ここから検索条件フォームです
検索フォームを表示する

理工学域 物質化学類

 
ここから学部・研究科等のメニューです ここから大学のメニューです
お気に入りリスト一覧へ
ここから学部・研究科等の情報です

教育研究上の目的と3つの方針

●入学者受入方針
化学は物質の化学的性質・構造・反応などに関する基礎的原理の理解、新しい機能性物質の創製、さらに生活を 支える化学製品の開発・製造から持続発展可能なエネルギー・環境技術の実現に至る幅広い領域を含んでいます。物質化学類では、現代社会の諸問題を解決できる創造力と技術力を身につけた優れた研究者・技術者を養成するためにプログラム制カリキュラムを採用しています。コアプログラムで基礎学力を修得後、主題ごとに体系化された6つのアドバンストプログラムから複数のプログラムを選択履修することで、化学の基本原理の探求と応用技術の創造に挑戦する力を身につけることができます。 “独創性や観察力など独自に考える力”をもち “未知の分野に対する強い探究心とチャレンジ精神”の旺盛な人の入学を期待します。

求める人材
・自然現象の観察と実験に強い興味を持ち、実験を通して創造的に自然に関わりたい人
・独自に考える力と自然に対する好奇心を持ち、発見の感動を味わいたい人
・研究を通して得た成果を世界に向けて発信し、社会や自然界へ応用することに意欲がある人

●教育課程編成・実施方針
 物質化学類では、化学の専門知識・技術とともに幅広い教養と豊かな人間性を身に付け、科学・科学技術・文化の発展と充実に貢献し、グローバル社会および地域社会に積極的に貢献できる理学および工学の素養を身に付けた人材を養成することを目指します。まず1、2年生では、主に導入科目、金沢大学(グローバル)スタンダードに基づくGS科目、英語、理系の基礎科目などの共通教育科目と、学類共通の専門基礎科目等を修得します。2年生の後期(Q3)に理学系の先端化学コアと工学系の応用化学コアの2つのコアプログラムのどちらかを選択し、それぞれの専門科目・実験を受講して広範な自然科学の素養を身に付けます。3年生からは6つの主題にグループ化された発展的な専門科目群:アドバンストプログラムの中から2つ以上を選択履修します。これらのプログラムを組み合せて学習するカリキュラムと、4年生で研究室に所属して取り組む課題研究により、化学に関する最先端の知識と実験技術を身に付けることができます。

●学位授与方針
 化学の専門知識・技術とともに幅広い教養と豊かな人間性を身につけ、科学・科学技術・文化の発展と充実に貢献できる人材を養成する。各コアプログラムのディプロマ・ポリシーで掲げた人材養成目標への到達を通じて、この学類の人材養成目標に到達した者に学士(理学)もしくは学士(工学)の学位を授与する。

続きを読む… 折り畳む

学部・研究科等ごとの目的

 「化学」とは物質についての学問であり、我々の身の回りや生体内、さらには宇宙空間に至るまで、世の中には様々な物質が存在しています。それらの物質の構造や性質および相互の反応を原子・分子のレベルで解き明かし研究するとともに、産業の発展に寄与するための学問を学ぶのが物質化学類であり、将来、科学技術の中核を担う人材の育成を目指しています。
 物質化学類では先端化学および応用化学に関する幅広い知識を体系的に身に付け、化学を通じて人類が自然と共生しながら持続的に豊かに生きるための科学、科学技術及び文化の発展と充実に貢献することができる人材を養成することを目的としています。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

【物質化学類】
 化学は物質の化学的性質・構造・反応などに関する基礎的原理の理解,新しい機能性物質の創製,さらに生活を支える化学製品の開発・製造から持続発展可能なエネルギー・環境技術の実現に至る幅広い領域を含んでいます。物質化学類では,現代社会の諸問題を解決できる創造力と技術力を身につけた優れた研究者・技術者を養成するためにプログラム制カリキュラムを採用しています。コアプログラムで基礎学力を修得後,主題ごとに体系化された6つのアドバンストプログラムから複数のプログラムを選択履修することで,化学の基本原理の探求と応用技術の創造に挑戦する力を身につけることができます。
 “独創性や観察力など独自に考える力” をもち “未知の分野に対する強い探究心とチャレンジ精神” の旺盛な人の入学を期待します。

求める人材
・自然現象の観察と実験に強い興味を持ち,実験を通して創造的に自然と関わりたい人
・独自に考える力と自然に対する好奇心を持ち,発見の感動を味わいたい人
・研究を通して得た成果を世界に向けて発信し,社会や自然界へ応用することに意欲がある人

