学部・研究科等ごとの目的
口腔科学研究科口腔保健学専攻博士後期課程では,口腔保健学ならびに隣接する分野に関する学術の理論および応用を教授研究し,幅広い科学的基盤をもち,かつ専門性にも秀でた,教育・研究・臨床ならびに歯科行政などの分野で指導的役割を担う人材ならびに高度専門職業人を養成することを目的としています。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
口腔科学研究科では、その理念、目標、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) を踏まえ、卓越した歯科医学と口腔保健学の知識と技術を継承するとともに、学びの志と進取の気風をもち、未来へ飛躍する人材を育成するため、 課題に対し自ら積極的に取り組む主体性、社会の多様性を理解できる能力、協働性をもった次のような人を求めています。
【博士後期課程及び博士課程】
口腔科学専攻博士課程及び口腔保健学専攻博士後期課程では、口腔科学、口腔保健学ならびに隣接する分野に関する学術の理論および応用を教授研究し、幅広い科的基盤をもち、かつ専門性にも秀でた、教育・研究・臨床ならびに歯科行政などの分野で指導的役割を担う人材ならびに高度専門職業人を養成するため、次のような人物を求めています。
●求める人物像
・口腔科学に関する高度な専門的知識・技能と、隣接する分野にわたる広い視野を身につけ、自立して研究を遂行し後進を指導する能力、又は専門医等の資格取得につながる卓越した能力を修得しようとする人
・高い倫理観と強固な責任感、独自の発想力や豊かな創造力、広範な応用力、深い洞察力を備え、地域保健医療と国際社会の発展のために高度に貢献しようとする人
・高度な国際的視野を有し、世界をリードする研究成果を発信し、他分野とも協働して高度専門分野を開拓・牽引しようとする人
【博士(口腔保健学)】
口腔保健学専攻では、長寿福祉口腔保健学の分野で活躍できる人材の育成を目指しています。
口腔保健に関する専門的知識・技能および科学的探究心に加え、豊かな人間性や倫理観を身につけた次世代の歯科衛生士教育を担う教育研究者、または健康長寿社会の実現に貢献する高度専門職業人を養成するため、課題に対して自ら進んで取り組む主体性や社会での協働性をもった次のような人材を求めています。
●求める人物像
(知識・技能、関心・意欲)
博士前期課程で培った研究活動を遂行する上で必要な専門分野の学力やコミュニケーション能力を有し、長寿福祉口腔保健学に対する深い関心を持って教育・研究分野での活躍を目指す人
(思考力・判断力・表現力等の能力)
豊かな人間性と生命倫理の尊重に加え、口腔保健・栄養・社会福祉に関する卓越した思考力・判断力を身につけ、指導的役割を担う高度専門職業人を目指す人
(主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)
我が国の口腔保健・栄養・社会福祉分野での卓越した研究手法を修得し、その成果をアジア諸国においても展開するなど、関係する人々と協働して長寿福祉口腔保健学の発展を志す人
●入学者選抜の基本方針
<一般入試>
学力試験の「専門科目」では、長寿福祉口腔保健学に関する「知識・技能」「思考力・判断力」を、また「英語」では長寿福祉口腔保健学などの英文情報に関する「知識・教養」「思考力・判断力」を評価します。
面接では、専門知識についての試問試験を含め、長寿福祉口腔保健学への「関心・意欲」「表現力」「態度・協働性」を総合的に評価します。
<英語プログラム(私費)外国人留学生入試>
書類審査及びインターネットインタビューによる面接では、英語の読解力・理解力、専門分野に関する知識・技能、関心・意欲、思考力・判断力・表現力、主体性、協働性を総合して評価します。
<英語プログラム(国費)外国人留学生入試>
書類審査及びインターネットインタビューによる面接では、英語の読解力・理解力、専門分野に関する知識・技能、関心・意欲、思考力・判断力・表現力、主体性、協働性を総合して評価します。採用は徳島大学からの推薦に基づき文部科学省が決定します。
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
口腔科学研究科では、学位授与の方針で示す能力を持った人材を育成することをめざし、以下の教育課程を編成・実施します。
1.教育課程の編成
専攻分野に関する卓越した専門的知識及び能力を修得させる授業科目を開設するとともに、博士論文作成に係る研究指導体制を整備した体系的な教育課程を編成する。
2.教育方法
体系的な教育課程と研究指導を通じて、自立して独創的な研究を遂行できる能力と研究遂行に求められる高い倫理観やリーダーシップを育む機会を提供する。学位研究の中間段階から、複数教員による指導体制の場を提供する。優秀な研究活動に対する表彰制度を実施する。
3.学修成果の評価
客観性及び厳格性を確保するため、学生に対して形成的評価として、成績評価基準を各学年毎のアカデミックレコードの評価項目として明示し、評価を行い、最終評価は、博士論文の審査及び最終試験を厳格に行う。
【博士(口腔保健学)】
