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医学系研究科(博士課程(一貫))

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
医学専攻 4年 博士(医学)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

<教育課程の編成と教育内容>
 医学専攻では、ディプロマ・ポリシーに掲げた教育目的を達成するため、従来からの講座制のうえに、基礎医学-臨床医学の融合を重視して構築した 4 つの領域を設けています。この領域制のもとで、高度かつ多彩な学際領域研究と基礎研究から臨床の現場へと還元するトランスレーショナルリサーチを推進し、『患者から学び、患者に還元する教育・研究・医療』の文字通りの実践を目指します。この領域制では、学生が自分の希望や必要性によって多数の教員から充実した指導を受けることが可能になるシステムとなっています。
 カリキュラムはまず、専攻共通科目(基礎研究方法論、大学院フォーラム)と発展科目(講義、演習、実習)とに分けられ、特に専攻共通科目のうちオムニバス講義形式の「基礎研究方法論」は初年次に履修することが推奨されます。発展科目は講義、演習、実習に分けられ、主指導教員の講座に所属して受講します。この過程で、多彩な領域から選んだ副指導教員からも指導を受けることができます。主指導教員は専門的な知識の教育や研究指導を担当し、副指導教員は境界領域や学際領域の先端的な指導を行います。
 がんに特化した教育課程として、「臨床腫瘍学教育課程」を 2008 年度より新たに設け、教育・研究を開始している。中国四国の大学が共同して形成したコンソーシアムにより、社会人大学院生向けに e-learning 教材を用意している他、単一大学内では受講が難しい多職種の合同授業も開講しています。

<教育方法>
 専攻共通科目では、オムニバス講義による入門的・基礎的な授業である「基礎研究方法論」(研究者倫理教育を含む)の他、遺伝子組み換え実験や実験動物の取り扱い・RIの取り扱いなどの実践的な実習も開講しており、学生のニーズに応じて選択することができます。選択実習の履修後に新たに選択実習の担当教員を副指導教員として選ぶことも可能です。また、科目等履修生の制度を活用して、学部学生のうちに専攻共通科目の単位を取得することも可能となっています(愛媛大学医学部医学科 3~6 年の学生の場合には、科目等履修生にかかる学費は免除される。但し、科目等履修生になるためには一定の条件を満たす必要がある)。
 ディプロマ・ポリシーに掲げた深い知識と広い学識の修得のため、主指導教員は当該分野の専門的な知識の教育や研究指導を担当し、副指導教員は、境界領域や学際領域の先端的な指導を行います。また、選択実習という実習教育を通じて、若手教員から先端的な研究手法を学べるシステムも整備しています。これらにより専門領域の研究遂行能力を高めると同時に、専攻共通科目を通じて、関連した広い領域の知識・技術も身につけることが可能です。
 ディプロマ・ポリシーに掲げた発表や討議のスキルの向上のため、3年次の全ての大学院生に対して研究内容の中間発表を必須としています。これにより、主及び副指導教員以外の教員らからも中間評価を受けることができ、またスライドを英語で作成することで海外での学会発表への準備ともなっています。海外での学会発表のためには、英文校正への資金助成や、愛媛大学学生海外派遣(国際学会参加)事業に応募することもできます。

<成績評価>
 専攻共通科目(基礎研究方法論、大学院フォーラム)では、出席した授業ごとに小レポートを提出し、小レポートの採点結果の合計で成績を評価します。発展科目(講義、演習、実習)では、それぞれ定められた学習内容や研究活動を、主及び副指導教員が評価・採点し、採点結果の合計で成績を評価します。博士課程の大学院生が日々行なっている学習や研究が評価されるように工夫されており、講義では研究室単位で開催される勉強会やセミナーなど、演習では学会や中間審査会などでの発表とそれに対する指導、実習では実験や調査などの研究活動が、それぞれ評価対象となります。

<カリキュラムの評価>
 カリキュラム改善のため、学位論文の内容、リサーチ・ルーブリックなどによる学生の自己評価、学生や修了予定者からの意見聴取、就職先の医療機関等へのアンケートやヒアリング調査、などの分析を実施し、到達目標の達成状況や学位の学術的水準について検証します。

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

<教育理念と教育目的>
 愛媛大学医学系研究科の創設以来の基本理念は『患者から学び、患者に還元する教育・研究・医療』です。ここには、「医療人は生涯にわたって病める人の身になって病苦と取り組み、人々の健康と福祉に貢献する」という精神が含まれています。
 医学専攻では、この開設の基本理念に沿って、幾多の独創性に富む先進的研究を推進するとともに、他機関との共同研究や学際的研究も活発に行い、地域における医学・医療分野の研究・教育拠点として重要な役割を担っています。愛媛大学大学院医学系研究科規則(第3条)では、医学専攻の教育目的や育成したい人材像を、次のように定めています: 「医学専攻においては、医学・医療分野での幅広い専門的知識を備え、創造的研究が遂行できる研究者や、優れた研究能力と高度の専門的知識を備えた臨床医を育成する。また,研究成果を世界に向けて発信するとともに、地域における医学・医療の発展に貢献することを目的とする。」

<育成する人材像>
 医学専攻では、幅広い専門的知識・技術を備え医学・生命科学およびその学際領域で創造的研究が遂行できる研究者や、優れた臨床能力と研究能力を兼ね備え地域の医療水準の向上に貢献できるアカデミックドクターを養成します。

<学習の到達目標>
1.知識・理解
1-1)専攻した医学・生命科学の領域に関して、深い専門的知識を有している。
1-2)医学・医療と生命科学や環境科学との融合領域・学際領域の広い学識を有している。
2.思考・判断
2-1)自らの研究歴あるいは臨床経験に基づいて、一定期間に完遂可能な、新たな研究テーマを設定することができる。
2-2)自らの研究テーマに基づいて、実験や調査の具体的かつ現実的な計画を立案することができる。
3.興味・関心
3-1)自らの研究の成果を、医学・生命科学のグローバルな展開あるいは地域医療の持続的な発展に生かそうとする積極性を有している。
4.態度
4-1)実験室や調査フィールドあるいは臨床の場における実践的な経験に基づいた、医学者としての研究者倫理を有している。
4-2)自立した医学研究者として、学会での発表者および論文の著者としての責任感を有している。
5.技能・表現
5-1)自らの研究成果を客観的に分析し、目的と背景・研究方法・結果・考察、さらに今後の発展の可能性について口頭で発表し討議することができる。
5-2)自らの研究成果について、国際的に通用する論文の形態で発表することができる。

<修了認定・学位授与>(愛媛大学大学院学則第 46 条)
 医学系研究科の定める教育課程を修め、規定された期間以上在学し、厳格な成績評価に基づき所定の単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上学位論文を提出して、規定された審査委員会による審査及び最終試験に合格し、修了要件を満たした学生に対して、修了を認定し博士(医学)の学位を授与します。なお、通常の在籍期間は4年ですが、3年以上在学し優れた研究業績をあげた場合は、早期修了制度が適用されることがあります。

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部
編入学

転学部・編入学情報補足

専攻分野

専攻分野
医学・医師養成課程

専攻分野に関する説明