学部・研究科等の特色等
工学部は、東北大学の伝統である「研究第一主義」・「門戸開放」・「実学尊重」を理念として掲げている。「研究第一主義」とは、真理の探究に向けて日夜研鑚する研究者の姿を平生から目のあたりにし、研究者とともに学生自らが努力を積み重ねることによって、学生も大きく成長できるという考え方である。また、「門戸開放」とは、多様な文化を持った人々を受け入れること、狭い専門分野にとらわれず広い視野を持つことを重視するという考え方であり、「実学尊重」とは、革新的な技術や新しい学問分野を開拓・展開することにより、安全安心で持続可能な社会の実現に貢献するという考え方である。
国際社会の一員として異なる文化を理解し、互いに尊重し、新しい学問分野や革新的な技術の開拓に向け日々研究に真摯に取り組むことが重要であり、それにより自らも大きく成長することができる。
工学部ではこの理念のもと、自然・人間・社会についての深い知識と、国際社会の一員としての広い視野を持ち、互いに尊重し合い、自ら考え行動する、創造性豊かな人材を育成すること、そして、世界を先導する研究者あるいは技術者としての基礎を身につけ、我が国ひいては世界の文明と産業を牽引し、人類の持続的発展に貢献することができる人材を育成することを教育目的とする。