学科・専攻等
| 学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
|---|---|---|
| 地域リノベーション専攻 | 2年 | 修士(地域共創社会学):6名、修士(地域共創工学):9名 |
| 産業創成科学専攻 | 2年 | 修士(地域共創農学):10名、修士(地域共創経営学):6名 |
※表示人数は前年度の学位授与者数
(2025年5月1日現在)
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
1 概要
①域学共創に必要な基礎スキルの修得
スキル科目
共創の基盤となる,エビデンスに基づいた地域社会の把握や,知的財産を活用した価値創出を学修する。
②専門性と俯瞰性を修得
専攻科目
共創の基盤となる専門性と俯瞰性を身に付けるため,異分野にまたがる専攻科目を設定。
③域学共創・文理共創に資する能力の修得
地域共創科目
異分野の専門家からなるチームが協働することの重要性を理解し,協働による地域社会の機能維持や産業発展に資する計画を立案し,実行することで新たな価値を創造(共創)する力を身に付ける。
【地域リノベーション専攻】
○地域の特性や潜在する資源を活用し,地域社会の機能を維持し再生する方策を構想できる力を育成するために,専攻科目として社会学や工学などの異分野にまたがる授業科目群を置きます。
○異なる分野の研究者や地域の専門家と共創することの重要性を理解し,自らの専門性を位置づけることができるように,専攻共通科目として「地域リノベーション特論」を置きます。
○地域を支える機能を維持し再生するために立案した政策や計画を多面的に評価できるように「政策・事業評価演習」を置きます。
○持続可能な地域の未来を構想し,その実現に必要な政策や計画を論理的・体系的に考える能力を育成するために,修士論文の作成を目指した特別研究を置きます。
【産業創成科学専攻】
○地域産業の課題を十分に理解し,その解決のために必要となる専門的な知識を修得させるために専攻科目として農水産学や経営学などの異分野にまたがる授業科目群を置きます。
○地域の産業特性と課題に対して,自らの専門性を位置づけることができるように,専攻科目として「地域産業創成特論」を置きます。
○農水産学や経営学など各々の専門性による付加価値,さらにはそれらの共創による付加価値を生み出すための構想力やマネジメント力を修得させるために「共創価値創出演習」を置きます。
○また,地域産業の課題を探究し,課題解決にむけたプランを科学的・論理的・体系的に考え,実践し得る能力を育成するために,修士論文の作成を目指した特別研究を置きます。
2.教育・学習方法
(1)異なる分野の研究者や地域の専門家と共創することの重要性を理解できるよう,それぞれ有機的に構成するオムニバス形式の講義と集団討論を行います。また,専門が異なるメンバーが協働し1つの事業計画を作成できるよう,グループワーク(演習)を行います。
(2)修士課程としての高度な専門知識と俯瞰性を修得させるとともに,異分野の専門家や地域の専門家と協働し新たな価値を創造する(共創)ことで地域社会の課題を解決できる能力を修得させるため,複数の研究領域の教員による研究指導を行います。
3.学習成果の評価
客観性及び厳格性を確保するため,学生に対して成績評価基準をあらかじめ明示し,各授業科目の単位認定は試験又は研究報告書等により授業担当教員が行い,成績評価基準に基づき厳格な評価を行う。学位論文の審査は,審査会による学位論文審査並びに最終試験によって適切に行う。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
本研究科では,社会科学・工学・農学の科目を幅広く学びながら専門性と俯瞰性を高め,地域共創を先導する人材に必要な資質や能力を身に付けるため,「スキル科目」,「地域共創科目」,「専攻科目」,「特別研究」の4つの科目区分を設定しています。
【地域共創科目・スキル科目】
地域の課題を把握する基礎的な手法や,地域の知的財産を管理する手法を学ぶことができます。また,地域社会の課題を解決する先進的な事例研究の成果を踏まえながら,異なる専門分野の学生が協働しながら,創造力を発揮する実践的な学習を進めて,総合的に物事を考え,実行する力を身に付けます。
【専攻科目】
専門性を活かしながら,異なる研究分野と共創する特論や演習を履修し,自らの専門性を位置づけ,異分野の専門家と協働する素地を得ることができます。また,修士論文の作成を目指した特別研究を組み合わせることによって,地域が必要とする高度専門職業人の能力を身に付けます。
