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医学系研究科看護学専攻(博士課程(後期))

 
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教育課程

学科・専攻等

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
看護学専攻 3年 博士(看護学)

※表示人数は前年度の学位授与者数

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 1.教育課程の編成方針
(1)教育課程は,「超高齢看護学」の 1 分野とし,「超高齢看護学」を構成する専門科目として
『超高齢看護開発特講』と『安全ケアシステム開発特講』の 2 科目を設けています。超高齢
社会における多様な健康課題を創造的に探究し,看護ケア方法や看護実践モデルの開発,看
護理論の生成などを行う超高齢看護開発と,これらの成果を人々が享受するための実用化と
制度化を見据えた仕組みづくりに資する安全ケアシステム開発とが相互に関連し,バランス
よく発展することで,世界に類を見ないわが国の超高齢社会が直面している様々な健康課題
の解決に貢献することを目的としています。

(2)医学系研究科看護学専攻博士後期課程では,『超高齢看護開発特講(2 単位)』『安全ケア
システム開発特講(2 単位)』『研究方法特講(2 単位)』『超高齢看護学研究演習(2 単位)』
『超高齢看護学特別研究(6 単位)』の 4 科目をはじめ,基礎医学・臨床医学・地域医療の
多様な関連科目を通じた学修によって、SDGs の「3. 全ての人に健康と福祉を」「4. 質
の高い教育をみんなに」「12. つくる責任つかう責任」「17. パートナーシップで目標を
達成しよう」の全ての達成に資する人材を育成します。さらに全ての授業科目において,こ
れらの SDGs の目標との対応関係をシラバスに記載し,学生に SDGs の理解を促します。

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

 「超高齢看護学」を理論体系化するための高水準で独創的な研究を自立して行う能力を効果的に培うため,以下のカリキュラム(16単位)を設定します。

1.「超高齢看護学」を構成する専門科目として,看護ケア方法や看護実践モデルの開発,看護理論の生成など超高齢看護開発に関わる『超高齢看護開発特講』と,看護の成果を効果的に提供するためのシステム開発に関わる『安全ケアシステム開発特講』の2科目4単位を1年次前期に設けます。国内外の看護学および看護学に関連する領域の理論,文献,報告書,資料等を網羅的に分析し,「超高齢看護学」の創生に繋がる可能性のある研究課題や理論構築の必要性を示す根拠の発見に努めます。「超高齢看護学」の構築を展望するために,両科目の最終回は合同セッションとします。

2.「超高齢看護学」の研究を学際的に遂行するための視点と方法論を学ぶための『研究方法特講』2単位を1年次前期に設けます。

3.『超高齢看護開発特講』,『安全ケアシステム開発特講』,『研究方法特講』と併行して,1年次の通年科目である『超高齢看護学研究演習』2単位を設けます。本科目では,フィールドワークを通して研究課題を模索します。「超高齢看護学」は新たに構築する分野であることから,自己の研究的関心に即した現地において,その対象や現象を直接観察し,関係者への調査を行い,現地での資料を収集することなどによって,そのコミュニティの特性に応じた,顕在的及び潜在的な健康課題や,今後起こり得る健康課題を予測し,研究すべき課題を浮き彫りにします。

4.異分野融合研究を積極的に進め,ケア開発を戦略的に推進できる学際的リサーチマインドを身に付けることを目的として,本学医学系研究科医科学専攻博士課程で開講されている科目のうちから,看護学との連携と融合が期待できる以下の10科目を関連科目として設定し,その内から1科目2単位以上を履修します。
『地域がん治療学』『がん医療社会学』『緩和ケア学』『環境医学Ⅰ』『環境医学Ⅱ』『医学・医療情報学Ⅰ』『総合診療・地域医療学Ⅰ』『臨床医学と社会・環境医学への高度情報学の応用』『知的財産と社会連携』『機能性物質・食品の医療応用と環境影響』

5.博士論文作成に係る『超高齢看護学特別研究』6単位を設け,学生の研究テーマと履修計画に応じて,入学時から修了まで,主研究指導教員・副研究指導教員・研究指導補助教員の3名による重層指導体制により,「超高齢看護学」としての学術的意義,新規性,創造性,応用的価値を有する博士論文を作成できるよう個別に研究指導を行います。

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授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 ・人材育成目標(社会における顕在・潜在ニーズ,修了生が身につけるべき資質・能力)・学位授
与の方針
医学系研究科看護学専攻では、博士後期課程において以下に掲げる資質・能力を身につけた者
に博士(看護学)を授与します。
「超高齢看護学」を構築するための高水準で独創的な看護学研究を自立して実施し,看護の質
向上に貢献することによって,人々が豊かな人生を享受できる超高齢社会の実現に寄与すること
のできる教育研究者を養成します。

・目標としての学修成果(学修成果として身につく具体的な資質・能力の項目)
3 年以上在学し,所定の単位を取得し,かつ,研究指導を受けて博士論文を提出し,その審査
に合格することにより,博士(看護学)の学位を授与します。そのために,以下の学修成果を
求めます。

1.国内外の文献分析や保健・医療機関等でのフィールドワークをとおして,超高齢看護学の
構築に資する研究課題を展望できる。

2.フィールドのケア対象者や実践者,異分野の研究者等と連携・協働して超高齢看護学の理
論体系化に資する水準の研究を自立して企画・立案・遂行できる研究マネジメント能力が
培われている。

3.超高齢看護学としての学術的意義,新規性,創造性,応用的価値を有する博士論文を作成
できる。

4.博士論文の研究成果を国内外の看護系学会等で発表し,発信するために必要なプレゼンテ
ーション力,英語力が身についている。

5.博士後期課程修了後のキャリア・ビジョンとして,大学等の教育研究機関及び保健・医療
の現場で,看護学の教育・研究をリードしていくことを明確に描けている。

・DP と特に関わりが深い SDGs17 の目標(大学院課程を通じた資質・能力の修得が,社会におけ
る SDGs のゴール達成とどのように関わるか)

1.SDG「3. 全ての人に健康と福祉を」
看護学専攻博士後期課程修了者は,看護の対象者である全ての人が健康で豊かな人生を享
受できる超高齢社会の実現に寄与することのできる高度な知識を修得しており、医療・保健・福祉の分野でチームの要として活躍できる基盤を有しています。

2.SDG「4.質の高い教育をみんなに」
看護学専攻博士後期課程修了者は,看護実践・看護研究の経験に富んだ教員より指導を受
け、看護の実践者として、また自身が教導する立場に際して、適切かつ良質な指導・教育
ができる基盤を有しています。

3.SDG「12.つくる責任 つかう責任」
看護学専攻博士後期課程修了者は,研究内容を発展させた開発に際して、開発者またその
使用者として責任感を持ち、地球の環境と人間の健康を守れるよう行動する基盤を有して
います。

4.SDG「17.パートナーシップで目標を達成しよう」
看護学専攻博士後期課程修了者は,実践及び研究を通して保健・医療・福祉のあらゆる場
において必要な情報・連携を見極め、パートナーシップをすすめる基盤を有しています。

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部0円
編入学不可

転学部・編入学情報補足

専攻分野

専攻分野
看護

専攻分野に関する説明