入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
農学部は、以下に掲げた力を身につけた人材を求めます。
求める人材像
高等学校等で履修した基礎的な知識を備え、論理的な思考とそれを的確に表現する力量をもつ人を求めます。農学部総合農業科学科は、農芸化学、応用植物科学、応用動物科学、環境生態学の4コースで組織されており、1年次には全学共通科目と並行して農学とその関連分野を理解する専門基礎科目を履修します。2年次から各コースに分属して専門科目を体系的かつ横断的に学び、卒業論文では専門分野の先端研究を主体的に行います。このカリキュラムで農学に関する幅広い基礎知識を修得し、専門的な学習を積み上げて技術者や研究者として活躍するという意欲ならびに目標をもつ人を求めます。多様化する社会的要請に対応し、持続可能な社会の実現に貢献するため、地域、世界とのつながりに興味をもち、語学力、表現力を磨く意欲も求められます。
求める力
【実践力】
論理的に物事を考え、調べたことや考えたことを的確に表現できる。また、与えられた課題を責任をもって成し遂げ、達成困難な目標の実現に継続的に取り組むことができる。
【探究力】
自ら情報を収集し、科学に基づく理解と議論をすることができる。技術開発はもちろん社会や文化への関心、過去、現在、未来をつなぐ広い視野を有している。
【コミュニケーション力】
自分と異なる意見を尊重し、協調しながら物事に取り組む姿勢と力量を有する。言葉、文化の多様性と普遍性について関心や問題意識を持ち、地球規模、地域規模の様々な課題に取り組む意欲をもつ。
【専門力】
これまでの技術革新を継承しつつ、分野の枠を超えた知識と技術の修得、自らが発信者となって情報交換する意欲と向上心を兼ね備えている。新しい技術を積極的に取り入れて、これまでなかった領域にも挑戦できる。
【教養力】
生命現象の仕組みを理解するために必要な生物学、化学、物理学、数学等の基礎知識を備えるとともに、地域、世界、社会、文化等と自然環境の関わりについて、強い関心と問題意識を持っている。
農学部の選抜方針
幅広く多様な人材を確保するため、複数の試験及び日程の入試を実施します。
学力検査、小論文、面接、書類審査などによる試験のいずれかを、あるいは組み合わせて行い、本学での学修に足る学力または適性を測ります。
農学部の選抜方法
・一般選抜(前期日程)
・学校推薦型選抜Ⅰ(大学入学共通テストを課さないもの)
・社会人選抜
・私費外国人留学生選抜
・国際バカロレア選抜
選抜方針・各選抜方法の具体的な考え方
・一般選抜(前期日程)
6教科8科目の大学入学共通テストを課し、高等学校卒業レベルの基礎学力を評価します。3教科4科目の個別学力検査では、数学・理科・外国語(英語)を課し、農学を学ぶ上で基盤となる科目の理解度と応用力を評価します。
・学校推薦型選抜Ⅰ(大学入学共通テストを課さないもの)
書類審査(調査書、推薦書、志望理由書、英語資格・検定試験の成績)、小論文と面接(口述試験を含む)の結果を総合して評価します。小論文では、農学を学ぶ上で重要な読解力、論理的思考力、表現力を評価します。面接では、意欲、自己表現力と対話力、農学を学ぶ上で基盤となる科目の理解度と応用力を評価します。
・社会人選抜
書類審査(調査書、社会人選抜志望理由書、英語資格・検定試験の成績)、小論文と面接(口述試験を含む)の結果を総合して評価します。小論文では、農学を学ぶ上で重要な読解力、論理的思考力、表現力を評価します。面接では、社会人としての経験、意欲、自己表現力と対話力、農学を学ぶ上で基盤となる科目の理解度と応用力を評価します。
・私費外国人留学生選抜
書類審査と面接(オンラインにより実施)の結果を総合して選抜します。書類審査では、日本留学試験と英語資格・検定試験の成績、志望動機、課題作文を課し、基礎的な日本語能力ならびに数学・理科・英語の理解度を評価すると共に、課題解決に意欲と探究心を持つ人材を選抜します。面接では、意欲、自己表現力と対話力、論理的思考力を評価します。
・国際バカロレア選抜
書類審査と面接(オンラインにより実施)の結果を総合して選抜します。書類審査では、成績評価証明書、自己推薦書、評価書を通して、基礎学力、自己表現力、意欲を評価します。面接では、広く農学を学び、国際的に通用する人材となる強い意欲を評価します。
