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医学部(保健学科)

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
保健学科 4年 学士(看護学)、学士(保健学)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

【看護学プログラム】https://www.niigata-u.ac.jp/information/2020/68090/
看護学プログラムは4年制であり、学年毎に学習内容が分けられます。授業科目は必修科目と選択科目があります。構成は、教養教育に関する授業科目群として「教養」「語学」「学習法」、専門基礎科目群として「生命科学・健康・社会医学」、専門教育科目群として「基礎医学」「領域別看護学」「卒業研究」、そして実践型の学習科目群として「臨地実習」があり、4群8学習領域から構成されています。なお国家試験受験資格に係る看護師教育課程と保健師教育課程の科目は必修とし、助産師教育課程の履修は選択制としています。
第1学年は「主体的な学習姿勢および知性・教養・倫理観の滋養」を重視します。初年次教育では大学教育法として学習態度の転換をはかり、能動的に学ぶ姿勢を育成します。また一般教養科目を通じて、多様性、文化や価値を受容し、個人を尊重する態度を滋養します。さらに第1学年から、看護学の基礎領域の講義および基礎看護学実習Ⅰとして臨地実習を行い、看護専門職者としての自覚・学習意欲の向上を図ります。専門教育科目群はパフォーマンス評価を取り入れて学習成果を評価します。
第2学年は、「看護実践の基盤となる系統的知識の学習と医療人としての自覚の育成」を重視します。基礎医学系の講義と並行して領域別の看護学の講義や、看護学演習により、看護職者としての自覚を育成します。演習科目はグループ学習形式でアクティブラーニングを実施し、パフォーマンス評価を取り入れた学習成果を評価します。
第3学年は「臨地における看護アセスメント力の鍛錬と、知識・技術の統合」が中心となります。領域別演習により紙上事例に基づく看護アセスメント力を洗練させた上で、第2学期は病院や施設での臨地実習で知識と技術の統合を図り、より専門的な問題解決能力を育成します。臨地実習科目はパフォーマンス評価を取り入れて学習成果を評価します。
第4学年は、「看護の探究・研究的態度の育成と自己省察」が中心となります。看護研究を通じて課題探究力、研究計画立案、倫理的配慮を重点的に学び、探究心、看護の開発・開拓のための研究的態度の育成と、管理・教育的な思考を醸成します。さらに公衆衛生看護学実習、看護管理論などにより、広い視点からキャリア形成を見据えた自己省察の期間となります。これらはパフォーマンス評価を取り入れた評価とします。
看護学プログラムで最も重視する学習成果は、看護実践力の育成を通じて獲得した問題解決能力です。入学時期から卒業年次に向けて、専門性と統合力を高めるよう育成し、その学習成果をプログラムの教育目標に直結する重要科目による直接評価で卒業生の質を担保します。

【放射線技術科学プログラム】https://www.niigata-u.ac.jp/information/2020/68092/
カリキュラム編成、学修内容・方法
放射線技術科学教育プログラムでは、幅広い教養を持ち、かつ専門的知識と技術の確かな実践・応用能力を身に付けた診療放射線技師を養成するためにカリキュラムを編成しています。初年次の教養教育では、大学で放射線技術科学を主体的に学修するという自覚を「大学学習法」により促し、また多様な教養・語学の涵養を目的として、外国語科目、自然科学系科目、人文・社会科学系科目などの教養教育に関する授業科目を課しています。中でも、科学的思考の基礎となる「自然系共通専門基礎科目」6単位を必修としています。保健学科の共通科目(専門基礎科目)では、専攻の異なる者が意見交換しながら、保健・医療に関する幅広い知識や協働する姿勢を身に付けられるよう第1年次から第4年次まで配置しています。当該専攻固有の専門教育科目では、診療放射線技師学校養成所指定規則に定められた教育内容を基本として、学生が意欲的に学べるよう初年次からスタートさせ、学年が進行するにつれて専門科目への割合が増えていく、いわゆる「くさび型」カリキュラムとしています。第4年次前半では、医歯学総合病院の他、市内の複数の基幹病院と連携した臨地実習を行い、診療放射線技師として必要な基礎的実践力を身につけるとともに、医療現場で良好なコミュニケーションがとれる能力の育成を行います。また、第4年次後半で行う「卒業研究」を通じて、科学の進歩を背景に高度化かつ専門化が進む放射線技術に対応できる「技師」や「研究者」に求められる探究心、問題解決能力、研究成果を発表する能力を修得できるプログラム内容になっています。
学修成果の評価方法
プログラムレベルの学修成果は各履修科目の成績評価(科目の特性に応じて、定期試験、レポート、平常点等の結果に基づき総合的に実施することを基本とする。)の集積として示され、その中で、本プログラムの人材育成目標に直結する集大成科目で学修成果を直接評価して卒業生の質を担保します。

