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地域レジリエンス学環(修士課程)

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
地域レジリエンス学環 2年 修士(学術)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

地域レジリエンス学環では、ディプロマ・ポリシーに掲げた教育目標を達成するため、以下のカリキュラム・ポリシーを設定します。
① 工学、理学、農学、経済学、文学を中心としたレジリエンスに関する分野横断的な専門知識を修得させるため、関連科目を体系的に学修できる教育課程を展開する。
② ICT やデータを地域社会の課題に利活用する能力を涵養するため、データサイエンス、AI の応用事例を幅広く学修する科目を提供する。
③ ステークホルダーや他分野・多職種の人材と共に、地域の課題を解決するための協働力および実践力を涵養するため、地域を実践フィールドとする PBL(プロジェクトベースドラーニング)を提供する。

<教育課程の編成と教育内容>
地域レジリエンス学環では、ディプロマ・ポリシーに掲げた教育目標を達成するため、「基盤科目」「専門科目」「実践科目」「特別研究科目」の4つの科目群を構成し、地域をフィールドとしたレジリエント社会の構築について実践的かつ分野横断的な教育プログラムを展開します。
基 盤 科 目
1年次前学期の履修を推奨しており、「地域レジリエンス学環」における学修の概略や「実践科目」を通してレジリエントな地域社会を実現するための基盤的スキルを学修します。
専 門 科 目
1年次前学期~2年次前学期にかけて段階的に履修することを推奨し、特に本学環が養成する人材の核となる「ICT・データ利活用」「防災・減災」及び「地域マネジメント」等に係る主要科目のほか、学生の専門性や意欲に応じた地域理解、ICT・データ利活用、レジリエンス向上のための分野横断的な専門学識を深化します。
実 践 科 目
レジリエンスに関わる地域課題の解決を実践的に学修する科目であり、1年次前学期~2年次前学期にかけて段階的に履修することを推奨します。プロジェクト形式の実習における「分野横断指導チーム」の複眼的・俯瞰的指導を通じ、地域をフィールドにした協働力、実践力を涵養します。また、愛媛大学が設置している県内3地域(西条、南予、中予)の地域協働センターが窓口となり、地域の行政、団体、民間企業、住民(自治会)等のステークホルダーと学⽣を結び付け、地域ニーズに即した課題設定と協働による課題解決を実現させます。
特別研究科目
1年次前学期~2年次後学期にかけて段階的に履修し、主指導教員と副指導教員の指導のもとに、研究計画書の作成、研究計画に基づいたデータ収集・分析、研究論文の執筆・発表について学修します。また、自身が設定する研究に必要な理論、倫理的配慮について学びます。

<教育方法>
 ディプロマ・ポリシーに掲げた工学、理学、農学、経済学、文学を中心としたレジリエンスに関する分野横断的な専門知識と能力の修得のため、基盤科目群では、多くの科目をオムニバスで行い、各研究科に所属する教員からの講義や実験・実習を通じて、基盤的スキルを学修するほか、実践科目群では、全ての研究科から1名以上の教員で構成される「分野横断指導チーム」により、学生が取り組む地域プロジェクト課題に対して、また、特別研究科目群では、主・副指導教員による研究課題の設定、研究テーマに関わる既往研究の検討・分析、適切な研究方法の選択、研究計画書の作成、研究計画に基づいたデータ収集・分析、研究論文の執筆・発表に対して、多分野にまたがる複眼的・俯瞰的な指導を行います。
ディプロマ・ポリシーに掲げた ICT やデータを利活用して、地域社会における課題の発見や分析、新しい付加価値やサービスの創出、生産性の向上のために貢献することができる能力を講義形式の専門科目群により修得します。また、それぞれの専門性や研究課題、達成目標に応じた知識・技能を深化させるために、専門科目群に多く設置している選択科目より選択して学修します。
 ディプロマ・ポリシーに掲げたステークホルダーと良好な関係を構築し、他分野・多職種の人材と協働しながら、地域のレジリエンス向上のための課題解決に向けた取組を実践する能力の修得のため、実習科目群で、地域の資源や魅力を発掘し、そのポテンシャルも探りながら地域課題を現地にて直接かつ具体的に学びます。また、地域課題の解決や地域活性化、産業活性化に共創的に取り組んでいる地方自治体、NPO、民間企業での実務体験を通して、課題解決のために必要な協調性、実践力のほか、知識・技術、協働力、思考力を高めます。これらによりステークホルダーとともにレジリエンスに関する地域課題の解決に取り組み、社会とのエンゲージメントの重要性を理解するとともに、社会への発信、社会実装への方法を修得します。
 なお、科目によっては、社会人学生の学習時間の確保、地域のステークホルダーとの連携等を考慮し、授業時間外の学修またはeラーニングなど時間外学習を支援するツールを使用して行います。

