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経済情報学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

現代の日本経済、世界経済はめまぐるしく変動し続けており、日々に生起する経済事象はきわめて多岐、多様で、複雑です。また、IT技術の発達はめざましく、高度情報化の波は、政治・経済・環境・文化等、あらゆる領域に浸透し、私達のライフスタイルを根底から変えつつあります。
このような時代に求められるのは、社会事象や経済事象を的確な視点で認識し、その動向を判断できるだけでなく、情報に関する知識や技能を有し、情報の取捨選択ができる能力です。経済学をはじめ経営学、法学等の現代社会科学を理解したうえ、コンピュータを駆使して情報を集積・解析し、複雑に絡みあった諸問題に総合的な改善策・解決策を見いだせる能力が求められているのです。しかも経済社会・情報社会がさらに高度化・成熟化を遂げつつある今日、経済・経営・情報の3分野に求められる知識と技能はいっそう高度化・複雑化し、これまでとは比べものにならないほど専門的なものになっています。
経済情報学科では、経済系・経営系・情報系の3分野からなる専門教育科目を配置し、基礎的学力の涵養と応用能力の育成に配慮したカリキュラムを編成しています。学生は、まず、3分野の基礎知識・基礎技能をバランスよく学んだ後、自己の関心に応じて経済・経営・情報の3分野のなかから1つのコースを選択します。各コースでは、3分野のうちの1つの分野についてさらに高度な知識と技能を修得することができ、個々の学生の将来の進路に合わせた学習を進めることが可能です。卒業後、大学院へ進学して、いっそう高度な研究を行ったり、技能の習熟をめざすこともできます。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

経済情報学科は、経済、経営、そして情報の3分野を併せて学ぶことを特長としています。基礎的理論と実践的・応用的知識を兼ね備え、主体性をもって自ら問題を設定し解決することで、現代社会のニーズに応えられる人材、社会貢献や地域貢献ができる人材の育成を目指しています。
このような教育理念・目的に基づき、経済情報学科は次のような人を求めています。
・日常生活の経済現象に関する基礎的な考え方や理論を理解し、各種資料や経済統計を活用して実際の経済を分析し、経済問題を世界的観点から考えて責任ある選択・意思決定ができるようになりたい人
・経済社会を支える企業活動の現実を直視し、企業経営に関する理論や分析手法を幅広く学んだうえで、その成果を組織の仕組みの改善に活かしたい人
・現代社会の基盤となっている情報システムやネットワークの基本原理を学び、社会問題の解決や日常生活の利便性の向上に意欲のある人

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

経済情報学部では、教養教育等で育まれた多様な価値・文化に対する深い理解を基礎にして、経済・経営・情報の3分野にまたがる基礎的知識・技能を養うとともに、経済・経営・情報の各コースごとに、より高度の知識・技能の修得をはかることができるように体系的に専門教育課程を編成します。

(経済コース)
経済コースでは、以下の方針に基づいてカリキュラム(教育課程)を編成しています。
1. スタンダードな経済学の基盤となる専門基礎科目や共通専門科目を充実させ、それらの知見を体系的に身につけることができるカリキュラムを編成します。[経DP1][経DP2]
2. 経済・経営・情報の3分野の基本的な知識と複眼的な発想力を養成するために、他コースの専門科目を併せて履修することができるカリキュラムを編成します。[経DP2]
3. 主要専門科目を中心に、生活に関わる諸問題を経済学的に把握・分析する思考力を持ち、統計の理論や技法を理解し、金融リテラシーを身につけた学生を養成することができるカリキュラムを編成します。[経DP2][経DP3]
4. 経済分野の知識の活用能力、探究心、問題解決力、異世代・異文化とのコミュニケーション能力などの諸能力を養成するために、専門演習や特別演習といった実践的科目を配置し、少人数授業を実施します。[経DP2][経DP3]
5. 経済制度や経済政策のもたらす結果を評価し、制度設計や経済政策を立案する能力を養成するための卒業研究を奨励し、個別に論文指導を行います。[経DP3]

(経営コース)
経営コースでは、以下の方針に基づいてカリキュラム(教育課程)を編成しています。
1. 学際的な視点を育成するために、経営分野だけでなく、経済や情報科学分野の専門基礎科目や共通専門科目を履修することができるカリキュラムを編成します。[営DP1][営DP2]
2. 専門的な方法論と知識を体系的に学ぶことができるように、経営学や会計学の主要専門科目を中心としたカリキュラムを編成します。[営DP2]
3. 経済社会及び企業活動において必須となる諸能力として、経営分野の知識の活用能力、探究心、問題解決力、コミュニケーション能力などを養成するために、専門演習や特別演習といった実践的科目を配置し、少人数授業を実施します。[営DP2][営DP3]
4. 地域に密着した経営問題をテーマとする卒業研究を奨励し、個別に論文指導を行います。[営DP3]

