析力・企画力・創造力をそなえた人材を育成することが目標です。「産業分析系」は激しく変化する産業社会を歴史的・実証的に分析し、将来動向を予測、的確な具体的政策を企画できる、柔軟で創造的な応用能力をもった人材を育成することを目標にしています。また、「企業分析系」は、内外に活動の場を広げている企業の活動をリードし、その抱える問題に対処していく能力を持った人材を育成することを目標にしています。本学科では、「基幹教育科目」、「基本科目」といった幅広い教養と基礎理論を身につけるための科目群のほか、各系統に次のような「選択必修科目」群が配置され、体系的な履修が可能となるように配慮されています。

 経済工学科は、理論と分析ツールおよびその応用を一体的に学び、「経済を総合的に捉えていく能力」の修得をめざす学科です。特徴の第1は、数量的なアプローチに重点を置いている点です。現代の経済は変動が大きく、しかも複雑化しており、これを解明するには新しい理論を学ぶだけでは不十分で、数量的な方法に従いつつ現実の動きと照合していくことや、情報技術の活用・工学的な手法の導入といった幅広いアプローチが有効です。そのため、スタッフも経済学だけでなく、工学、理学など、様々な分野出身の研究者がそろっています。第2に、現実経済への働きかけとしての政策がもつ意味を重視しています。理論モデルを設定し、計量的分析手法を中心に多方面にわたって検討することに加えて、課題解決へむけた創造的な思考法を身につけることに力点が置かれています。このような教育体制や内容の特徴は、「経済工学」という学科の名称が、我が国で唯一であるというところにも、よく現れています。
 経済工学科は、経済システム解析、政策分析、数理情報の3分野から構成されています。経済システム解析の分野は、問題を、マクロ経済、ミクロ経済レベルで数理、数量的手法を用いて理論、実証の両面から分析しようとするものであり、政策分析の分野は、多様な経済問題に関する政策を分析・評価するための基礎知識と手法を学び、新たな政策提言を行うという課題をもっています。数理情報の分野では、経済分析のための統計的、数学的基礎、大量の情報を管理し処理するための数学的な基礎知識と、コンピュータの基礎と応用について学びます。