<成績評価>
すべての授業において、客観的な評価基準に基づき、筆記試験、レポート、口述などにより厳格な成績評価を実施します。

<カリキュラムの評価>
学位論文及びリサーチペーパーや審査会の内容・学生や修了予定者に対するアンケートなどの調査を分析し、学修到達目標の達成状況や学位の学術的な水準について検証します。

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

本学環では、1人の学生に対し、主指導教員と副指導教員を配置します。主指導教員と副指導教員は異なる研究科の教員の組み合わせとなるようにし、主指導教員と副指導教員の両者が履修指導及び専門的な研究指導を⾏います。
主指導教員と副指導教員は、本学環の主たる分野(工学、理学、農学、経済学、文学(心理学))の学位を授与している理工学研究科、人文社会科学研究科、農学研究科、教育学研究科の教員の中から、学生の研究テーマに応じて決定します。このうち副指導教員については、主指導教員が所属する研究科と異なる研究科に所属の本学環の専任教員が担当します。
さらに、主指導教員・副指導教員に加えて、全ての研究科から1人以上の教員で構成される「分野横断指導チーム」を設け、定期的に開催する「地域レジリエンスセミナー」において、学生の研究テーマに対する複眼的・俯瞰的な集団指導を行います。

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

<教育理念と教育目的>
地域レジリエンス学環では、自然災害や少子高齢化等の急激な社会情勢の変化に対し、それを吸収しつつ、限界線を越えない範囲で、多様な集団間の相互作用により地域社会を存続させる力の向上「地域レジリエンス向上」に貢献できる能力の育成を教育研究目的としています。

<育成する人材像>
ICT・データ利活用及びレジリエンス向上の素養と能力を身につけ、少子高齢化が進む地域社会において持続可能な地域づくりに貢献できる人材を育成します。

<学習の到達目標>
地域レジリエンス学環の理念・目的や養成する人材を踏まえ、学生が身につけるべき資質・能力を明確にし、達成するために以下すべての要件を満たす学修成果を求めます。
① 工学、理学、農学、経済学、文学を中⼼としたレジリエンスに関する分野横断的な専門知識と能力を身につけている。
② ICT やデータを利活⽤して、地域社会における課題の発見や分析、新しい付加価値やサービスの創出、生産性の向上のために貢献することができる。
③ ステークホルダーと良好な関係を構築し、他分野・多職種の人材と協働しながら、地域のレジリエンス向上のための課題解決に向けた取組を実践することができる。

<修了認定・学位授与>
地域レジリエンス学環の定める教育課程を修め、規定する期間以上在学し、厳格な成績評価に基づき所定の単位を修得し、学位論文又はリサーチペーパーを提出してその審査を受け、修了要件を満たした学生に対して、修了を認定し修士(学術)の学位を授与します。

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部
編入学

転学部・編入学情報補足

専攻分野

専攻分野
地域社会学
環境学・災害科学
危機管理学

専攻分野に関する説明