【検査技術科学プログラム】https://www.niigata-u.ac.jp/information/2020/68101/
検査技術科学教育プログラムは4年制で、各タームは5~11の授業科目で構成されています。各授業は、豊かな教養と生命科学、医学などの専門知識・技術を身に付け、医療および関連分野で実践力を備えた「広い視野を持つ臨床検査技師」を養成することを、主な教育デザイン・学修内容として編成・配置されています。
第1学年は「大学学習法と知性・教養・倫理観の醸成」、第2学年は「基礎的な医学知識の獲得・学習と医療従事者としての自覚」、第3学年は「臨床検査科学の学習と知識・技術の統合」、第4学年前期は「臨床検査科学的課題の探究・解決・発表」、同後期は「臨床検査の実践と自己フィードバック」というプログラムとなっています。
具体的には、初年次に「大学学習法」により、大学で臨床検査科学を学ぶという自覚を促し、知性・教養・倫理観の育成を目的として、外国語科目、自然科学系科目、人文・社会科学系科目などの教養教育に関する授業科目:31単位以上を課しています(単位取得をもって、学修成果の評価とします)。
第2学年から、臨床検査技師国家試験科目に準拠した専門基礎科目や専門教育科目(基礎医学)の学修を開始し、また1タームの「臨床検査管理概論」では、早期から臨床検査の現場(医療機関)を見学・体験させ、臨床検査技師としての自覚・態度を醸成します(科目の学修成果は、定期試験により評価し、「臨床検査管理概論」は見学事項に基づく、パフォーマンス評価により評価します)。
第3学年では、臨床検査科学に関する学修を本格化させ、生命科学、基礎医学から臨床医学におよぶ幅広い知識と技術を統合させるため、各種の臨床検査演習・実習科目を課しています(学修成果は、定期試験により評価しますが、特にカンファレンス方式の「病気の成り立ち」はパフォーマンス評価により評価します)。
第4学年1・2タームで実施する「卒業研究」を通じて、探究力、問題解決能力、研究成果を発表する能力を修得できるプログラム内容になっている(学修成果は、卒業研究発表会における本人のプレゼンテーションおよび質疑応答により、評価します)。また、カンファレンス方式の「疾患と臨床検査」の学修成果はパフォーマンス評価により行います)。
第4学年3タームでは、医療機関での臨地実習を実施し、医療人としての自覚を持たせ、医療現場で医療職者や被験者との良好なコミュニケーションがとれる能力の育成を行います(学修成果は、臨地実習指導者からの評価を基に、学生にフィードバックします)。また4タームの「医学検査管理総論」では臨床検査技師国家試験科目に準拠した専門教育科目(臨床検査科学)の集中講義および総まとめ試験を実施します。
本プログラムで重要視する学修成果である、1)豊かな人間性やチーム医療の一員にふさわしい知性、教養および倫理観を備え、課題解決を図っていく能力、2)生命科学、基礎医学、臨床検査科学を基盤とし、自ら知識と技術を習熟・発展・統合させることができる能力、3)臨床検査科学領域の技術改革・進歩、高度専門技術に対応・精通し、指導的役割を担い得る能力を評価して、本プログラムの質を担保します。

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

・各教員の専門分野を生かした最新の知識を教授する講義と、高度な実践能力を養うための実習教育が充実しています。
・隣接する医学科や医歯学総合病院と連係して、医学と医療技術が有機的に結びついた教育を行っています。
・本学大学院保健学研究科に進学し、更に専門を極めることを希望する者にも対応した、基礎と基本を重視した専門教育を行っています。

