学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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生産システム科学専攻 | 2年 | 修士(工学) |
ヘルスケアシステム科学専攻 | 2年 | 修士(保健学) |
グローカル文化学専攻 | 2年 | 修士(国際文化学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
【サステイナブルシステム科学研究科】
本研究科のカリキュラム・ポリシーを以下のとおり設定する。
◯履修計画及び研究課題の策定にあたり、オリエンテーション・ガイダンスでは、サステイナブルシステム科学の意義と目的を共有し、専攻を超えたコミュニケーションや交流のきっかけを与える。
◯研究の発展の基盤となる専門共通・応用科目を配置し、共通リテラシーの修得と持続可能性への多様な視点の涵養を促すとともに、課題選択の可能性を広め独創的な展開に資する基礎を形成させる。
◯専門分野に特化した専攻専門科目と他専攻が開講する分野横断的専攻専門科目の履修を通じて、専門分野の特長を際立たせるとともに、他の専門分野との対比・融合を促す。
◯ケーススタディ、フィールドワーク、インターンシップなどのアプローチを修了研究に含め、学生が個々の課題に創造力をもって実践的かつ総合的に取り組むことによって、研究力さらには社会実装へのポテンシャルを涵養する。
◯他専攻教員も含む複数教員による指導体制を構築し、学生と指導教員が地域課題とグローバル社会の課題を相互共有し、分野横断的なアプローチも含む独創的かつ高度な探求の素地を形成させる。
【生産システム科学専攻】
以下のとおり設定し、専門共通科目・応用科目、専攻専門科目、修了研究を配置する。
◯ 持続的エネルギーシステムに関する課題を抽出できる能力を修得する。
◯ 持続的生産システムのための数値・最適化手法、AI、ICTを活用できる能力を修得する。
◯ 地域産業の持続的発展のための先端材料・加工学やセンシング技術の社会実装力を修得する。
◯ 持続可能社会の実現に資する、専門分野を超えて協働できる幅広い視野・識見と創意性を修得する。
成績評価は、各科目の到達目標に基づいて、厳格に行う。各科目の学修成果は、定期試験、中間試験、レポート、発表等で評価することとし、その評価方法の詳細については、授業内容の詳細とあわせてシラバスに記載する。
【ヘルスケアシステム科学専攻】
以下のとおり設定し、専門共通科目・応用科目、専攻専門科目、修了研究を配置する。
◯ 過疎化、高度産業化などの社会要因や超高齢化などの生命要因に起因する医療・保健・福祉に関する課題を抽出し、解決への道筋を探る能力を修得する。
◯ 病院から在宅まで多様化する医療現場で求められるコミュニケーション能力や共鳴力を涵養し、全人的医療の基礎となる生命・医療倫理に関する知識と考え方を修得する。
◯ 未来の包括的体系的ヘルスケアの構築に求められる健康・医療データ・情報の活用法、医療技術・機器の知識とそれらを改良・開発するための能力を修得する。
◯ 持続可能社会の実現に資する、専門分野を超えて協働できる幅広い視野・識見と創意性を修得する。
成績評価は、各科目の到達目標に基づいて、厳格に行う。各科目の学修成果は、定期試験、中間試験、レポート、発表等で評価することとし、その評価方法の詳細については、授業内容の詳細とあわせてシラバスに記載する。
【グローカル文化学専攻】
以下のとおり設定し、専門共通科目・応用科目、専攻専門科目、修了研究を配置する。
◯ 南加賀および北陸と国際社会に関する諸課題を発見し、解決に必要な能力と技術を備え、自国の文化に誇りを持ち、地域社会の文化的多様性を探求する力を修得する。
◯ 実地経験にもとづく的確な国際認識と多文化理解を身につけ、持続可能な社会の発展のための行動力を修得する。
◯ 持続的可能性を視点に新しい文明価値の創出につながる地域的・地球的課題解決のための研究力を修得する。
◯ 持続可能社会の実現に資する、専門分野を超えて協働できる幅広い視野・識見と創意性を修得する。
