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学校教育学部

 
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学部・研究科等の特色等

学部・研究科等の特色等

■実践力を重視した教育課程
 広い学問領域にわたる基礎知識のうえに、教員としての総合的な能力を得させることを目的として、4年間を通して教育課程全体の調和と整合性に配慮しています。
 1年次から4年次の4年間にわたる実地教育(教育実習)を開設し、各年次の実地教育の履修を通して、教養科目群、教職共通科目群、教育内容・方法科目群、専門科目群、教職探求・リフレクション科目群の諸成果が統合化・協働化されるようにコンカレント型の教育課程を編成しています。

■教員養成スタンダードによる「学び続ける教師」の養成
 教師として学び続けるための起点として学生が身につける資質・能力を育成するために必要な教育課程の基準を「教員養成スタンダード」として定めています。教員養成スタンダードによる自己評価等により、常に自らの学びを振り返ることで課題を発見し、次なる学びを計画・設計します。これにより生涯にわたって「学び続ける教師」の土台を育成します。

■高い教員就職率を担保する就職支援と幅広いキャリア形成支援
 教職キャリア開発センターが中心となって、計画的・継続的なプログラムを作成し就職支援、キャリア形成支援体制の充実を図っています。校長や教職経験のあるキャリア開発指導員やキャリアカウンセラー、大学教員が学生の相談に応じるなど学生のニーズに合ったきめ細かい就職支援を行っています。また、入学後の早い段階から参加できる多様なキャリア形成支援の取組も実施しています。

1.「ここにしかない学び」のある大学
 兵庫教育大学は、2022年から「教員養成フラグシップ大学」に指定され、先導的な教職科目の開発に取り組んでいます。最先端を行く教員養成大学として、EdTechやSTEAM教育、教育データサイエンス、インクルーシブ教育、学習観の転換、教員の連携・協働など、Society5.0時代の学校において教員に必要とされる力を育成しています。これらを含め、本学の教職課程には様々な工夫がなされており、「ここにしかない学び」が皆さんを待っています。

2.実践力が身につく大学
 教職課程では、教職に関する諸理論等について専門的に学びますが、同時に実際にそれを活用できる力を養う必要があります。兵庫教育大学では実践力の育成に特に重きをおいています。入学当初から4年間にわたって、多くの教育実習(実地教育)を計画的に配置し、豊富な現場経験を通して教科指導や学級経営の実践力を養っています。
 本学の大学教員には、小学校や中学校、高等学校等で実際に教職を経験した研究者や、学校現場との共同研究や教員研修を推進している研究者が多く、学校現場でのリアルな実践のあり方をその理論的背景と結びつけて、わかりやすく指導しています。また、学生がグループでプロジェクトに取り組んだり、プレゼンテーションやマイクロティーチングを行ったりする学生主体のアクティブラーニング型の授業が数多くあります。

3.「学びあい、高めあえる大学」
 兵庫教育大学は、学生数に比して教員数が多いことに特徴があります。教員一人あたりの学生数が少ないことは、授業のみならず、クラス担任制やゼミ配置など、少人数単位での、学生一人ひとりに寄り添う丁寧な指導を可能にしています。各学年には、学生が自己の学びをリフレクションする機会を計画的に設定し、「学び続ける力」の育成を図っています。
 学生は、教員になるという共通の目標を持つ仲間として相互に交流し、学びを深めあっています。部活動の種類も多く、試合や発表会などにおける活躍の場がひらけています。学校現場や不登校児童の支援施設での学生のボランティア活動も奨励されています。また、兵庫教育大学大学院には多くの現職教員が大学院生として在学しており、学部生と大学院生との様々な交流を通して、学校現場のリアルな様子を学び取っています。

4.複数免許の取れる大学
 現在、小中一貫教育、幼少連携教育の普及や、小学校高学年における教科担任制の増加によって、小学校教員免許だけでなく中学校や幼稚園の免許も持つ必要性が高くなっています。また、中学校・高等学校の小規模化によって、一人の教員が複数教科の免許を持つことも求められています。兵庫教育大学では、このような学校現場のニーズに応えるために、学生の希望に沿って、小学校免許に加えて、中学校、高等学校の複数教科免許や幼稚園免許、保育士資格を取得することができます。

5.教員就職率の高い大学
 兵庫教育大学の卒業生の教員・保育士就職率は毎年非常に高く、令和5年度卒業生の教員・保育士就職率は82.1%でした。これは、同じ志を持った仲間との切磋琢磨、教員養成という明確な目的を持った全学的な教育・研究、学生支援の体制が構築されていることによります。なかでも、本学は就職支援に力を入れています。教職キャリア開発センターが中心となって、計画的・継続的なプログラムを展開し、学校現場で校長経験のある指導員から、教員就職に関する相談や指導を受けることができます。本学の教職員には、「教員になりたい」という学生の夢を実現させたいという強い思いがあります。

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