学部・研究科等の特色等
九州大学法学部は、「九州大学教育憲章」に示された、「様々な分野において指導的な役割を果たし、アジアをはじめ広く全世界で活躍する人材を輩出し、日本及び世界の発展に貢献する」という、九州大学全学の教育目的を踏まえ、同目的を法学部教育の領域で達成することをもって、本学部の教育目的とします。具体的には、法学・政治学教育の実践を通じて、地域杜会、日本社会、そして国際杜会でリーダーシップを発揮する有為な人材の養成を目指します。たとえば、法曹、国・地方公共団体の公務員、諸業種にわたる民間の企業・各種団体の職員、国際機関や各種NGOの職員、大学や各種高等研究機関の研究者などが、本学部学生の進路として予定されます。
その際、この急速に変転する現代社会にあって、九州大学法学部出身者としての特質を活かしつつ社会の指導的役割を担いうるよう、本学部教育においては、ことに、社会の多様な事象に研ぎ澄まされた目を見開き、批判的・創造的な見地から、新たなルールや政策を自在に形成する能力を育成することをもって、本学部の実践的な教育目的とします。