入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
奈良県立大学は、ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に掲げる人材を育成するために、以下のような能力・資質を有する学生を求めます。
(1)本学の教育内容に魅力を感じ、学問に真摯に向きあう姿勢と意志
(2)社会への強い関心をもち、常識の枠にとらわれず、新たな探究へと向かう好奇心
(3)教員の指示を待って動くのではなく、主体的に学び行動するチャレンジ精神
(4)教員や学生同士で積極的に議論ができるコミュニケーションの基礎的な能力
(5)高等学校までの教育課程で修得した知識や技能をもとに、論理的に思考し表現する力
(6)地域での活動に積極的に参加する意欲
入学者を選抜するため、本学では次の5種類の入学試験を実施します。
【総合型選抜 A】
・課題レポートによりこれまでの探究的な学びや各種活動を通して、足元から課題を見つけ、社会的な問題と関連づけるために、自ら学び、考え、他者から学ぼうとする能力を測る。
・志望理由書と面接試験により、探究的な学びや各種活動の内容と入学後の目標を結びつけ、明確に筋道を立てて説明する能力を測る。
・大学入学共通テスト3科目(外国語・国語・その他1科目)の得点率が5割以上で、うち1科目の得点率が7割以上であることを最終合格の条件とすることで、特定の分野への知的好奇心と基礎学力を測る。
【総合型選抜 B】
・高校において数学Ⅱ・数学 B・数学 C を履修していることを出願要件にすることで、一定の数学的知識及び能力を有していることを確認する。
・課題レポートによりこれまでの探究的な学びや各種活動を通して、足元から課題を見つけ、社会的な問題と関連づけるために、自ら学び、考え、他者から学ぼうとする能力を測る。
・志望理由書とプレゼンテーション・面接試験により、探究的な学びや各種活動の内容と入学後の目標を結びつけ、明確に筋道を立てて説明する能力を測る。
・大学入学共通テスト3科目(外国語・数学Ⅱ,数学B,数学C・その他1科目)の得点率が5割以上で、うち1科目の得点率が7割以上であることを最終合格の条件とすることで、特定の分野への知的好奇心と基礎学力を測る。
【学校推薦型選抜】
・調査書・推薦書により、高等学校教育課程において修得した知識や技能を測る。
・志願理由書・面接試験により、本学の教育内容に魅力を感じているか、主体的に学ぶ意志をもっているか、コミュニケーション能力の基礎を身につけているか、地域での活動に意欲をもっているかを測る。
・小論文試験により、社会への関心、常識にとらわれずに探究する力、思考力・表現力を測る。
【社会人選抜】
・高等学校卒業証明書等により、高等学校教育課程修了相当の知識や技能を有することを確認する。
・志願理由書・面接試験により、本学の教育内容に魅力を感じているか、主体的に学ぶ意志をもっているか、社会人としてコミュニケーション能力を身につけているか、地域での活動に意欲をもっているかを測る。
・小論文試験により、社会への関心、常識にとらわれずに探究する力、思考力・表現力を測る。
【一般選抜】
・大学入学共通テスト(外国語・国語・その他1科目)により、高等学校教育課程において修得した知識や技能を測る。
・小論文試験により、社会への関心、常識にとらわれずに探究する力、学びへの意欲、思考力・表現力を測る。
入学者数
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|
| 165人 | 166人 | 199人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
2025年度より定員増となったためです。
実施している入試方法
| ○ | 一般 |
|---|---|
| ○ | 総合型(旧区分名:AO) |
| ○ | 学校推薦型(旧区分名:推薦) |
| 帰国生徒 | |
| ○ | 社会人 |
| ○ | 附属校 |
| 編入学 | |
| その他 ※ | |
| 留学生 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
受験者・合格者・入学者の構成(入試方法の区分別)
入試内容(教科・科目、合否基準、入試問題等)
障害のある入学志願者に対する合理的配慮
| 1.5 倍または1.3 倍の時間延長 | |
|---|---|
| 点字での受験、文字サイズ1.4 倍、紙面2 倍に拡大した問題用紙、拡大鏡等の使用 | |
| 回答方式(チェック解答、文字解答、代筆) | |
