入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
◇求める学生像(入学者に求める学力・能力・資質等)
大学入学までに,以下のような学力・能力・資質等を備えている学生を求めています。
①知識・技能
*高等学校等における国語,外国語,数学,理科などを中心に,幅広い学習に裏付けされた本学部の専門領域を学ぶために必要な基礎学力・技能
②思考力・判断力・表現力
*本学部の専門領域の分野を多角的かつ包括的に捉え,それぞれの問題を解決するための論理的思考能力や判断力,根拠に基づいた科学的思考力や批判的思考力
*物事を多面的な視点から思考し,自分の考えを他者からもわかりやすく伝える表現力
③主体性・多様性・協働性
*主体的に多様な他者とかかわり,他者の意見や価値観を尊重し相互理解に努めようとする協働性やコミュニケーション能力
④関心・意欲・態度
*本学部の専門領域のいずれかの分野に興味関心を持って自ら積極的かつ継続的に課題に取り組む意欲と審美眼を持ち,身につけた知識・技術を分かりやすく表現し,共生環境創造,地域社会創造及び国際社会に役立てる意欲・態度
*技術者として国内外を問わず社会に発信し,生涯にわたり学び続ける態度
⑤倫理観・社会的責任
*本学部の専門領域における技術者として,また社会の構成員としての自覚と責任を持ち,自己が果たす役割や倫理観・社会的責任を理解できる能力
◇大学入学までに修得が期待される内容
高等学校等において,国語,外国語,数学,理科などを中心に基礎学力を身につけておいてください。本学部の理念を理解し,技術専門職として,他者の意見や価値観を尊重し,他者を思いやることができるコミュニケーション能力も必要ですので,生徒会活動やクラブ活動・ボランティア活動等を通して,幅広い視野と主体性・協働性を養い,自分の考えを表現できるような力を身につけておいてください。
◇入学者選抜の基本方針
○一般選抜
*前期日程
多様な能力・志向を持つ学生を確保するため,試験科目の組み合わせとして,高等学校等で理系科目を中心として履修した人を対象とするもの(Aタイプ),必ずしもそれに当てはまらない場合でも本学部の教育に興味がある人を対象とするもの(Bタイプ)の2種類を用意しています。造形・メディアデザインコース,防災・危機管理コース及び情報コースを希望する人は,Bタイプも選択できます。前期日程では,従来の文系理系の枠にとらわれない広い視点に基づく創造工学を目指す人を求めるために,本学部で学ぶための知識・技能を評価します。大学入学共通テストでは6教科8科目(Bタイプ志願者は,6教科7科目)を課しています。個別学力検査では,基礎的な理数系科目(数学,物理,化学)から1科目または2科目を課し,本学部で学んでいく上で必要な基礎学力を問います。Bタイプの造形・メディアデザインコース志願者には総合問題を課し,多面的な視点から思考し,論理的思考能力や判断力,根拠に基づいた科学的思考力や批判的思考力を問います。防災・危機管理コース及び情報コースの志願者は,地学も選択できます。
*後期日程
後期日程では,科学技術に関するさまざまな問題に対する判断力や対応能力や将来に国際社会で活躍するために必要な基礎的能力などを総合的に問います。そのため,大学入学共通テストでは,6教科8科目を課しています。また,個別学力検査では「21世紀にあるべき工学」を学ぶために必要な知識・技能などを問うことを目的とした小論文を課しています。
○特別選抜
*学校推薦型選抜Ⅱ
学校推薦型選抜Ⅱでは,創造工学を学ぶために必要な基礎学力を大学入学共通テストの数学,理科,外国語,情報の4教科5科目により評価します。また,調査書の審査では,勉学状況に加えて生徒会活動やクラブ活動などへの取り組み,特技や取得資格などを重視し,創造的な探究心,主体性,社会性,積極性,倫理観・社会的責任などの観点から総合的に評価します。
*総合型選抜Ⅰ(大学入学共通テストを免除する総合型選抜)
第1次選抜では,出願書類の内容を総合して関心・意欲・態度,思考力・判断力・表現力,主体性・多様性・協働性を評価します。第2次選抜では,第1次選抜の合格者に対して,口頭試問,プレゼンテーションのいずれかと面接を課します。口頭試問は,基礎学力や将来性を評価します。プレゼンテーションは,各コースの課題に対する発想力,創造力,論理的思考力,表現力等を評価します。面接は,向上心,論理性,積極性,倫理観・社会的責任等を評価します。これらを総合的に判断し,最終の合格者を決定します。