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

【看護学プログラム】https://www.niigata-u.ac.jp/information/2020/68090/
 人材育成目標(卒業生が身につけるべき資質・能力)
変化の大きい現代社会のなかで、人々が求める質の高い保健医療福祉サービスを提供するために、関係職種と適切に連携しながら看護専門職者として指導的役割を遂行し、常に探究心をもちつつ全人的な看護実践および課題解決が出来る人材を育成します。
保健学科看護学専攻に4年以上在学し(3年次編入生は2年以上)、所定の授業科目および124単位以上を修得のうえ、下記の能力を有すると認められる者に、学士(看護学)の学位を授与します。
 プログラムの到達目標(目標としての学修成果)
(1)知識・理解
・人間の成長や発達、心理や行動、健康に関する基礎科学を理解している。
・看護の基盤となる人体の構造や機能、病態、治療に係わる系統的知識を深めている。
・保健医療福祉への活動の基盤となる健康科学、看護実践科学、関係法規や倫理的原則を理解している。
・看護の探求のための研究方法や計画立案・実施評価にかかる一連の過程を理解している。
・国際社会における経済や社会、自然ならびに文化や芸術に関する理解を深めている。
(2)当該分野固有の能力
・対象の権利を尊重した上で適切な看護実践ができる。
・科学的根拠に基づく看護計画を立案し、その成果を評価できる。
・医療安全に関する指針等に基づき、医薬品や医療機器が管理できる。
・疾病予防や健康の維持増進の観点から対象(個人・家族・集団)に必要な保健指導ができる。
(3)汎用的能力
・自ら問題を見つけ、解決策を立案し、問題を解決することができる。
・チームの目標に沿って構成員の意見や行動を調整・整理し、リーダーシップを発揮することができる。
・日本語や英語により、口頭または資料を用いて有効なコミュニケーションを行うことができる。
・時間管理、優先順位づけを行い、定められた期限とルールを守り行動できる。
・多文化間での活動に不可欠な異文化理解と、翻って自国の文化を客観的に洞察することができる。
・統計スキルを用いて、情報を収集・加工し、新たな意味を見出すことができる。
(4)態度・姿勢
・対象者の権利を尊重し、個人情報を秘守する姿勢を備えている。
・多職種と十分に意思疎通をはかり、連携する態度を備えている。
・傾聴や対話を通して対象と共感的なコミュニケーションを行う態度を備えている。
・課題に対して主体的、客観的、創造的に取り組む態度を備えている。
・新しい知識や技術を学び看護を探求し続ける姿勢を備えている。

【放射線技術科学プログラム】https://www.niigata-u.ac.jp/information/2020/68092/
 人材育成目標(卒業生が身につけるべき資質・能力)
放射線に関わる科学・技術および保健医療の基礎知識を主体的に学修し、医療技術の進歩に対応できる応用力や臨床での実践力を身に付けることを目標とし、それにより臨床医療分野で求められている指導的役割を果たすことのできる人材や、放射線技術科学分野における教育・研究の充実に寄与できる人材の育成・輩出をめざしています。
 学位授与条件
本学に当該プログラムの修行年限以上在学し、所定の授業科目及び124単位以上を修得したもので、下記の能力を有すると認められる者に、学士(保健学)の学位を授与します。
 プログラムの到達目標(目標としての学修成果)
(1)知識・理解
・人体の構造と機能及び疾病に関する系統立てた知識を有し理解している。
・生命科学・保健・医療に関する幅広い基礎知識を有し理解している。
・医療に応用される理工学及び情報科学の基礎知識を有し理解している。
・放射線の物理的性質と放射線計測に関する基礎知識を有し理解している。
・放射線生物学および放射化学に関する基礎知識を有し理解している。
・放射線の取扱いおよび管理に関する基礎知識を有し理解している。
・装置・機器の構造・動作原理に関する基礎知識を有し理解している。
・医用画像に関する画像工学・情報工学の基礎知識を有し理解している。
・医用画像に用いられる検査法の基礎知識を有し理解している。
・医用画像に必要な解剖・病態に関する基礎知識を有し理解している。
・核医学検査に関する基礎知識を有し理解している。
・放射線治療に関する基礎知識を有し理解している。
(2)当該分野固有の能力
・理工学及び情報科学を医療に応用することができる。
・放射線計測を実践できる。
・放射線生物学及び放射化学を医療に応用することができる。
・放射線の取扱い及び管理を実践できる。
・装置・機器の保守管理を実践できる。
・画像工学・情報工学を医用画像の解析・評価・処理に活用できる。
・医用画像に用いる検査法を実践的に活用できる。
・医用画像に必要な解剖・病態に関する知識を実践的に活用できる。
・核医学検査に必要な知識・技術を実践的に活用できる。
・放射線治療に必要な知識・技術を実践的に活用できる。
(3)汎用的能力
・論理的に思考できる。
・必要な情報を収集できる。
・収集した情報を分析できる。
・自らの考えを的確に文章表現できる。
・口頭または資料を用いて有効なプレゼンテーションができる。
・他者との良好なコミュニケーションができる。
・自ら問題を見つけ、解決策を立案し、問題を解決できる。
(4)態度・姿勢
・新しい知識や技術を学び探究する態度を備えている。
・責任感をもって医療を実践する態度を備えている。
・医療の向上のための実践への情熱をもっている。
・医学・医療技術の進歩に寄与することへの情熱をもっている。
・対象者の権利を理解し、尊重する姿勢を備えている。