求める人材/編入学試験
・自然現象の観察と実験に強い興味を持ち,実験を通して創造的に自然と関わりたい人
・独自に考える力と自然に対する好奇心を持ち,発見の感動を味わいたい人
・研究を通して得た成果を社会や自然界へ応用することに意欲がある人
・専門分野における経験を生かしつつ,大学でさらに専門を深く学びたい人

選抜の基本方針
■一般選抜
 基礎学力に加え,物質化学にとっての基本的科⽬である化学・数学及び英語の学力を重視します。
■ KUGS特別入試(総合型選抜)
 基礎学力に加え,出願書類,高大接続プログラム課題等を参考にした口述試験により,思考能力と論述能力,化学分野の勉学意欲及び資質などを評価します。
■超然特別入試(A-lympiad選抜)
 「日本数学 A-lympiad」における受賞及び出願書類を参考にした口述試験(プレゼンテーションを含む)により,思考能力と論述能力,化学分野の勉学意欲及び資質などを評価します。
■帰国生徒選抜
 物質化学にとっての基本的科目である化学・数学及び英語の学力を重視するとともに,成績証明書(調査書)により基礎学力を評価します。
■国際バカロレア入試
 物質化学にとっての基本的科目である化学・数学の学力を成績評価証明書により評価するとともに,口述試験により,化学分野の勉学意欲及び資質を評価します。
■私費外国人留学生入試
 化学・数学及び英語の学力を重視するとともに,口述試験により,大学の授業を理解するための基礎知識,日本語によるコミュニケーション能力などを評価します。
■編入学試験
 一般選抜では,基礎学力に加え,4 年制大学の 2 年次修了程度の専門科目(化学)及び英語の学力を評価します。
特別選抜(推薦)では,基礎学力に加え,4 年制大学の 2 年次修了程度の専門科目(化学),人物調書・推薦書,志願理由書を総合的に評価します。
なお,コアプログラムの希望者数に偏りがある場合は入試成績による調整を行うため,希望のコアプログラムを履修できない場合があります。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等
 高等学校で履修した科目(大学入学共通テストで課している科目)について充分に理解できていることが必要です。さらに,化学を含む理系科目(理科,数学)は理学・工学の基礎となる科目ですので非常に重要です。文系科目(国語,外国語,社会系科目(地理歴史・公民))も自分の意見をまとめコミュニケーションを行うために必要です。また,高校生活の中で,日常的な科学現象に興味を持ち,それらを意欲的に探究する姿勢を身につけてください。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等/編入学試験
 化学を含む理系基礎科目について充分に理解できていることが必要です。また,教養的科目(言語,社会系科目)も自分の意見をまとめコミュニケーションを行うために必要です。さらに,化学に関する実験科目を履修しておくことを求めます。学生生活の中で,日常的な科学現象に興味を持ち,それらを意欲的に探究する姿勢を身につけてください。

続きを読む… 折り畳む

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

2年生の後期に選択するコアプログラムの科目を履修する上で必須となる基礎知識の修得を目的として、1年生および2年生の前期には全学生必修の専門基礎科目を編成した。
先端化学コアプログラム:化学の専門的職業人として必要な自然科学の素養として「基礎学力(目標A)」を養う基礎科目群とともに、現代化学全般を体系的に習得する中で「化学的な研究能力と問題解決力(目標B)」を養う専門科目群を配置した。また、「情報発信型人材育成(目標C)」を目標として、ゼミナールや課題研究を中心としたプレゼンテーション能力及び国際コミュニケーション能力を養成する科目群を編成した。
応用化学コアプログラム:科学技術に携わる研究者および技術者に必要な「基礎学力と社会的倫理観(目標A)」を養う基礎科目群とともに、応用化学の専門的職業人に求められる「化学的スキルと工学的センス(目標B)」の習得を目標とした専門科目群を配置した。また、社会における実践的能力として「創造的思考力と行動力(目標C)」を養成するために、課題探究型の実験・実習やプレゼンテーション能力及び国際コミュニケーション能力を養成する科目群を編成した。
アドバンストプログラム:6つの主題にグループ化された発展的な専門科目群を配置した。プログラムを組み合せて学習するカリキュラムと、4年生で研究室に所属して取り組む課題研究により、化学に関する最先端の知識と実験技術を身につけることができる科目群を編成した。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

化学の専門知識・技術とともに幅広い教養と豊かな人間性を身につけ、科学・科学技術・文化の発展と充実に貢献できる人材を養成する。下記の各コアプログラムのディプロマ・ポリシーで掲げた人材養成目標への到達を含めて、この学類の人材養成目標に到達した者に学士(理学)もしくは学士(工学)の学位を授与する。

