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システム情報科学部

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
情報アーキテクチャ学科 4年 学士(システム情報科学)
複雑系知能学科 4年 学士(システム情報科学)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

ディプロマ・ポリシーが掲げた「システム情報科学に関する高い専門能力」「研究的態度を支える問題探究力・構想力」「共創のための情報表現能力・チームワーク力」「自律的に学び続けるためのメタ学習力」「専門家として持つべき人間性」を養うには,1年次から4年次にかけて段階的に,かつ各科目群に特化したそれぞれの文脈の中で学び続けることが重要です。
1年次から2年次における学部共通専門科目群,コミュニケーション科目群,教養基礎科目群では,「研究的態度を支える問題探究力・構想力」「共創のための情報表現能力・チームワーク力」「自律的に学び続けるためのメタ学習力」「専門家として持つべき人間性」の重要性を知り,1年次・2年次のレベルにあった学習目標・学習内容においてこれらを学習します。これにより,2年次以降の各コースで専門的に学ぶために必要となる基礎的な知識やスキルを身につけます。
2年次以降は,各コースの専門科目群において「システム情報科学に関する高い専門能力」を身につけるとともに,システム情報科学実習(プロジェクト学習)や卒業研究などの実践の場で「研究的態度を支える問題探究力・構想力」「自律的に学び続けるためのメタ学習力」「専門家として持つべき人間性」を深めていきます。
各科目群のカリキュラムは,以下の方針のもと編成し実施します。実施にあたっては、各科目の目標にあわせて講義、演習・実習、討論、フィールドワーク等を組み合わせることにより、学生の主体的な学びを促進させます。各科目の目標に対する到達状況を評価し、合格したものには所定の単位を与えます。

○教養基礎科目群(1~4年次)
教養基礎科目群では、人間の形成、社会への参加、科学技術と環境の理解、健康の保持を目的とする。そのために、社会の一員であることの自覚を促し、物事を理解し推測し判断するための基礎となる幅広い教養と、将来の自律的諸活動への導きとなる知識を身につける。

○コミュニケーション科目群(1~2年次)
コミュニケーション科目群では、科学・工学・デザインという文脈における、多様なモダリティとリテラシーを駆使したコミュニケーション能力を育成することを目的とする。そのために、情報科学やグローバルな事象、さらに学生にとって身近な問題をテーマにし、協同・学問横断的アプローチによりコミュニケーション活動を実践していく。教員による働きかけや学生自身の学び、メタ的な視点による学びが相乗的に作用し合う環境を設け、多様なメディアを使った創造的なコミュニケーション活動を行えるようにする。学生は互いに支え合う学習コミュニティを構築しながら、主体的にアカデミックスキルと専門的態度を身につける。

○学部共通専門科目群
学部共通専門科目群では、各コースで専門的に学ぶために必要となる基礎的な能力、すなわち計算論的思考、数理思考、日本語による読解力・作文力、英語の語彙力・読解力・作文力を身につける。また、3年次のシステム情報科学実習(プロジェクト学習)においては、チームで地域や社会の中から課題を発見し、解決策を考え実施していく力を身につける。4年次の卒業研究では、全学生が研究室に配属され、担当教員の指導のもと、それぞれのコースの専門性にふさわしい手段をもちいて各自の研究課題に取り組み、卒業論文の執筆および口頭発表を行う。

○情報システムコース専門科目群(2~4年次)
情報システムコースでは、安心・安全・快適な情報社会を実現するためのネットワーク、セキュリティ、データベース、ソフトウェアなどの基礎技術と応用技術を学ぶ。
卒業研究では、安心・安全・快適な情報社会を支援する観点から、価値ある情報システムの創造、効率性と信頼性を考慮した情報システムの実現、多様で大規模な情報の生成と分析に関する具体的な課題に取り組み、その結果の評価を通じて、新しい方法論や、学問領域を切り拓く能力を育む。

○高度ICTコース専門科目群(3~4年次)
高度ICTコースでは、安心・安全・快適な情報社会を実現するためのネットワーク、セキュリティ、データベース、ソフトウェアなどの基礎技術を講義を通して学び、産学官の連携による実践的なシステム開発演習を通して開発技術やマネジメント力、コミュニケーション力を養う。
卒業研究または卒業開発では、社会の問題を発見し、ICTで解決する観点から、価値ある情報システムの創造、高品質な情報システムの実現と運用、チーム開発とプロジェクトマネジメントに関する具体的な課題に取り組み、その結果の評価を通じて、新しい方法論や、学問領域を切り拓く能力を育む。

