学部・研究科等の特色等
本教育部がある蔵本キャンパスには，生命科学研究を行う５教育部(医科学，口腔科学，薬科学，栄養生命科学，保健科学)があり，医療人として学ぶべき共通的な内容の講義を５教育部が連携・協力して実施している。学部・研究分野の枠を越えた教育研究活動を行い，複合的な視点で医療・保健を評価・分析・理解する能力を有する研究者を育成している。
徳島大学病院と密な連携をとり，シームレスな教育体制を構築し，保健学分野の革新的な進歩に伴う高度化・専門化した医療の現場に対応できる実践力のある医療人を育成するプログラムを有している。
専門の医療人を育成するプログラムを有しているので，社会人大学院生の比率が高い(平成28年度～平成31年度:博士前期課程: 33%, 博士後期課程:77%)。
本教育部は，積極的な国際交流と国際貢献をめざし，グローバルな人材の育成に組織的に取り組んでおり，2019年度にセントポール大学フィリピン及びシリマン大学(フィリピン国)と共同学位の取得プログラムを締結した他，学術交流協定校であるヘルシンキメトロポリア応用科学大学(フィンランド)とは毎年学生と教員が交流している。留学生受入れも積極的に行っており，2019年度にモンゴルとASEAN諸国における国際高度医療人育成プログラムによる国費留学生２名が博士後期課程に入学した。また，同年度に中国の私費留学生１名が博士前期課程に入学している。