入学者選抜と、学力の3要素との関係
入試区分 知識・技能 思考力・判断力・表現力等の能力 主体性を持って多様な人々と 協働して学ぶ態度
一般選抜(前期日程) ○大学入学共通テスト ◎個別学力検査(数学、理科、外国語) ☆調査書
学校推薦型選抜Ⅰ ○英語資格・検定試験成績 ◎小論文・面接(口述試験を含む) ○面接、調査書・推薦書・志望理由書
社会人選抜 ○英語資格・検定試験成績 ◎小論文・面接(口述試験を含む) ○面接、調査書・志望理由書
私費外国人留学生選抜 ○英語資格・検定試験成績 ◎日本留学試験(日本語、数学、理科) ○面接,志望動機・課題作文
国際バカロレア選抜 ○成績評価証明書(6科目) ◎成績評価証明書(必要な成績評価を示した数学、理科) ☆面接、評価書、自己推薦書
(注)◎は特に重視する要素、〇は重視する要素、☆は総合的な判断となる要素
各要素に対する資料は、「主とする資料」であり、それ以外の要素でも活用する場合がある。
入学前に学習しておくことが期待される内容
大学受験の理科科目として物理学、化学を選択した学生であっても、生物学の基礎を修得していることが求められます。また、英語力は読む、聞く、話す、書くを統合した総合力が求められます。それらの修得には時間がかかるので、英語力向上を目指した取組みを続けることが望まれます。
入学者数
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
---|---|---|
131人 | 131人 | 129人 |
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
実施している入試方法
○ | 一般 |
---|---|
○ | 総合型(旧区分名:AO) |
○ | 学校推薦型(旧区分名:推薦) |
帰国生徒 | |
○ | 社会人 |
附属校 | |
編入学 | |
その他 ※ | |
○ | 留学生 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
障害のある入学志願者に対する合理的配慮
1.5 倍または1.3 倍の時間延長 | |
---|---|
点字での受験、文字サイズ1.4 倍、紙面2 倍に拡大した問題用紙、拡大鏡等の使用 | |
回答方式(チェック解答、文字解答、代筆) | |
意思伝達装置やパソコンを使用した意思表出 | |
手話通訳者、介助者の配置 | |
リスニングの免除、またはリスニング音声聴取を制御する許可 | |
試験室の場所(トイレやエレベータとの距離関係) | |
杖や補聴器、車いす、特製机の使用など |
障害のある入学志願者に対するその他の合理的配慮
事前に相談いただくことで、適宜合理的な配慮を行います。
入学者の構成(男女別)
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |||
---|---|---|---|---|---|
男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
58人 | 73人 | 60人 | 71人 | 62人 | 67人 |
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(出身高校所在地別)
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |||
---|---|---|---|---|---|
都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 |
兵庫県 | 26人 | 兵庫県 | 28人 | 岡山県 | 22人 |
岡山県 | 22人 | 岡山県 | 25人 | 兵庫県 | 15人 |
京都府 | 9人 | 香川県 | 9人 | 香川県 | 8人 |
山口県 | 8人 | 愛媛県 | 9人 | 大分県 | 8人 |
徳島県 | 7人 | 大阪府 | 7人 | 大阪府 | 6人 |
愛媛県 | 6人 | 長崎県 | 7人 | 広島県 | 6人 |
広島県 | 5人 | 広島県 | 5人 | 愛媛県 | 6人 |
