入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
医学部医学科では、本学の建学の理念を尊重し、将来、臨床医や医学研究者として社会に貢献できる以下の人材を求めており、志願者の資質と能力を総合的に評価して選抜します。
1. 医学を学ぶために必要な基礎学力と応用できる資質を有する人。
2. 生涯を通して学修する意欲と向上心を有する人。
3. 他者への思いやりと協調性、倫理観を有し、社会的規範に基づく行動がとれる人。
4. 自然科学への好奇心が旺盛で、豊かな創造力と論理的思考能力を有する人。
5. 国際社会や地域社会の情勢に関心を持ち、社会的要請に応えようとする意欲がある人。
●入学者選抜の基本方針
アドミッション・ポリシーに沿った人材を選抜するために、医学科では、一般選抜、学校推薦型選抜、海外教育プログラム特別入試を実施しています。また、医学以外の学問分野を経験した人を対象に2年次への学士編入学試験を実施しています。
1. 一般選抜(前期日程・後期日程)
前期日程は、大学入学共通テスト、個別学力検査、面接及び調査書、後期日程は、大学入学共通テスト、小論文、面接及び調査書により学力やその他の資質を総合的に評価し、合格者を決定します。
2. 学校推薦型選抜
学校推薦型選抜は、大学入学共通テスト、小論文、適性検査、面接、推薦書、志願理由書及び調査書により学力やその他の資質を総合的に評価し、合格者を決定します。
3. 海外教育プログラム特別入試
海外教育プログラム特別入試は、小論文、適性検査、面接、成績証明書、推薦書及び志願理由書に加えて各国の教育制度による国家試験等の統一試験により学力やその他の資質を総合的に評価し、合格者を決定します。
4. 第2年次編入学試験
第2年次編入学試験は、個別学力検査、小論文、面接、成績証明書、推薦書及び志願理由書により学力やその他の資質を総合的に評価し、合格者を決定します。
●大学入学までに身につけておくべき教科・科目等
本学科では高等学校等までの各教科において、医学・医療を学ぶために必要な幅広い基礎学力と応用力を身につけていることが望まれ、かつ全人的教育を受けるべく素養を身につけていることが不可欠です。その中でも、特に以下の能力を身につけることを望みます。
1. 国語については、日本語を正確に理解し自らを適切に表現する能力と、他者の考えを正しく理解する能力
2. 地理歴史・公民については、国際社会において主体的に生きるという自覚を持ち、良識ある公民として行動する能力
3. 数学については、基礎的知識の理解と習得に加え、事象を数学的に表現して考察する能力と、数学的論拠に基づいて判断する能力
4. 理科については、自然科学全般に関して深い理解と洞察力を持ち、事象を科学的思考に基づいて判断する能力
5. 英語については、積極的に国際社会の人々とコミュニケーションを図ろうとする意識を持ち、論理の展開や表現方法を工夫して、自分の意見を適切に伝えるコミュニケーション能力
6. 情報については、科学的な見方・考え方を働かせ、問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適切かつ効果的に活用し、情報社会に主体的に参画するための能力
入学者数
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|
| 118人 | 110人 | 110人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
実施している入試方法
| ○ | 一般 |
|---|---|
| 総合型(旧区分名:AO) | |
| ○ | 学校推薦型(旧区分名:推薦) |
| ○ | 帰国生徒 |
| 社会人 | |
| 附属校 | |
| ○ | 編入学 |
| その他 ※ | |
| ○ | 留学生 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
障害のある入学志願者に対する合理的配慮
| 1.5 倍または1.3 倍の時間延長 | |
|---|---|
| 点字での受験、文字サイズ1.4 倍、紙面2 倍に拡大した問題用紙、拡大鏡等の使用 | |
| 回答方式(チェック解答、文字解答、代筆) | |
| 意思伝達装置やパソコンを使用した意思表出 | |
| 手話通訳者、介助者の配置 | |
| リスニングの免除、またはリスニング音声聴取を制御する許可 | |
| ○ | 試験室の場所(トイレやエレベータとの距離関係) |
| ○ | 杖や補聴器、車いす、特製机の使用など |
障害のある入学志願者に対するその他の合理的配慮