・先端化学コアプログラム:物質の化学的性質・構造・反応などに関する基礎的原理や実験技術と合わせて広範な自然科学の素養を習得し、未来の科学を支えるために独自に考える力と自然に対する好奇心を持ち、発見の感動を味わうことに価値を見いだすことができる人材を養成する。この人材養成目標に到達した者に学士(理学)の学位を授与する。
・応用化学コアプログラム:応用化学の研究者及び技術者として必要な知識と技術、化学的な思考力・創造力、実際問題への応用能力を修得するとともに、工学倫理や環境に対する責任を自覚し、社会でリーダーシップを発揮できる人材を養成する。加えて、研究を通して得た成果を広く世界に向けて発信し、社会や自然界へ応用する能力を養う。金沢大学<グローバル>スタンダード(KUGS)及び本学類が掲げる人材養成目標を踏まえ、以下に掲げる学修成果を達成した者に、学士(工学)の学位を授与する。

●先端化学コアプログラム
 物質の化学的性質・構造・反応などに関する基礎的原理や実験技術と合わせて広範な自然科学の素養を習得し、未来の科学を支えるために独自に考える力と自然に対する好奇心を持ち、発見の感動を味わうことに価値を見いだすことができる人材を養成する。この人材養成目標に到達した者に学士(理学)の学位を授与する。

・科学に携わる研究者•技術者および教育者の素養として、数学、物理学、化学を中心とした自然科学の幅広い基礎知識を身につける。
・化学の専門的職業人として必要な理論化学、有機化学、無機化学、分析化学、放射化学、生物化学、錯体化学の基礎学力と化学的研究能力を身につけるとともに問題解決力を養う。
・新しい機能をもった物質の創造、効率的な有機合成反応と生体分子の機能の解明、分析理論の構築と自然界の元素循環の機構の解明の3分野に対応した実験や講義を通して、物質の性質•構造•反応など原子•分子レベルでおこる諸問題を解決する化学的素養を身につけ、研究者および教育者としてさまざまな分野でリーダーとして活躍できる能力を養う。
・持続可能な豊かな社会を創成する社会的責任と倫理を自覚し、自然科学の社会的役割の理解と社会に及ぼす影響を考え得る素養を養う。
・研究室の中で大学院生とともに行うゼミナールや課題研究を通してコミュニケーション能力とリーダーとしての資質を養う。
・国際的に通用する化学の研究者•専門的職業人として必要な語学能力の基礎とコンピュータ利用技術を身につける。

●応用化学コアプログラム
 応用化学の研究者及び技術者として必要な知識と技術、化学的な思考力・創造力、実際問題への応用能力を修得するとともに、工学倫理や環境に対する責任を自覚し、社会でリーダーシップを発揮できる人材を養成する。加えて、研究を通して得た成果を広く世界に向けて発信し、社会や自然界へ応用する能力を養う。金沢大学<グローバル>スタンダード(KUGS)及び本学類が掲げる人材養成目標を踏まえ、以下に掲げる学修成果を達成した者に、学士(工学)の学位を授与する。

・工学に携わる研究者・技術者の基本的な素養として、数学、物理学、化学を中心とした自然科学の基礎知識を養う。
・環境に調和した未来志向型化学の創成を目指す研究者・技術者としての責任と倫理を自覚し、地球的・国際的視点から自然科学や工学の社会的役割の理解と社会に及ぼす影響を考え得る素養を養う。
・応用化学の専門的職業人として必要な物理化学、有機化学、無機化学、分析化学、高分子化学の基礎学力とスキルを身につけるとともに化学的思考力を養う。
・環境対応型研究、高度選択型研究、超分子創成型研究の3分野に対応した実験や講義を通して、高度に専門的な問題に対応するための応用化学的センスを身につけ、生涯学び続ける意欲を養う。
・工業系科目を通して工学の基礎知識とセンスを養い、異分野においても応用化学の専門家として自在に対応できる応用力を身につける。
・幅広い産業の根幹で活躍できる人材の養成を目指して、グループ研究や創成実験、さらに卒業研究を通してチームワークの重要性を体感し、コミュニケーション能力とリーダーとしての資質を養う。
・“エコ化学によるモノづくり”の観点から、特に、エネルギー・環境・モノづくりに関連した応用化学の技術的諸問題に対する解析能力、問題解決のための計画立案・遂行能力を養う。
・応用化学の専門的職業人として国際的に通用するために必要な語学能力の基礎とコンピュータ利用技術を身につける。

続きを読む… 折り畳む