○情報デザインコース専門科目群(2~4年次)
情報デザインコースでは、情報学と認知科学に基づいて、デザインプロセス(分析・課題発見・試行錯誤・提案・評価)を繰り返し経験することで、様々な課題に取り組む知識と方法、態度を身につける。
卒業研究では、デザイン、情報学、認知科学における技能と知識を背景とし、サービス創造と価値創造、インフォグラフィックスを駆使したこと作り・もの作り、人間中心のデザインに資する研究領域に関する具体的な課題に取り組み、その結果の評価を通じて、新しい方法論や、学問領域を切り拓く能力を育む。

○複雑系コース専門科目群(2~4年次)
複雑系コースでは、自然や社会の法則性に広く関心を持ち、複雑系の観点からそれらを数理的にモデル化し、分析・適用する能力を身につける。そのために、複雑系の理解や数理モデル化において必要となる論理的思考力と分析手法に必要となる情報処理の基礎を習得する。さらに、情報系科目・数物系科目・複雑系科目の3つのカテゴリーからなる科目群を学び、多様な複雑系への理解を深め、数理モデル化、分析手法の基礎を習得する。
卒業研究では、複雑系の観点から、法則性の解明、数理モデル化、実世界への適用に関する具体的な課題に取り組み、その結果の評価を通じて、新しい方法論や、学問領域を切り拓く能力を育む。

○知能システムコース専門科目群(2~4年次)
知能システムコースでは、知能の解明やモデル化において必要となる論理的思考力と知能システムの実装に必要となる情報処理の基礎を身につけ、環境、認知、言語、メディア、身体などの知能に関する多様な課題に目を開き、認知科学、人工知能、知能メカトロニクス技術とともに知能システムを実世界に実装し評価する能力を身につける。
卒業研究では、知能に関する課題および人と人工物の新たな関係性を構成論的な手法で追究する観点から、人の知的能力や機能の解明、数理モデル化、実世界への実装に関する具体的な課題に取り組み、その結果の評価を通じて、新しい方法論や、学問領域を切り拓く能力を育む。

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

公立はこだて未来大学の使命は、人間と科学が調和した社会のために、卓越した学びの共同体として、分野を越えた協働を通じて社会を支える多様な情報システムの革新的発展を先導するとともに、広く柔軟な視野を備え、地域と世界のために未来社会を創出する力を備えた人材を輩出することです。
この使命のもと、以下の5つの観点において、所定の成績を修めた学生に学士の学位を授与します。

○システム情報科学に関する高い専門能力
・複雑な対象を抽象化、体系化、モデル化する能力を持ち、社会で役立てることができる。
・分野横断的な探求力・構想力を持ち、実世界に実装する構成的手法に則り、新たな情報システムを創り出すことによって社会をデザインできる。

○研究的態度を支える問題探究力・構想力
・オープンスペース・オープンマインドの精神のもと、さまざまな問題に積極的に対峙し、研究的態度をもってその要因と解決策を探究できる。
・身につけた専門能力を地域や社会の問題解決に適応させるとともに、新しい方法論や学問領域を切り拓くことを目指し、来るべき情報社会の構想に貢献できる。

○共創のための情報表現能力・チームワーク力
・文化や立場の異なる他者に対して敬愛の念を持ち、科学技術に関するコミュニケーションに基づく信頼関係を築き、情報を的確に表現し、対話し、学び合い、批評し合うことにより、共創的活動ができる。
・チームを構成する一員としてリーダーシップを発揮し協働した経験を、市民として社会共同体の中で発揮することができる。

○自律的に学び続けるためのメタ学習力
・大人の学び手として、広い視野をもって自分自身の学びを自己決定できる。
・目標を立てて、知識や技能を生涯にわたり積極的に学び続けることができる。

○専門家として持つべき人間性
・好奇心・探究心にあふれ、科学的な態度で物事に取り組むことができる。
・高い倫理観を保ち、最善の道を探りながら、誠実に使命を遂行することができる。

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部
編入学

転学部・編入学情報補足

専攻分野

専攻分野
数学・情報科学・統計学
情報工学・コンピューター

専攻分野に関する説明