学部・研究科等の特色等
工学部では、工学の礎となる数学・物理学・化学を充分に理解した上で、高度な専門知識と応用技術を修得する体系的な4年間の教育プログラムを導入しています。
また、機械工学科、電気工学科、応用化学科は、日本技術者教育認定機構であるJABEEの認定を受けています。「JABEE認定教育プログラム」を修了すると国家試験である技術士資格第一次試験が免除され、卒業と同時に技術士補と修習技術者の2つの資格を同時に取得することができます。本学では毎年20~30%の学生がこのプログラムを修了しています。
【機械工学科】
機械工学科は、人類社会の永続的な発展に貢献する機械制御システムに係る教育・研究と専門技術者・研究者の育成を目的としています。この使命・目的を達成するため、自然科学・コンピュータ技術を基礎として機械制御工学、自動車工学、ロボティクス・メカトロニクス、航空・宇宙工学、エネルギー工学、設計及びデザイン工学などを専門とした教育・研究を行い、豊かな表現力、高度な技術力、技術者倫理を身につけ、将来このような機械技術が関わる分野で社会の発展に有用な機械制御システムを開発できる応用力・創造力を有する人材を育成します。
【電気工学科】
電気工学科は、豊かな社会生活を築き、人類の発展を支える中核技術である、エレクトロニクス、エネルギー、情報通信に係る教育研究と専門技術者・研究者の育成を目的としています。この使命・目的を達成するため、電気工学、電子工学、情報科学を専門とした教育研究を行い、システム化した思考と応用力と実践力を身に付け、豊かな国際感覚と高い技術者倫理を備え、社会の要求を解決するためのデザイン能力を有する人材を育成します。
【応用化学科】
応用化学科は、理学と工学の幅広い知識と技術を基盤とし、物質と環境に視点を置いた教育研究を通して、人々が安心して安全に生活ができる社会の持続的構築に貢献します。この使命・目的を達成するため、化学を基軸として物理学や生物学の関連分野及びそれらの学際領域において、自然真理の探求から応用技術の創出にわたる先導的研究を遂行すると共に、物質・材料・環境・生命の分野に関連する総合的知識、問題発見・解決力と表現力、技術者倫理を備えた国際感覚豊かな科学技術者を育成します。
【数理情報科学科】
数理情報科学科は、数学を基礎として、情報を数量化し科学的に分析する能力を身に付けるために、自然、社会、人間の各現象に関わる情報を数理的に捉え、実用的な応用を扱うことを学ぶことで、多様化する社会において、その変化に素早く対応できる数理的素養を十分に身に付けた人材を育成します。
【医薬工学科】
医薬工学科は、ライフサイエンスとデータサイエンスの両方に精通し、バイオ医薬品・医療機器、化粧品・食品に関する製造技術及びプロセス開発、製品の品質評価・品質保証に貢献できる専門的な人材を育成します。