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教育学部

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
学校教育課程 4年 学士(教育学)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

1)教育課程の編成の方針
① 1年次~2年次では,主として全学基礎教育を履修します。全学基礎教育は,現代社会が求める基礎的な資質・能力の成長を促すために,すべての学士課程に所属する学生が共通して学修する教育課程であり,「島大STEAM科目群」「ユニバーサル科目群」「地域創生科目群」「教養育成科目群」の4つの科目群に分かれます。このうち「島大STEAM科目群」「ユニバーサル科目群」には必修科目が設定されています。「島大STEAM科目群」では「数理・データサイエンスへの誘い(2単位)」と「情報科学(2単位)」,「ユニバーサル科目群」では「英語(6単位)」と「初修外国語(4単位)」,「SDGs入門(2単位)」が必修科目です。このほかに,選択科目として4つの科目群から幅広い分野の授業科目を選択履修し,全学CPが定める各科目群の目標への到達を促します。
② 全学基礎教育以外のカリキュラムは「専門教育科目」と「教育体験活動」から構成されます。「専門共通科目」「主専攻専門科目」「副専攻専門科目」からなる専門教育科目で自らの主専攻・副専攻に応じた専門的知識・技能を身につけるとともに,それらを「基礎体験領域」「学校教育体験領域」からなる教育体験活動で実践します。理論と実践の往還を繰り返すことにより,教師としての高い資質・能力を育成します。
③ 教育学部では,SDGsの目標とその達成への理解を促すため,全学基礎教育の「SDGs入門(2単位)」を必修科目として学修します。また,特に専門教育科目の「学校教育のためのSDGs(2単位)」での学修を通じて,貧困や不平等,気候変動,環境劣化,繁栄,平和と公正など,私たちが直面するグローバルな諸課題の解決を学校教育において実現できる人材を育成します。さらに,全ての授業科目において,SDGsの17の目標との対応関係をシラバスに記載し,学生の関心に沿った授業選択を促します。
2)教育課程における教育・学修方法に関する方針
① 1年次の前期には,初年次教育プログラムとして専門共通科目の「教職論」「教育学部で学ぶこと」,基礎体験領域の「入門期セミナー」,学校教育体験領域の「学校教育実習I」が設けられています。これらの授業・活動におけるグループ学習やプレゼンテーションなどの能動的な学修を通して,大学教育の基礎的な技能を身につけるとともに,主専攻・副専攻での学修への見通しを得ます。
② 1年次の後期から主専攻専門科目,副専攻専門科目の履修が始まります(ただし,一部の専攻では1年次前期から履修可能な科目もあります)。これらの科目の履修を通して,市民性の育成や多様性の尊重が求められる学校現場でより専門性を発揮できる教師として必要な資質・能力を身につけます。
③ 教育体験活動は4年間を通して行いますが,特に3年次後期は「実習セメスター」と呼ばれ,教育体験活動を中心に学修して教育実践力を高める学期として位置づけられます。この学期に「学校教育実習IV」「学校教育実習V」「学校教育実践研究(の一部)」を行います。
④ 4年次には「卒業研究」「教職実践演習」が必修として課されます。「卒業研究」は自らの主専攻における学修の総決算であり,論文作成,演奏,作品制作などの形で4年間の学びを形にします。「教職実践演習」は教育職員免許状を取得するための最終関門であり,教育学部学生が本学部のディプロマ・ポリシーを満たしているかどうかを確認します。
3)学修成果の評価の方針
① 各科目の学修成果は,試験や課題等の成績及び取組状況等を考慮し,成績評価基準に基づいて評価します。成績評価の方法については,授業内容の詳細とあわせてシラバスにおいて科目ごとに明示します。
② 教育学部には4年間にわたる学びの軌跡や成果を記録する「学修ポートフォリオ」と呼ばれる独自の履修カルテがあります。ここには本学部のディプロマ・ポリシーごとのGPAが数値化されて表示されます。教育学部生は学修ポートフォリオを卒業までに複数回作成し,教員からの指導を受けることで自らの適性や課題を主体的に把握する自己教育力を育みます。学修ポートフォリオは「教職実践演習」でも活用されます。