成績評価は、各科目の到達目標に基づいて、厳格に行う。各科目の学修成果は、定期試験、中間試験、レポート、発表等で評価することとし、その評価方法の詳細については、授業内容の詳細とあわせてシラバスに記載する。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
本学のウェブサイトからご確認ください。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
【サステイナブルシステム科学研究科】
地域・世界の持続可能性に資する高度な専門知識と技能を修得したと評価され、主たる学問分野における特定の課題に関する研究成果を纏めた修士論文が審査に合格した学生に修士の学位を授与します。
◯ 専門共通・応用科目を通じて共通リテラシーを修得するとともにサステイナビリティへの意識を深め、専門分野においてそれらの学識とスキルを的確適正に駆使することができると評価できる。
◯ 持続性に関係すると考えられる地域・世界の課題を客観的な視点をもって探索し、解決へ向けた具体的な道筋を策定する能力を身につけたと評価される。
◯ 他専攻が開講する分野横断的専攻専門科目の履修を通じて、自専攻に限定されない視野と識見を備え、他分野とも協働していく積極的な探求姿勢を有すると評価できる。
【生産システム科学専攻】
機械工学の範疇である、サステイナブルなエネルギーと材料および製品の設計開発と生産工程全般に関する学識と技術力、それらの分野へのICT技術の応用、持続可能な社会を積極的に創出しうる能力を身に付けたと評価され、生産システムに関する特定の課題に関する研究成果を纏めた修士論文が審査に合格した学生に修士(工学)の学位を授与する。
◯ 機械工学とICT技術の融合により、持続的なものづくりを実現するための様々な課題を解決する学識と能力を備えていると評価できる。
◯ 地域ものづくり産業が抱える固有の課題を発見し、その解決のために十分な能力と技術を備えたと評価できる。
◯ 持続可能な社会の実現に向けて、自専攻を超えた学びを行い、他分野とも協働していく幅広い探求心を備えていると評価できる。
【ヘルスケアシステム科学専攻】
地域の健康と福祉の向上に資する学識、および、持続可能な社会の創出に貢献しうる能力を身に付けたと評価され、ヘルスケアの特定の課題に関する研究成果を纏めた修士論文が審査に合格した学生に修士(保健学)の学位を授与する。
◯ 地域および国際社会の保健・医療・福祉の向上に貢献できる専門的知識と人間力を備えていると評価できる。
◯ 地域と人々の健康の維持と回復に係る課題の発見と解決に貢献できる能力を身に付けたと評価できる。
◯ 持続可能な社会の実現に向けて、自専攻を超えた学びを行い、他分野とも協働していく幅広い探求心を備えていると評価できる。
【グローカル文化学専攻】
有形無形の地域資源と観光および異文化理解に関する学識、および、持続可能な社会を積極的に創出しうる能力を身に付けたと評価され、特定の国際・地域課題に関する研究成果を纏めた修士論文が審査に合格した学生に修士(国際文化学)の学位を授与する。
◯ 南加賀および北陸地域とアジア・太平洋・中東・旧ソ連など世界の自然・文化・歴史・民族・経済などに関する課題を発見し、解決に必要な能力と技術を備え、自国の文化に誇りを持ち、国際社会とその文化的多様性を探求する力を備えたと評価できる。
◯ サステイナビリティへの理解を深め、言語文化学、観光学、政治経済学といった専門分野においてそれらの学識を駆使することができると評価できる。
◯ 持続可能な社会の実現に向けて、自専攻を超えた学びを行い、他分野とも協働していく幅広い探求心を備えていると評価できる。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 不可 | |
編入学 | 不可 |
(2024年5月1日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
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言語学 英米語 中国語 文化学 観光学 機械工学・自動車工学 電気・電子・通信工学 システム・制御工学 情報工学・コンピューター 医用工学・生体工学 看護 臨床工学 国際関係学・国際協力 国際文化学・国際地域研究 地域社会学 |
専攻分野に関する説明