(情報コース)
情報コースでは、以下の方針に基づいてカリキュラム(教育課程)を編成しています。
1. 人間の営みにおいて情報技術を効果的に活用できる能力を身につけられるようにするために、情報系の科目を中心としつつ、専門基礎科目や共通専門科目を通じて経済学、経営学の基本的な内容についても学修することができるカリキュラムを編成します。[情DP1][情DP2]
2. 情報システムを設計・開発する能力を育成するために、オブジェクト指向プログラミング言語などを修得することができる主要専門科目を配置します。[情DP2]
3. 意思決定において有益な指針を与えられる能力を育成するために、表計算ソフトなどによりデータ分析や経済・経営のシミュレーションを行う主要専門科目を配置します。[情DP2][情DP3]
4. 教員から学ぶだけでなく、自律的に学修する場と、学生間で共に学び合う機会を提供するために、専門演習や特別演習といった演習科目のみならず、専門基礎科目および主要専門科目に複数の実習科目を配置します。[情DP3]
5. 情報システムや情報ネットワークの構築をはじめ、それらの活用をテーマにした卒業研究を奨励し、個別に論文指導を行います。[情DP3]

[  ]内は関連するDPを示します。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

経済情報学部では、以下の諸能力を身につけた人の卒業を認定します。
共DP1; 専門的知識・技能と、日本語および外国語によるコミュニケーション能力とを高めることで、日本や世界の諸問題の解決に寄与することができる。
共DP2; 経済・経営・情報の3分野に関する専門的知見を、人間・社会・自然に関する他分野の学問的知見と組み合わせることで、高度に情報化した現代経済社会の意味を探究することができる。
共DP3; 経済・経営・情報の3分野に関する専門的知識および基礎的技能を修得し、それらを活用して現代の経済社会を多面的に理解し、家庭・企業・地域等で活躍することができる。
共DP4; 尾道市立大学での「知と美」の学びを中心とした出会いを基礎に、人生の課題の発見・解決のため、生涯学び続けることができる。

(経済コース)経済コースでは、以下の諸能力を身につけた人の卒業を認定します。
経DP1; 全学・全学部共通カリキュラムの履修を通じて、基礎的な学修力を養い、人間・社会・自然に対する探究心と深い理解力を身につけている。
経DP2; 学科における経済・経営・情報3分野の体系的学修を通じて、経済社会・企業社会・情報社会の仕組みを理解し、日本経済・世界経済の現状と動向を理論的に把握することができる。
経DP3; 経済コースの配置諸科目や専門演習の履修を通じて、経済・金融・統計に関する専門知識を修得し、実社会で、それらを基礎に現実の問題や課題を分析し、改善策や解決方法を提示することができる。

(経営コース)経営コースでは、以下の諸能力を身につけた人の卒業を認定します。
営DP1; 全学・全学部共通カリキュラムの履修を通じて、基礎的な学修力を養い、人間・社会・自然に対する探究心と深い理解力を身につけている。
営DP2; 学科における経済・経営・情報3分野の体系的学修を通じて、経済社会・企業社会・情報社会の仕組みを理解し、経済・経営に関わる情報・データを適切な方法で収集・分析し、課題の発見や解決に取り組むことができる。
営DP3; 経営コースの配置諸科目や専門演習の履修を通じて、経営・会計に関する専門知識を修得し、実社会で適用可能な経営管理能力、経営改善策・経営戦略の立案能力、問題解決のための実践力を身につけている。

(情報コース)情報コースでは、以下の諸能力を身につけた人の卒業を認定します。
情DP1; 全学・全学部共通カリキュラムの履修を通じて、基礎的な学修力を養い、人間・社会・自然に対する探究心と深い理解力を身につけている。
情DP2; 学科における経済・経営・情報3分野の体系的学修を通じて、現代の高度情報化社会の仕組みを理解し、情報化社会で生きていくために必要な経済・経営・情報のリテラシーを身につけている。
情DP3; 情報コースの配置諸科目や専門演習の履修を通じて、情報科学・情報工学に関する専門知識を修得し、高度な情報技術を駆使することによって、情報社会における課題を発見・分析し、その解決に取り組むことができる。

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