大阪府 | 4人 | 福岡県 | 5人 | その他 | 6人 |
和歌山県 | 4人 | その他 | 5人 | 山口県 | 5人 |
香川県 | 4人 | 愛知県 | 4人 | 長崎県 | 5人 |
その他 | 4人 | 鳥取県 | 4人 | 愛知県 | 4人 |
愛知県 | 3人 | 奈良県 | 3人 | 徳島県 | 4人 |
滋賀県 | 3人 | 和歌山県 | 3人 | 北海道 | 3人 |
奈良県 | 3人 | 山口県 | 3人 | 東京都 | 3人 |
茨城県 | 2人 | 京都府 | 2人 | 福岡県 | 3人 |
石川県 | 2人 | 島根県 | 2人 | 佐賀県 | 3人 |
岐阜県 | 2人 | 富山県 | 1人 | 静岡県 | 2人 |
鳥取県 | 2人 | 長野県 | 1人 | 京都府 | 2人 |
高知県 | 2人 | 岐阜県 | 1人 | 奈良県 | 2人 |
福岡県 | 2人 | 三重県 | 1人 | 鳥取県 | 2人 |
大分県 | 2人 | 滋賀県 | 1人 | 島根県 | 2人 |
宮城県 | 1人 | 徳島県 | 1人 | 熊本県 | 2人 |
千葉県 | 1人 | 佐賀県 | 1人 | 茨城県 | 1人 |
福井県 | 1人 | 熊本県 | 1人 | 群馬県 | 1人 |
長野県 | 1人 | 大分県 | 1人 | 神奈川県 | 1人 |
静岡県 | 1人 | 宮崎県 | 1人 | 福井県 | 1人 |
島根県 | 1人 | 北海道 | 0人 | 岐阜県 | 1人 |
長崎県 | 1人 | 青森県 | 0人 | 滋賀県 | 1人 |
宮崎県 | 1人 | 岩手県 | 0人 | 和歌山県 | 1人 |
沖縄県 | 1人 | 宮城県 | 0人 | 高知県 | 1人 |
北海道 | 0人 | 秋田県 | 0人 | 鹿児島県 | 1人 |
青森県 | 0人 | 山形県 | 0人 | 沖縄県 | 1人 |
岩手県 | 0人 | 福島県 | 0人 | 青森県 | 0人 |
秋田県 | 0人 | 茨城県 | 0人 | 岩手県 | 0人 |
山形県 | 0人 | 栃木県 | 0人 | 宮城県 | 0人 |
福島県 | 0人 | 群馬県 | 0人 | 秋田県 | 0人 |
栃木県 | 0人 | 埼玉県 | 0人 | 山形県 | 0人 |
群馬県 | 0人 | 千葉県 | 0人 | 福島県 | 0人 |
埼玉県 | 0人 | 東京都 | 0人 | 栃木県 | 0人 |
東京都 | 0人 | 神奈川県 | 0人 | 埼玉県 | 0人 |
神奈川県 | 0人 | 新潟県 | 0人 | 千葉県 | 0人 |
新潟県 | 0人 | 石川県 | 0人 | 新潟県 | 0人 |
富山県 | 0人 | 福井県 | 0人 | 富山県 | 0人 |
山梨県 | 0人 | 山梨県 | 0人 | 石川県 | 0人 |
三重県 | 0人 | 静岡県 | 0人 | 山梨県 | 0人 |
佐賀県 | 0人 | 高知県 | 0人 | 長野県 | 0人 |
熊本県 | 0人 | 鹿児島県 | 0人 | 三重県 | 0人 |
鹿児島県 | 0人 | 沖縄県 | 0人 | 宮崎県 | 0人 |
※その他は外国の学校卒、高卒認定等
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(入試方法別)
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
---|---|---|---|
入学者数 | 入学者数 | 入学者数 | |
一般 | 109人 | 96人 | 94人 |
総合型 (旧区分名:AO) | 3人 | 2人 | 2人 |
学校推薦型 (旧区分名:推薦) | 16人 | 28人 | 27人 |
帰国生徒 | |||
社会人 | |||
附属校 | |||
編入学 | |||
その他 ※ | 4人 | 4人 | |
留学生 | 1人 | 2人 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
数値の説明(増減理由等) | |
---|---|
一般 | |
総合型 (旧区分名:AO) | |
学校推薦型 (旧区分名:推薦) | |
帰国生徒 | |
社会人 | |
附属校 | |
編入学 | |
その他 ※ | |
留学生 |