ここから検索条件フォームです
検索フォームを表示する

教育学部

 
ここから学部・研究科等のメニューです ここから大学のメニューです
お気に入りリスト一覧へ
ここから学部・研究科等の情報です

教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

教育基本法の精神にのっとり、人格の完成をめざし、学術文化の中心として広く知識を授け、人間発達科学の各分野にわたり、深く、かつ総合的に研究するとともに、文化の創造と、民主的、文化的な国家及び社会の形成を期し、世界の平和と人類の福祉に寄与することを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

(1) 入学者受入れの方針
本学部は、人間の成長発達と教育をめぐるさまざまな問題を研究の対象とする教育発達科学の知見と方法を総合的に学ぶことによって、論理的・批判的思考力と判断力、協働的コミュニケーション能力を有し、省察と探究の習慣を自ら育むことができ、人間と社会の諸問題に絶えず関心をよせ、勇気と熱意をもって向き合い、問題解決に協働的に取り組むことのできる人材、さらには、社会的正義の感覚を有し人類と社会の調和的発展とウェルビーイングに貢献できる人材の育成を目的としています。

上記の目的を理解したうえで本学部への進学を志望する者には、次のような能力や資質が求められます。

1)人間発達科学を学ぶための基礎的学力
2)人間の成長発達と教育をめぐる多様な事象と問題に対する関心と問題意識
3)人間と社会の諸問題に対して深い関心をもち、教育と発達および社会的正義の視点から探究し、問題解決を志向し、人類と社会の調和的発展に貢献しようという意欲と熱意

(2) 選抜の基本方針
一般選抜
人間発達科学を学ぶための基礎的学力を評価するため、大学入学共通テストと個別学力検査(国語、数学、外国語)により選抜を実施します。
学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)
人間発達科学を学ぶための基礎的学力を評価するため大学入学共通テストを課すとともに、人間の成長発達と教育をめぐる多様な事象と問題に対する関心と問題意識、さらには人間と社会の諸問題について教育と発達および社会的正義の視点から探究し、問題解決を志向し、人類と社会の調和的発展に貢献しようという意欲と熱意を評価するため、提出書類と「小論文」、面接の総合評価により選抜を実施します。
私費外国人留学生入試
多様な文化的社会的バックグラウンドをもつ国内外の外国人留学生に対して、本学部での学習に必要な日本語能力、人間発達科学を学ぶための基礎的学力を評価するため日本留学試験(日本語、総合科学、数学コースⅠ)を課すとともに、上記の能力・学力に加え、人間の成長発展と教育をめぐる多様な事象と問題に対する関心と問題意識、さらには人間と社会の諸問題について教育と発達および社会的正義の視点から探究し、問題解決を志向し、人類と社会の調和的発展に貢献しようという意欲と熱意を評価するため、提出書類と個別学力検査(小論文ならびに面接)の総合評価により選抜を実施します。
国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等
多様な文化的社会的バックグラウンドをもつ国内外の外国人留学生に対して、人間発達科学を学ぶための基礎的学力、人間の成長発展と教育をめぐる多様な事象と問題に対する関心と問題意識、さらに人間と社会の諸問題について、教育と発達および社会的正義の視点から探究し、問題解決を志向し、人類と社会の調和的発展に貢献しようという意欲と熱意を有しているかを評価するため、提出書類と個別学力検査(小論文ならびに面接)の総合評価により選抜を実施します。
3年次編入学
他の専門諸領域での学修を目指した後、新たに人間発達科学の知見と方法を学びたいと志望する者に対して、人間発達科学を学ぶための基礎的学力、人間の成長発達と教育をめぐる多様な事象と問題に対する関心と問題意識、さらには人間と社会の諸問題について教育と発達および社会的正義の視点から探究し、問題解決を志向し、人類と社会の調和的発展に貢献しようという意欲と熱意を評価するため、提出書類と個別学力検査(外国語、小論文ならびに面接)の総合評価により選抜を実施します。

続きを読む… 折り畳む

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

教育学部では、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に掲げる資質や能力を備えた人材を育成するために、以下の方針に基づいてカリキュラム(教育課程)を編成します。

1)本学部のカリキュラムは、全学教育科目と専門科目から構成され、専門科目は専門基礎科目、コース科目、卒業論文から構成されています。
2)全学教育科目により「高度で幅広い教養」を身につけるとともに、「人間と社会の諸問題に対する関心」を高め、また「コミュニケーション能力や論理的・批判的思考力と判断力」を養います。
3)専門科目の専門基礎科目により、「人間発達科学の専門基礎的な知識と技能」について幅広く学び、さまざまな視点と知見、基礎的な研究技法を習得します。専門科目のコース科目は、小規模な開講形態(講義、演習、実験演習、実習、調査研究等)により実施し、これらの履修により、「人間発達科学の専門的な知識と技能」を獲得し、また「人間と社会の諸問題」に対する「省察と探究の精神、問題解決能力、協働性とリサーチ・マインド」を身につけます。
4)これらの能力について、小論文や筆記試験、口頭発表、討議への貢献度など、各授業において定める方法によって単位認定を行います。
5)卒業論文では、指導教員の指導のもとで、独自の研究テーマを設定し特定の研究方法により探究をおこなうとともに、上記の能力が身についていることを確認します。
6)カリキュラム全体の履修を通して、「社会的正義の感覚を有し、人類と社会の調和的発展とウェルビーイングに貢献できる」能力を身につけます。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)
教育学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。
「人間発達科学の知見と方法を学び、論理的・批判的思考力と判断力、協働的コミュニケーション能力を有し、省察と探究の習慣を自ら育むことができる」
「人間と社会の諸問題に絶えず関心をよせ、勇気と熱意をもって向き合い、問題解決に協働的に取り組むことができる」
「社会的正義の感覚を有し、人類と社会の調和的発展とウェルビーイングに貢献できる」

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)
学士学位授与のためには、全学の「名古屋大学の教育を支える3つの方針」に則って開講される「全学教育科目」(合計41単位以上)ならびに、上記の目的のために本学部で開講される「教育学部専門科目」(専門科目、コース科目、卒業論文、合計84単位以上)を履修することが要件となります。