学部・研究科等の特色等
本研究科修士課程では、社会科学とデータサイエンスが融合するソーシャル・データサイエンスの学問分野において、最先端の知識を自ら活用し、新たな課題を発見し解決に導くことができるソーシャル・データサイエンスのスペシャリストの養成を目指します。そのため、ソーシャル・データサイエンスの全体像とデータサイエンスのELSIを学ぶ必修科目や、ビッグデータの扱いにも対応したデータサイエンス科目、社会科学とデータサイエンスの高度な知識を有機的に融合させて取り組む事例を学ぶソーシャル・データサイエンス発展科目(ビジネス・イノベーション分析科目・社会課題解決科目)をバランスよく揃えたカリキュラムを提供しています。
また、本研究科では、社会科学とデータサイエンスが融合したソーシャル・データサイエンスという学術領域の特徴もふまえ、複数の専門的知見を基にした複数教員による指導体制を取ります。個々の学生に対して主指導教員と専門分野(部門)が異なる副指導教員を配置することで、分野横断的・異分野融合的な研究の指導が可能となります。
このような教育を通じて、本研究科では、社会科学とデータサイエンスの高度な知識をもち、経営や政策立案に携わることができる高度職業人材や、将来的に大学や公的・民間研究機関にて研究に従事することができる複合的学問領域の研究人材を養成します。