大学ポートレートで大学・短期大学の学部等を調べていると、表やグラフが多く登場します。
何となく眺めるだけではもったいない!
グラフから、その学校の隠れた特徴が見つかることがあるのです。
Case1.学生(年次別、男女別)のグラフ
A大学はB大学よりも男子の比率が高いようですが、この4年で女子の割合が増えてきたことがわかります。女子学生が充実した勉強や大学生活を送れるような取組が、何か始まっているのかもしれません。
Case2.入学者(出身高校の所在地別)のグラフ
A大学は、秋田県を中心に東北の出身者が多いようです。地域との関わりや、地元での就職に強い大学かもしれません。
B大学は、日本各地から学生が集まっていることがわかります。授業やサークルでは全国の学生と交流ができそうです。
Case3.進路(職業別、男女別)のグラフ
A大学の生物環境学部は、技術者など専門職への就職が多いようです。一方、B大学の生命環境学部は、事務職やサービス職などへも幅広く就職しています。
学部名が似ていても、卒業生の進路の傾向に違いがあることがわかりました。
大学ポートレートでは、以下の情報を表とグラフで示しています。
入試 ... 入学者の構成(男女別)
入学者の構成(出身高校所在地別)
入学者の構成(入試方法別)
教員 ... 教員の構成(職位別、男女別)
教員の構成(男女比率)
教員の構成(年齢別)
学生 ... 学生の構成(年次別、男女別)
学生の構成(男女比率)
進路 ... 卒業・修了者の構成(職業別、男女別)
卒業・修了者の構成(産業別、男女別)
卒業・修了者の構成(就職地域別)
グラフを観察することで、それぞれのページをただ見るだけでは読み取れなかった大学・短期大学の特色や変化が見えてくる可能性があります。
ぜひ試してみてください!