口腔保健学専攻(博士後期課程)では、長寿福祉口腔保健学の学際領域の教育・研究を自ら構築し展開できる人材を養成することをめざし、以下の方針で教育課程を編成・実施します。
1.履修科目は長寿福祉口腔保健学の基盤を形成する基礎科目と3つの専門科目(専門基礎科目、専門展開科目、課題研究科目)から構成され、学年進行に併せた段階的な教育課程の編成としている。
2.基礎科目として、医療系研究科(医・歯・薬・栄養・保健)が合同で開講する全専攻系共通カリキュラム科目を受講し、多様な学生が学生間で切磋琢磨しながら、学際的な基礎的・臨床的知識を修得する。
3.専門展開科目では特色を有する6領域を設定しており、このうちの2領域の専門展開科目を修得することにより、養成の目的に応じたカリキュラム体制が構築できる。
4.グローバル化を見据えて大学院授業科目の受講や研究発表に英語を組み入れ、国際社会で通用するコミュニケーション能力を獲得させる。
5.博士論文の作成と研究成果の発表を通じて、超高齢社会における諸問題の理解・解決能力ならびに新分野を開拓する能力を身につけ、長寿福祉口腔保健学の進歩に貢献できるよう研究指導を実施する。
【博士(学術)】
口腔保健学専攻(博士後期課程)では、長寿福祉口腔保健学の学際領域の教育・研究を自ら構築し展開できる人材を養成することをめざし、以下の方針で教育課程を編成・実施します。
1.履修科目は長寿福祉口腔保健学の基盤を形成する基礎科目と3つの専門科目(専門基礎科目、専門展開科目、課題研究科目)から構成され、学年進行に併せた段階的な教育課程の編成としている。
2.基礎科目として、医療系研究科(医・歯・薬・栄養・保健)が合同で開講する全専攻系共通カリキュラム科目を受講し、多様な学生が学生間で切磋琢磨しながら、学際的な基礎的・臨床的知識を修得する。
3.専門展開科目では特色を有する6領域を設定しており、このうちの2領域の専門展開科目を修得することにより、養成の目的に応じたカリキュラム体制が構築できる。
4.グローバル化を見据えて大学院授業科目の受講や研究発表に英語を組み入れ、国際社会で通用するコミュニケーション能力を獲得させる。
5.博士論文の作成と研究成果の発表を通じて、超高齢社会における諸問題の理解・解決能力ならびに新分野を開拓する能力を身につけ、長寿福祉口腔保健学の進歩に貢献できるよう研究指導を実施する。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
次の能力を有すると認められた者に博士の学位を授与します。
1.学識、研究能力及び高度専門職業能力
口腔科学における広い視野と高度な専門知識・技能を身につけ、自立して研究を遂行し後進を指導できる又は当該専門的な職業に従事できる卓越した能力を有している。
2.倫理観、責任感、創造力、応用力、洞察力及び指導力
高い倫理観と強固な責任感、独自の発想力や豊かな創造力、広範な応用力及び深い洞察力をもって、自立して行動できるとともに、歯科臨床の現場や保健福祉活動の場で求められる高度な専門技能の応用及び他分野との連携を指導者として遂行できる。
3.国際的発信力及び社会貢献
高度な国際的視野を有し、世界をリードする研究成果を発信するとともに、長寿社会の課題解決を通して人々の健康と福祉に貢献することができる。
【博士(口腔保健学)】
次の能力を有すると認められた者に博士の学位を授与します。
1.高度な理解力と課題解決能力
長寿福祉口腔保健学に関する学識と多職種連携を活用して科学的視点から関連の諸課題を解決できる。
2.教育・研究指導能力
長寿福祉口腔保健学領域の教育を行う大学等において、倫理観を備えた教育者・研究者として指導できる。
3.高度な専門技能と指導能力
自らも高度な専門技能を有し、歯科臨床の場や保健福祉活動の場で求められる高度な専門技能の応用及び他分野との連携を指導者として遂行できる。
4.国際性と情報発信能力
長寿福祉口腔保健学領域に関連する世界の諸課題にも積極的に取り組み、得られた成果を国際社会に向けて情報発信できる。
5.社会貢献
長寿社会の口腔保健や社会福祉に関与して人々の健康と福祉に貢献することができる。
【博士(学術)】
次の能力を有すると認められた者に博士の学位を授与します。
1.高度な理解力と課題解決能力
長寿福祉口腔保健学に関する諸問題に対して情報収集と分析を行い、科学的視点から保健医療・福祉に従事するチームの一員として関連の諸課題を解決できる。
2.教育・研究指導能力
長寿福祉口腔保健学領域の教育と研究を行う大学等において、その領域を展開できる教育者・研究者として指導できる。
3.高度な専門技能と指導能力
口腔保健と地域医療福祉に関連する高度な専門技能を有し、医療と福祉の現場において両者の知識と技能を駆使した解決策を見いだし、指導的立場から実践できる。
4.国際性と情報発信能力
国際社会における口腔保健と社会福祉に関する諸問題に対して情報収集能力と分析能力を有し、あわせて高度なコミュニケーション力を活用してその対策を立案し、国際社会に向けて発信できる。
5.社会貢献
口腔保健から見た栄養学や地域社会福祉制度に関する研究成果を広く社会に開示することで人々の健康と福祉に貢献することができる。