【検査技術科学プログラム】https://www.niigata-u.ac.jp/information/2020/68101/
 人材育成目標(卒業生が身につけるべき資質・能力)
本プログラムでは、臨床検査科学領域および生命科学関連分野で活躍できる人材を提供するために、1)豊かな人間性やチーム医療の一員にふさわしい知性、教養および倫理観を備え、課題解決を図っていく能力を有する人材、2)生命科学、基礎医学、臨床検査科学を基盤とし、自ら知識と技術を習熟・発展・統合させることができる能力を有する人材、3)臨床検査科学領域の技術改革・進歩、高度専門技術に対応・精通し、指導的役割を担い得る能力を有する人材を育成します。以上の人材育成目標を達成するために、本学に修業年限以上在学し、所定の授業科目及び124単位以上を修得の上、下記の能力を有すると認められる者に学士(保健学)の学位を授与します。
 プログラムの到達目標(目標としての学修成果)
(1)知識・理解
・生命科学、医学、保健・医療に関する知識を身に付けている。
・人体の構造や機能、代謝について系統的に理解している。
・組織・細胞の形態や機能について系統的に理解している。
・生体の成分や遺伝子の機能について系統的に理解している。
・免疫の仕組みと生体防御に関する知識を身に付けている。
・検査に関する情報処理、統計処理の方法を理解している。
・スタンダードプリコーション(標準感染予防策)の基礎を身に付けている。
(2)当該分野固有の能力
・人体組織・細胞の構造とその病気による変化を適切に解析できる。
・人体の化学成分や遺伝子とその病気による変化を適切に解析できる。
・血液の働きや免疫機能とその病気による変化を適切に解析できる。
・病原微生物の取り扱いと同定を適切に実践できる。
・人体の生理機能とその病気による変化を適切に解析できる。
・医療機器、検査機器のしくみを知り正しく操作できる。
・臨床検査や生命科学に関する英語の文献を読むことができる。
・臨床検査の意義を理解し、正確で迅速な検査ができる。
(3)汎用的能力
・問題解決のために必要な情報を収集し、活用できる。
・実験・実習や観察によって得たデータを正しい手法で解析できる。
・実験・実習の記録やデータを取りまとめ、報告・発表できる。
(4)態度・姿勢
・被験者や他の医療職者と十分な意思疎通ができる。
・実験・実習のデータの保守や個人情報の秘守ができる。

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部不可
編入学312,000円

転学部・編入学情報補足

検定料30,000円(納入期限:出願期間内)
入学料282,000円(納入期限:入学手続期間内)

専攻分野

専攻分野
看護
医療・保健・衛生
診療放射線・放射線技術

専攻分野に関する説明