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国際関係学研究科(修士課程)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

グローバル化する世界での諸課題に挑み、高い専門知識を修得し、問題 を把握、分析し、国際社会に貢献できる人材を養成する。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

本研究科は、意欲的な学部卒業生のみならず社会人や留学生も広く受け入れることを方針としています。学部在学生のために推薦特別選抜、留学生のために外国人特別選抜、社会人のために社会人特別選抜を実施します。外国語筆記試験、口頭試問、書類選考等を通じて、以下の資質や能力を示した者を受け入れます。

1. 国際関係に関連する専門分野の明確な問題意識を抱き、基礎的な知識をふまえて、それを学術的に探究する意欲を持つ者。
2. 専門的な知識と研究方法を修得する意欲、および国際的、学際的な幅広い視野を獲得する意欲を持つ者。
3. 外国語や国際関係に関する一定の知識を持ち、それを研究や調査の遂行に活用することで、学術的な外国語運用力を高めたいという意欲を持つ者。
4. 本研究科で修得した能力を活かして、国際社会や地域社会において活躍する将来の見通しを明確に持つ者。もしくは、専門知を純粋に学びたいという意欲を持つ者。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

学位授与の方針に示される能力を有する人材を育成するために、国際関係学研究科は、以下の方針に基づき、教育課程を編成しています。
1. 本研究科は、コースワークとリサーチワークを適切に組み合わせた教育課程を体系的、順次的に編成する方針をとります。修士課程一年次はコースワーク中心で学び、二年次ではリサーチワーク中心に移行します。
2. コースワークをおもに共通科目と専門科目から編成し、学術的な文献理解能力、研究報告能力の鍛錬と同時に、専門的知識と研究の方法論を修得することを目指します。専門科目は専門性を深めるために6つの研究分野ごとに編成されており、共通科目では専攻に必要な重点的能力を修得します。
3. コースワークの中心となる研究分野ごとの専門科目は学際的に編成されており、研究の視野を拡げることを方針とします。また、所属研究分野外の科目も履修することも可能で、知識を学際的に修得できるように配慮されています。
4. リサーチワークは、各研究分野で開講されている演習科目、およびフィールドワークにおいて行う方針です。適切な研究テーマを設定し、それに沿って一貫した論旨を展開できる能力、先行研究を踏まえて自らの研究内容の独自性を提示し、展開できる能力を身につけます。
5. コースワークの評価はシラバスに明記された各授業の評価基準にそって行います。リサーチワークの評価のために、中間報告、および口述審査を行い、審査基準に基づき修士論文、あるいは特定の研究課題成果を審査します。また、教育課程全体の評価方針として、コースワーク、およびリサーチワークのルーブリックによる評価を実施します。
6. 教員専修免許状(国語、英語)等、各種の資格等に必要となる科目を設置します。
7. 学術的な外国語能力の修得のための科目を設置します。また、留学生を対象とした日本語修士論文執筆指導の体制を整えます。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

【国際関係学専攻】
本専攻は、教育理念・目標に掲げた「国際社会や地域社会における諸課題を探究できる能力」の内容を以下の通り定めています。
1. 専門分野の文献を適切に理解・評価し、研究報告を行うことのできる能力。
2. 専攻した専門分野の知識と方法論を修得し、それを国際的な俯瞰力とともに活用できる能力。とくに、国際関係学専攻においては国境を越えた研究の視座を修得していること。
3. 研究や調査の遂行に必要とされる学術的な外国語の能力。
4. 国際関係に関連する妥当な研究テーマを設定し、それに沿って一貫した論旨を展開できる能力。
5. 先行研究を踏まえて、自らの研究内容の独自性を提示し、展開できる能力。
6. 自らの研究内容について口頭で適切な説明と応答ができる能力。
7. 研究倫理について十分に配慮できる能力。
研究科規程に記載された修了要件を満たした大学院生を上記の能力を身につけた者と認め、修士の学位を授与します。

【比較文化専攻】
本専攻は、教育理念・目標に掲げた「国際社会や地域社会における諸課題を探究できる能力」の内容を以下の通り定めています。
1. 専門分野の文献を適切に理解・評価し、研究報告を行うことのできる能力。
2. 専攻した専門分野の知識と方法論を修得し、それを国際的な俯瞰力とともに活用できる能力。とくに、比較文化専攻においては、文化や言語を比較研究できる視座を修得していること。
3. 研究や調査の遂行に必要とされる学術的な外国語の能力。
4. 国際関係に関連する妥当な研究テーマを設定し、それに沿って一貫した論旨を展開できる能力。
5. 先行研究を踏まえて、自らの研究内容の独自性を提示し、展開できる能力。
6. 自らの研究内容について口頭で適切な説明と応答ができる能力。
7. 研究倫理について十分に配慮できる能力。
研究科規程に記載された修了要件を満たした大学院生を上記の能力を身につけた者と認め、修士の学位を授与します。

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