【特別研究】
地域共創科目やスキル科目,専攻科目を交えて体系的に修得した専門知と実践知を踏まえ,修士論文の作成を目指します。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
1 概要
①地域社会の未来について,専門的・俯瞰的知識を用いて,より良い在り方を構想できる力の修得
②地域の課題解決のために,さまざまな分野の構成員からなるチームを自ら組織し,フロントランナーとして先頭に立って運営できる力の修得
③地域社会の機能を持続的に維持したり,地域社会の礎となる産業を発展させたりする計画を立案し,粘り強く実施することで新たな価値を創造(共創)できる力の修得
【地域リノベーション専攻】
○社会学や工学などの専門的・俯瞰的知識を用いて地域の特性や潜在する資源を的確に把握し,持続可能な社会へと機能転換する方策を意欲的に構想できる力を身に付けていること。
○持続可能な地域社会を共創によって実現するために,自らの専門と異なる分野の研究者や地域の専門家を含めた体制を構築し,フロントランナーとして先導的に運営できる力を身に付けていること。
○多様なステークホルダーの意見などを総合しながら,地域に密着した政策や計画を立案することで新たな価値を創造(共創)できる力と,その効果を多面的に評価できる力を身に付けていること。
【産業創成科学専攻】
○農水産学や経営学などの専門的・俯瞰的知識を用いて,地域産業の特性や課題を的確に把握し,地域社会を維持・発展させるようなローカルにおける生業(なりわい)を構想する力を身に付けていること。
○その生業をローカルからグローバルに展開し,地域の価値を高め,地域経済を牽引する産業を構想できる力を身に付けていること。
○各々の専門性を活かしつつ,異分野の専門家との共創によって地域の価値を高める新しい知を生み出すための共創価値を創出する力を身に付けていること。
○科学的思考に基づいた研究力を基盤とし,地域資源を活用した商品を開発する力,マーケット志向による企画を提案する力,さまざまな分野の専門家による共創状態をフロントランナーとしてマネジメントする力を身に付けていること。
履修単位の登録上限制度
本制度は、学生が各年次において適切に授業科目を履修するため、履修登録することができる単位数の上限を定めることにより、学修すべき授業科目を精選することで学生の学修時間の確保を図り、もって、教育効果の向上に資することを目的とする。
履修登録することができる単位数に上限を定める学生は、各学部並びに大学院各研究科修士課程及び博士前期課程に在学する学生(医学部にあっては、1年次に限る。)とする。
履修登録することができる単位数に上限を定める授業科目は、教養教育科目及び専門教育科目とする。
履修登録することができる単位数の上限は、各学部においては、一の年度において48単位とする。ただし、GPA(学習成績評価)による特例として、前年度のGPAが3.0以上の者は、各学部の長の定めるところにより54単位まで変更することができる。大学院各研究科修士課程及び博士前期課程においては、一の学期において24単位とする。ただし、GPAによる特例として、当該学期の直前の学期のGPAが3.0以上の者は、各研究科の長の定めるところにより27単位まで変更することができる。なお、次に掲げる科目は、前出の単位数の上限に含まないものとする。
(1) 教員免許状(教育学部を除く)、学芸員等の資格取得の科目として指定する授業科目
(2) 卒業研究
(3) 集中講義による授業科目(夏季休業及び学年末休業期間中に開講されるものをいう。)
(4) 実験、実習及び実技
学修の成果に係る評価の基準
学生の平均満足度
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
| 可否 | 費用負担 | |
|---|---|---|
| 転学部 | 可 | |
| 編入学 | 不可 |
(2025年9月1日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
| 専攻分野 |
|---|
| 地理学 文化人類学・民俗学 心理学 経済学 商学・会計・ビジネス 経営学 社会学 教育学(教員養成課程を除く) 天文学・地球・惑星科学 化学 地質学 機械工学・自動車工学 土木工学 建築学 応用化学・環境工学 農学 農芸化学 農業経済学 森林科学 水産学 畜産学・動物学 デザイン 地域社会学 体育学・スポーツ科学・健康科学 環境学・災害科学 |
専攻分野に関する説明