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

「教師力」を育成するために、本学部では全国に先駆けて独自のカリキュラムを開発するとともに、それを支える教育組織を構築しました。平成29年度からは、新たに初年次教育科目「教育学部で学ぶこと」や「現代的教育課題・地域教育課題・グローバル教育に関する科目」を充実させ、小・中免許併有を促進する新しい主専攻・副専攻制での「教科内容・指導に強い小学校教員」「小学校教育を理解した中学校教員」の育成を図ります。
1.「初年次教育プログラム」により、教育学部での学び方について指導を受けます。
2.1・2年次では「全学基礎教育科目」、及び「専門共通科目」を中心に学びながら、幅広い視野・基礎的知識・技能など、豊かな教養を身につけます。
3.3年次以降は、「専門教育科目」を中心に各自の主専攻・副専攻に応じて専門的に学びます。
4.4年次にはそれらの学修の成果を踏まえて「卒業研究」に取り組みます。
5.4年間を通じて充実した「1000時間体験学修」を並行して行い、実践的な力を養います。
さらに、3年次後期は、教育実践力の飛躍的向上を図るために、教育実習を中心に教育体験活動を集中的に行う「実習セメスター」と位置づけられています。
以上の学びの過程においては、学修ポートフォリオを用いた指導を受けることにより、各段階に応じた自分自身の現状や課題を明確化し、4年次後期には、それらの総まとめとして、教師としての実践力を確認する「教職実践演習」を行います。

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

◆人材育成の目的・学位授与の方針

・人材育成目標(社会における顕在・潜在ニーズ,卒業生が身につけるべき資質・能力)
1.学習環境の変化や学習者の多様性に柔軟に適応するため,教育に関する理論や法律・制度を理解するとともに,教育や専門領域における課題について継続的・発展的に学び続けることができる。(学び続ける教師)
2.学習者の学習成果と課題を的確に把握し,教育実践を省察する力量を獲得することで,教育実践の継続的な改善に取り組むことができる。(教育実践を省察する教師)
3.さまざまな場面でリーダーシップや協働の経験を積むことで,学校を越えて地域や社会に肯定的な影響を与え,変化する社会の中で未来において学習者が必要とする能力を育むことができる。(社会における未来を創造する教師)

・目標としての学修成果
① 【学校理解】学校での教育実践を広く歴史や法律・制度から捉えたうえで,より望ましい学校のあり方を追究することができる。
② 【探究力】教育や専門領域における課題を見出して,自ら進んで情報を収集したり知識や技能を深めたりすることができる。
③ 【教師像・倫理】教育を通じて公正な社会を実現できる教師を目指して,教師として求められる倫理観や教育実践の基盤となる法令等を照らした行動・実践に取り組み,理想とする教師像を確立することができる。
④ 【社会参画】地域や社会の課題解決を目指した活動に継続的に参加し,よりよい社会の実現に向けて能動的に行動することができる。
⑤ 【リーダーシップ・協働性】大学における学修・研究や体験学修・社会参加といったさまざまな場面において,率先垂範の行動をとったり,他者と協働したりすることができる。
⑥ 【教科知識・技能】教科内容や学問領域に関する知識とそれらをふまえた指導方法に関する知識を身につけ,授業等で実践できる。
⑦ 【授業実践】的確な教材分析をふまえて授業を設計・実践・評価したり,授業の成果と課題について省察・改善したりすることができる。
⑧ 【学習者理解・支援】多様な学習者の学習機会を保障するために,発達段階や多様性をふまえた支援を行い,学習環境を工夫できる。
⑨ 【ICT・データ利活用】学習・授業改善のための教育データの利活用の知識を有し,学習者の情報活用能力を育成したりICTの効果的な活用方法や活用場面を構想・実践したりすることができる。

本学部では,これからの学校教育を担う教師に必要な資質・能力を,教育活動全体を通して育成します。≪学校・社会創造≫(①から⑤)の領域では,学び続ける姿勢を持ち,リーダーシップや協働性を発揮することで,より望ましい学校のあり方を追究し,教育を通じて公正な社会を実現する教師としての基礎を形成します。≪教育実践≫(⑥から⑨)の領域では,教科知識・技能を基盤としながら,学習環境や学習者の発達段階・多様性に対応した教育実践に取り組み,それらの省察・改善に努めることができる教師としての基礎を形成します。

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部0円
編入学不可

転学部・編入学情報補足

専攻分野

専攻分野
教育学(教員養成課程)

専攻分野に関する説明