本学に入学を志願する人で、障害等のため、受験上特別な措置及び修学上特別な配慮を必要とする場合は、出願期間初日2週間前までに、下記照会先宛に以下の書類を提出してください。
なお、配慮を決定するにあたり、本学において志願者又はその立場を代弁することができる者等との面談等を行うことがあります。
1 受験上の配慮等申請書(様式任意)
次の事項を記載してください。
(1)志望する募集区分名
(2)障害の種類・程度
(3)受験上の特別な措置を希望する事項
(4)修学上の特別な配慮を希望する事項
(5)日常生活の状況
2 現症及び配慮を必要とする具体的な措置等を記載した公的証明書
例1 障害者手帳(コピー)
例2 医師の診断書(コピー)
事前相談については時間がかかる場合もあるので、早めに申し出てください。
入学者の構成(男女別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
| 72人 | 46人 | 70人 | 40人 | 79人 | 31人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(出身高校所在地別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 |
| 静岡県 | 48人 | 静岡県 | 57人 | 静岡県 | 57人 |
| 愛知県 | 27人 | 東京都 | 14人 | 愛知県 | 18人 |
| 東京都 | 19人 | 愛知県 | 12人 | 東京都 | 14人 |
| 神奈川県 | 9人 | 神奈川県 | 8人 | 神奈川県 | 5人 |
| 埼玉県 | 2人 | 千葉県 | 4人 | 岐阜県 | 3人 |
| 岐阜県 | 2人 | 京都府 | 3人 | 埼玉県 | 2人 |
| 兵庫県 | 2人 | 兵庫県 | 2人 | 三重県 | 2人 |
| 奈良県 | 2人 | 奈良県 | 2人 | 兵庫県 | 2人 |
| その他 | 2人 | 福岡県 | 2人 | 富山県 | 1人 |
| 千葉県 | 1人 | 栃木県 | 1人 | 山梨県 | 1人 |
| 石川県 | 1人 | 山梨県 | 1人 | 滋賀県 | 1人 |
| 山梨県 | 1人 | 大阪府 | 1人 | 京都府 | 1人 |
| 京都府 | 1人 | 岡山県 | 1人 | 広島県 | 1人 |
| 大阪府 | 1人 | 宮崎県 | 1人 | 鹿児島県 | 1人 |
| 北海道 | 鹿児島県 | 1人 | その他 | 1人 | |
| 青森県 | 北海道 | 0人 | 北海道 | ||
| 岩手県 | 青森県 | 0人 | 青森県 | ||
| 宮城県 | 岩手県 | 0人 | 岩手県 | ||
| 秋田県 | 宮城県 | 0人 | 宮城県 | ||
| 山形県 | 秋田県 | 0人 | 秋田県 | ||
| 福島県 | 山形県 | 0人 | 山形県 | ||
| 茨城県 | 福島県 | 0人 | 福島県 | ||
| 栃木県 | 茨城県 | 0人 | 茨城県 | ||
| 群馬県 | 群馬県 | 0人 | 栃木県 | ||
| 新潟県 | 埼玉県 | 0人 | 群馬県 | ||
| 富山県 | 新潟県 | 0人 | 千葉県 | ||
| 福井県 | 富山県 | 0人 | 新潟県 | ||
| 長野県 | 石川県 | 0人 | 石川県 | ||
| 三重県 | 福井県 | 0人 | 福井県 | ||
| 滋賀県 | 長野県 | 0人 | 長野県 | ||
| 和歌山県 | 岐阜県 | 0人 | 大阪府 | ||
| 鳥取県 | 三重県 | 0人 | 奈良県 | ||
| 島根県 | 滋賀県 | 0人 | 和歌山県 | ||
| 岡山県 | 和歌山県 | 0人 | 鳥取県 | ||
| 広島県 | 鳥取県 | 0人 | 島根県 | ||
| 山口県 | 島根県 | 0人 | 岡山県 | ||
| 徳島県 | 広島県 | 0人 | 山口県 | ||
| 香川県 | 山口県 | 0人 | 徳島県 | ||
| 愛媛県 | 徳島県 | 0人 | 香川県 | ||
| 高知県 | 香川県 | 0人 | 愛媛県 | ||
| 福岡県 | 愛媛県 | 0人 | 高知県 | ||
| 佐賀県 | 高知県 | 0人 | 福岡県 | ||
| 長崎県 | 佐賀県 | 0人 | 佐賀県 | ||
| 熊本県 | 長崎県 | 0人 | 長崎県 | ||
| 大分県 | 熊本県 | 0人 | 熊本県 | ||
| 宮崎県 | 大分県 | 0人 | 大分県 | ||
| 鹿児島県 | 沖縄県 | 0人 | 宮崎県 | ||
| 沖縄県 | その他 | 0人 | 沖縄県 | ||
※その他は外国の学校卒、高卒認定等
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)