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文化科学研究科(博士課程(後期))国際日本研究専攻

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
国際日本研究専攻 3年 博士(学術)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 本専攻は博士後期課程であり、学生は研究者としての前提的な素養は身につけたものとして、自らが主体的に計画を立てて研究に打ち込むことを求められます。他方で、自分の専門に閉じこもるだけではなく、国際的学際的な視野を育成することを重視しています。そのために、本専攻の専門を異にする多彩なスタッフによる講義・演習を必修としています。博士論文の作成指導についても、指導教員による個別指導とともに、副指導教員をはじめとする複数指導体制を設けています。学習成果は、学生が追究する個々の研究テーマに即しながら、専門分野と周辺領域にわたる知識と幅広い総合的な視野のもとに国際的かつ学際的な研究を展開できる能力の修得という観点から評価します。

・ 日本研究基礎論:本専攻の多彩な専門および国籍の教員によるリレー式講義であり、これを通じて人文社会科学の様々な分野の最先端の知識と方法を得るよう導く。

・ 学際研究論:学生による研究の中間報告の場であり、複数の教員の前で自分の現時点での研究成果を披露し、主任指導教員以外の他分野の教員から批評を受けることで、学際的な論文作成の能力を培うとともに、国際的かつ学際的な学会などの場での口頭発表および質疑応答の能力を身につける演習を行う。

・ 論文作成指導:主任指導教員から定期的に個別指導を受け、研究の進捗状況を確認してもらうと同時に、論文完成のために必要な講義・演習・実習をプログラムしてもらう。必要に応じて、他の関係教員からも個別的な指導を受け、学際的研究の深化を図る。

・ シンポジウム等運営実習:選択科目であり、基盤機関である国際日本文化研究センターが実施するシンポジウム・セミナー・共同研究会・講演会等に参加し、その運営方法を実習して、将来、国際的な学術会議を組織運営できるための技術と能力を養う。また、これらのシンポジウム等における討論への積極的な参加を通じて、国際的な研究者コミュニティーへの参画と学際的なネットワークの構築を促す。

教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 本専攻修了にあたっては、下記の基準に到達していることが求められます。

(1) 日本の文化や社会に対して、国際的な比較や連関を視野に収めた総合的な思考法を身につけていること。

(2) 人文社会科学に関する深い学識を備え、学界で共有されている専門的な知識を把握し吸収したうえで、従来の考え方を乗り越えていく自由な着想と観点を示し、学界に寄与できる新たな知見を説得的に展開できること。

(3) 研究者の社会的責任を自覚し、日本社会を取りまく広範な文化的・社会的問題に対する深い関心にもとづき、その解決のために専門知識を総合した明確なビジョンを提示できること。

(4) 自分の専門にとどまらず、人文社会科学の高度な社会的ミッションと研究者としての倫理性を絶えず自省しつつ、人文社会科学全般にわたる幅広い知識と教養の修得に努め、自らの研究成果を広く国際的に発信することのできる十分な国際的かつ学際的な能力を有していること。

 以上をまとめるに、人類文明や世界秩序のなかでの日本の意義と位置ということを常に意識し、多角的かつ新しい観点から日本という時空間で成立した文化現象を考察し、その成果を日本および国際社会に広く還元していく研究者となることが、本専攻の教育が目指すところです。

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部0円
編入学312,000円

転学部・編入学情報補足

上記費用負担内訳(入学料282,000円、検定料30,000円)

専攻分野

専攻分野に関する説明