*私費外国人留学生選抜
日本国の教育機関で教育を受ける目的を持って入国した外国人を対象としています。面接において数学と理科について試問を行い,知識や思考力を評価しています。また,面接での質疑を通じて主体性や社会的責任感も評価しています。
*国際バカロレア選抜
国際バカロレア認定校で学び,国際バカロレア資格(IB フルディプロマ)を取得した者を対象としています。創造工学部の講義内容を理解できる日本語能力,および,数学や理科の基礎学力が必要なことから,これらの科目を出願資格の履修科目として指定しており,書類審査によって知識や思考力を評価しています。
○編入学
*第3年次編入学試験
主に高等専門学校又は短期大学の卒業者(卒業見込みを含む。)を対象に,面接及び基礎学力に関する筆記試験を課す「一般選抜」と,高等専門学校卒業見込み者を対象に,工学技術者となる意欲や資質を問う面接(専門分野の知識についての口頭試問を含む。)を課す「推薦選抜」を実施します。
入学者数
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
---|---|---|
342人 | 339人 | 342人 |
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
実施している入試方法
○ | 一般 |
---|---|
○ | 総合型(旧区分名:AO) |
○ | 学校推薦型(旧区分名:推薦) |
帰国生徒 | |
社会人 | |
附属校 | |
○ | 編入学 |
その他 ※ | |
○ | 留学生 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
障害のある入学志願者に対する合理的配慮
○ | 1.5 倍または1.3 倍の時間延長 |
---|---|
点字での受験、文字サイズ1.4 倍、紙面2 倍に拡大した問題用紙、拡大鏡等の使用 | |
回答方式(チェック解答、文字解答、代筆) | |
意思伝達装置やパソコンを使用した意思表出 | |
手話通訳者、介助者の配置 | |
リスニングの免除、またはリスニング音声聴取を制御する許可 | |
○ | 試験室の場所(トイレやエレベータとの距離関係) |
○ | 杖や補聴器、車いす、特製机の使用など |
障害のある入学志願者に対するその他の合理的配慮
その都度検討します。
入学者の構成(男女別)
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |||
---|---|---|---|---|---|
男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
255人 | 87人 | 233人 | 106人 | 245人 | 97人 |
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(出身高校所在地別)
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |||
---|---|---|---|---|---|
都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 |
岡山県 | 80人 | 香川県 | 95人 | 岡山県 | 92人 |
香川県 | 78人 | 岡山県 | 88人 | 香川県 | 85人 |
兵庫県 | 33人 | 兵庫県 | 26人 | 兵庫県 | 30人 |
愛媛県 | 27人 | 広島県 | 17人 | 愛媛県 | 27人 |
広島県 | 19人 | 愛媛県 | 15人 | 広島県 | 20人 |
徳島県 | 17人 | 高知県 | 14人 | 徳島県 | 14人 |
大阪府 | 15人 | 徳島県 | 10人 | 大阪府 | 13人 |
静岡県 | 11人 | 大阪府 | 9人 | 静岡県 | 6人 |
京都府 | 7人 | 京都府 | 6人 | 京都府 | 6人 |