| 意思伝達装置やパソコンを使用した意思表出 | |
| 手話通訳者、介助者の配置 | |
| リスニングの免除、またはリスニング音声聴取を制御する許可 | |
| 試験室の場所(トイレやエレベータとの距離関係) | |
| 杖や補聴器、車いす、特製机の使用など |
障害のある入学志願者に対するその他の合理的配慮
入学選抜における受験上の配慮について随時相談を受け付けています。受験希望者から申出のあった内容について検討の上、可能な範囲で対応します。
入学者の構成(男女別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
| 61人 | 104人 | 44人 | 122人 | 65人 | 134人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(出身高校所在地別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 |
| 大阪府 | 58人 | 大阪府 | 62人 | 奈良県 | 54人 |
| 京都府 | 27人 | 京都府 | 25人 | 大阪府 | 53人 |
| 奈良県 | 21人 | 奈良県 | 13人 | 京都府 | 28人 |
| 兵庫県 | 20人 | 兵庫県 | 10人 | 兵庫県 | 13人 |
| 和歌山県 | 7人 | 愛知県 | 7人 | 三重県 | 6人 |
| 三重県 | 6人 | 滋賀県 | 6人 | 静岡県 | 5人 |
| 愛知県 | 4人 | 静岡県 | 5人 | 石川県 | 4人 |
| 北海道 | 3人 | 岐阜県 | 4人 | 愛知県 | 4人 |
| 静岡県 | 3人 | 和歌山県 | 4人 | 鳥取県 | 4人 |
| 愛媛県 | 3人 | 富山県 | 3人 | 広島県 | 4人 |
| 富山県 | 2人 | 広島県 | 3人 | 北海道 | 3人 |
| 岐阜県 | 2人 | 福井県 | 2人 | 山口県 | 3人 |
| 徳島県 | 2人 | 長野県 | 2人 | その他 | 3人 |
| 岩手県 | 1人 | 三重県 | 2人 | 東京都 | 2人 |
| 秋田県 | 1人 | 島根県 | 2人 | 岐阜県 | 2人 |
| 新潟県 | 1人 | 岡山県 | 2人 | 大分県 | 2人 |
| 福井県 | 1人 | 香川県 | 2人 | 岩手県 | 1人 |
| 滋賀県 | 1人 | 愛媛県 | 2人 | 茨城県 | 1人 |
| 大分県 | 1人 | 北海道 | 1人 | 栃木県 | 1人 |
| 鹿児島県 | 1人 | 岩手県 | 1人 | 富山県 | 1人 |
| 青森県 | 群馬県 | 1人 | 長野県 | 1人 | |
| 宮城県 | 埼玉県 | 1人 | 滋賀県 | 1人 | |
| 山形県 | 0人 | 東京都 | 1人 | 和歌山県 | 1人 |
| 福島県 | 山梨県 | 1人 | 高知県 | 1人 | |
| 茨城県 | 山口県 | 1人 | 宮崎県 | 1人 | |
| 栃木県 | 長崎県 | 1人 | 青森県 | ||
| 群馬県 | 大分県 | 1人 | 宮城県 | ||
| 埼玉県 | 鹿児島県 | 1人 | 秋田県 | ||
| 千葉県 | 青森県 | 山形県 | |||
| 東京都 | 宮城県 | 福島県 | |||
| 神奈川県 | 秋田県 | 群馬県 | |||
| 石川県 | 山形県 | 埼玉県 | |||
| 山梨県 | 福島県 | 千葉県 | |||
| 長野県 | 茨城県 | 神奈川県 | |||
| 鳥取県 | 栃木県 | 新潟県 | |||
| 島根県 | 千葉県 | 福井県 | |||
| 岡山県 | 神奈川県 | 山梨県 | |||
| 広島県 | 新潟県 | 島根県 | |||
| 山口県 | 石川県 | 岡山県 | |||
| 香川県 | 0人 | 鳥取県 | 徳島県 | ||
| 高知県 | 徳島県 | 香川県 | |||
| 福岡県 | 高知県 | 愛媛県 | |||
| 佐賀県 | 福岡県 | 福岡県 | |||
| 長崎県 | 佐賀県 | 佐賀県 | |||
| 熊本県 | 熊本県 | 長崎県 | |||
| 宮崎県 | 0人 | 宮崎県 | 熊本県 | ||
| 沖縄県 | 0人 | 沖縄県 | 鹿児島県 | ||
| その他 | その他 | 沖縄県 | |||
※その他は外国の学校卒、高卒認定等
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
在学生には近畿圏出身者が多く、奈良・大阪・京都の順となっています。