学部・研究科等ごとの目的
学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥をきわめ、又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、文化の進展に寄与することを目的とする。また、学術の理論及び応用を教授研究し、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培うことを目的としています。
詳細はホームページをご確認ください。
https://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/disclosure/education/purpose/
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
入学者の選抜にあたっては,地域や学校における指導的役割を果たし得る教員等として不可欠である確かな指導理論と優れた実践力・応用力を備えたスクールリーダーになることを志向する現職教員や,学部段階での資質・能力を修得した者(教員免許状保有者)の中から,さらにより実践的な指導力・展開力を備え,新しい学校作りの有力な一員となり得る教員を志向する者を選抜します。
こうした教職大学院の趣旨を踏まえて,次の資質・能力を備えている学生を求めています。
【教職基盤形成コース】
1.学校づくりを担う教員となり得る教育実践力
2.実践を振り返り,考えを深めることのできる省察力
3.他者との協議を通して自らの考えを更新できる調整力
4.教員として学校現場の現実的な課題に向き合おうとする意欲
出願書類(研究計画書,教育実践に関する小論文,その他提出書類)の内容及び口述試験(面接)の結果を総合して選抜します。
書類審査:研究計画書,教育実践に関する小論文では,これまでの教育実践に関する省察力及び学校現場の問題に向き合う意欲について審査します。(2・4)
口述試験:面接により教育実践力及び他者との調整力を評価します。(1・3)
【高度教職開発コース】
1.教員としての経験に裏付けられた高い教育実践力
2.実践を振り返り,考えを深めることのできる省察力
3.他者との協議を通して自らの考えを更新できる調整力
4.地域や学校において指導的役割を果たそうとする使命感
出願書類(研究計画書,教育実践に関する調書,その他提出書類)の内容及び口述試験(面接)の結果を総合して選抜します。
書類審査:学校拠点方式による履修指導が可能であることを確認すると共に,研究計画書,教育実践に関する調書では,教育実践力,省察力,他者との調整力,使命感について審査します。(1・2・3・4)
口述試験:面接により教育実践力,省察力,他者との調整力,使命感を評価します。(1・2・3・4)
(詳細はホームページで確認してください)
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
教職を広い視野から捉え直し,自身の教育体験や指導経験を相対化しつつ,未来を担う児童生徒を指導していく高度な実践的指導力の養成を目的として,学部教育において積み上げてきた「臨床の知」をさらに磨き上げていく指導理念のもとに,以下の科目群を配置して実践的なカリキュラムを編成し、それぞれの到達目標に即して評価を行います。
○教職に関する高度な理論と実践をつなぐための共通科目群
○教育現場での実践的探究をチームでの演習を通して深める共通科目群
○個人の課題を追究し省察力を高めるコース科目群
○個人の課題意識に応じて高度な実践的指導力を高める選択科目群
○学校実習科目群
【評価方法】
・講義科目においては,理解度を見る筆記試験やレポート,参加度により,授業達成目標への到達度を判定します。
・演習,実験,実習,実技科目においては,試験やレポートに加え,参加度や発表内容,実技等を通して,授業達成目標への到達度を判定します。
・授業達成目標への到達度は,可能な限り複数の評価手段によって判定します。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
信州大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻は,「俯瞰力と独創性を備え,持続可能な価値社会を創造する質の高い高度専門職業人」の育成という信州大学大学院学位授与の方針の理念にのっとり,学校と家庭・地域社会の創造的な再構築の担い手として,次世代の人材を育成する資質と能力を備えた教員の養成を期し,以下のように学位授与方針を定めます。
○教育の専門職としての学識・技能
○教育現場の諸課題の背景にある関係構造に気づく視点
○子どもの多様なニーズへの対応力
○協働的な問題解決を可能にする人間関係構築力
○既存の枠組みを超える柔軟な発想力と深い省察力
○社会の一員である教員として生きる意志と倫理観