高知県 | 6人 | 東京都 | 5人 | 鳥取県 | 6人 |
愛知県 | 5人 | 島根県 | 5人 | 愛知県 | 5人 |
三重県 | 4人 | 沖縄県 | 5人 | 北海道 | 4人 |
鳥取県 | 4人 | 鳥取県 | 4人 | 高知県 | 4人 |
福岡県 | 4人 | 神奈川県 | 3人 | 和歌山県 | 3人 |
和歌山県 | 3人 | 福井県 | 3人 | 島根県 | 3人 |
島根県 | 3人 | 静岡県 | 3人 | 三重県 | 2人 |
その他 | 3人 | 愛知県 | 3人 | 滋賀県 | 2人 |
千葉県 | 2人 | 長崎県 | 3人 | 山口県 | 2人 |
東京都 | 2人 | 北海道 | 2人 | 福岡県 | 2人 |
石川県 | 2人 | 岐阜県 | 2人 | 長崎県 | 2人 |
長野県 | 2人 | 三重県 | 2人 | 鹿児島県 | 2人 |
大分県 | 2人 | 和歌山県 | 2人 | 栃木県 | 1人 |
沖縄県 | 2人 | 山口県 | 2人 | 東京都 | 1人 |
北海道 | 1人 | 福岡県 | 2人 | 神奈川県 | 1人 |
岩手県 | 1人 | 宮崎県 | 2人 | 新潟県 | 1人 |
福島県 | 1人 | その他 | 2人 | 福井県 | 1人 |
富山県 | 1人 | 茨城県 | 1人 | 山梨県 | 1人 |
福井県 | 1人 | 群馬県 | 1人 | 岐阜県 | 1人 |
岐阜県 | 1人 | 埼玉県 | 1人 | 奈良県 | 1人 |
滋賀県 | 1人 | 長野県 | 1人 | 佐賀県 | 1人 |
奈良県 | 1人 | 滋賀県 | 1人 | 大分県 | 1人 |
山口県 | 1人 | 奈良県 | 1人 | 宮崎県 | 1人 |
長崎県 | 1人 | 佐賀県 | 1人 | 沖縄県 | 1人 |
宮崎県 | 1人 | 熊本県 | 1人 | 青森県 | 0人 |
青森県 | 0人 | 大分県 | 1人 | 岩手県 | 0人 |
宮城県 | 0人 | 青森県 | 0人 | 宮城県 | 0人 |
秋田県 | 0人 | 岩手県 | 0人 | 秋田県 | 0人 |
山形県 | 0人 | 宮城県 | 0人 | 山形県 | 0人 |
茨城県 | 0人 | 秋田県 | 0人 | 福島県 | 0人 |
栃木県 | 0人 | 山形県 | 0人 | 茨城県 | 0人 |
群馬県 | 0人 | 福島県 | 0人 | 群馬県 | 0人 |
埼玉県 | 0人 | 栃木県 | 0人 | 埼玉県 | 0人 |
神奈川県 | 0人 | 千葉県 | 0人 | 千葉県 | 0人 |
新潟県 | 0人 | 新潟県 | 0人 | 富山県 | 0人 |
山梨県 | 0人 | 富山県 | 0人 | 石川県 | 0人 |
佐賀県 | 0人 | 石川県 | 0人 | 長野県 | 0人 |
熊本県 | 0人 | 山梨県 | 0人 | 熊本県 | 0人 |
鹿児島県 | 0人 | 鹿児島県 | 0人 | その他 | 0人 |
※その他は外国の学校卒、高卒認定等
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(入試方法別)
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
---|---|---|---|
入学者数 | 入学者数 | 入学者数 | |
一般 | 242人 | 239人 | 241人 |
総合型 (旧区分名:AO) | 49人 | 51人 | 52人 |
学校推薦型 (旧区分名:推薦) | 48人 | 48人 | 49人 |
帰国生徒 | 0人 | 0人 | 0人 |
社会人 | 0人 | 0人 | 0人 |
附属校 | 0人 | 0人 | 0人 |
編入学 | 20人 | 18人 | 21人 |
その他 ※ | 0人 | 0人 | 0人 |
留学生 | 3人 | 1人 | 0人 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
数値の説明(増減理由等) | |
---|---|
一般 | |
総合型 (旧区分名:AO) | |
学校推薦型 (旧区分名:推薦) | |
帰国生徒 | |
社会人 | |
附属校 | |
編入学 | |
その他 ※ | |
留学生 |