学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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文化科学専攻 | 2年 | 修士(人文社会科学) |
人文社会科学専攻 | 2年 | 修士(人文社会科学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
1.教育課程の編成・実施等
本研究科では,グローバル化と共生の時代に相応しい人文社会科学系の高度専門職業人を養成するという目的に沿って,教育課程の編成・実施方針をコースごとに,以下のように定める。
(文化芸術コース)
①国内外の文化芸術全般を学術的知見と科学的手法を用いて,多角的に理解する。【文化財論系,日本語・日本文学系,思想・芸術科学系の各専門科目等】
②各種の文化資源を適切に取り扱うための専門の能力・技術を習得するとともに,その価値を的確に見極めるための眼識を養う。【特別研究/プロジェクト研究等】
③習得した知識・技能を文化資源の学術的評価や利活用に関する国・地方自治体の文化振興のための施策につなげる能力を養う。【多領域横断型科目,現代共生コース及び政策科学コース専門科目等】
(現代共生コース)
①コミュニケーションツールとしての外国語の運用能力を高めるとともに,国内外の歴史や各地域の地域特性,法制度・社会制度について専門的に理解する。【言語科学系,歴史地域学系,国際地域論系,現代法政論系の各専門科目等】
②グローバル化と共生の時代に相応しい歴史理解と価値観に立って,共生社会の実現に向けた諸課題の解決のための方策を探る力を養う。【特別研究/プロジェクト研究等】
③習得した知識・技能等を社会のグローバル化への対応に役立てたり,共生の時代に適した社会制度や法制度を国や地域に対して構想したりすることのできる能力を養う。【多領域横断型科目,文化芸術コース及び政策科学コース専門科目等】
(政策科学コース)
①経済・統計分析,政策評価,会計情報の各方面にわたる最新の学問理論と方法論を学ぶ。【経済・統計分析系,政策評価系,会計情報系の各専門科目等】
②国内外の経済産業をめぐる諸課題を全世界的視野に立って的確にとらえる識見と具体的な解決の方策を探る力を養う。【特別研究/プロジェクト研究等】
③グローバル化の進展によって我が国の経済産業状況が一段と複雑化している中で,政策的視点に立った的確な助言や適切な提言等を国・地方自治体・企業等に対して準備することのできる能力を養う。【多領域横断型科目,文化芸術コース及び現代共生コース専門科目等】
2.教育・学習方法
(1)カリキュラムマップ(履修体系図)によってディプロマポリシーと各授業科目の関係を明示することで,本研究科の教育目的と教育内容を合致させるとともに,学生に対して主体的かつ効果的な学習を促す。
(2)人文社会科学分野の専門的知識・技能・方法論に通じるとともに,領域横断的な課題を追究することのできる科目配置や研究指導体制をとる。
(3)研究の計画性や対外的発信力を高めるための教育プログラム(研究プロポーザルの提出や修士学位論文等中間報告会・成果発表会など)を実施する。
3.学習成果の評価
(1)学習成果を厳格に評価するため,本研究科の教育目標に対する到達度をもとにした成績評価基準を策定し,基準にもとづいた評価を行う。
(2)各科目の学習成果は,定期試験,レポート,授業中の小テストや発表などの平常点で評価することとし,その評価方法については,授業内容の詳細とあわせてシラバスにおいて科目ごとに明示する。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
弘前大学人文社会科学研究科(修士課程)は、人文科学・社会科学の教育を通じて、高度専門職業人や研究者となる人材を養成する大学院です。
カリキュラムの特色は次の通りです。
・人文社会科学分野の専門研究に必要とされる技能の向上のための「専門技能系科目」を設置
・体系的に編成された100以上の科目からなる「専門科目」を開講
・人文社会科学の複数の専門領域にわたる理論・方法論を領域横断的に活用するための「多領域横断型科目」を設置
・研究指導に特化した科目として「特別研究/プロジェクト研究」を実施
・全コース共通の教育プログラムである「修士学位論文等中間報告会」「修士学位論文等成果発表会」を開催
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
本研究科では,人文社会科学系の高度専門職業人の養成という観点に立った教育目標に沿って,学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を定めて,以下に該当する者に対して「修士(人文社会科学)」の学位を授与する。
[人文社会科学専攻]
①人文社会科学分野の最新の学問理論と方法論に立脚した高度な専門知識・技能を習得していること
②人文社会科学分野の特定領域の専門知識・技能を習得しているだけでなく,人文科学と社会科学を俯瞰し,自らの専門外の学問領域の理論・方法論を諸課題の解決のために領域横断的に活用することのできる幅広いパースペクティブを備えていること
③グローバル化と共生の時代に相応しい資質・能力を身に付けた人文社会科学系の高度専門職業人として,我が国の文化の振興や経済・産業の活性化等の面から,人間社会の発展に寄与することのできる実践力・応用力を身に付けていること
[各コース]
(文化芸術コース)
①文化財論,日本語・日本文学,思想・芸術科学の各方面にわたる最新の学問理論と方法論に立脚した高度な専門知識・技能を習得していること
②共生の視点に立って他国の文化的価値を尊重しつつ,我が国の優れた文化を広く全世界に向けて発信していく力を身に付けていること
③習得した知識・技能を文化資源の学術的評価や利活用等に関する国・地方自治体の文化振興のための施策に繋げることのできる実践力・応用力を身に付けていること
(現代共生コース)
①言語科学,歴史地域学,国際地域論,現代法政論の各方面にわたる最新の学問理論と方法論に立脚した高度な専門知識・技能を習得していること
②グローバル化と共生の時代に相応しい歴史理解と価値観に立って,共生社会の実現に向けた諸課題の解決のための方策を探る力を身に付けていること
③習得した知識・技能等を社会のグローバル化への対応に役立てるとともに,共生の時代に適した法制度・社会制度を構想することのできる実践力・応用力を身に付けていること
(政策科学コース)
①経済・統計分析,政策評価,会計情報の各方面にわたる最新の学問理論と方法論に立脚した高度な専門知識・技能を習得していること
②国内外の経済や産業をめぐる諸課題に対して全世界的視野に立った解決の方策を探る力を身に付けていること
③グローバル化の進展によって我が国の経済産業状況が一段と複雑化している中で,政策的視点に立った的確な助言や適切な提言等を国・地方自治体・企業等に対して準備することのできる実践力・応用力を身に付けていること
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 不可 | |
編入学 | 不可 |
(2024年9月1日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
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日本文学 外国文学 言語学 日本語 英米語 外国語(英米・中国語以外) 文化学 日本史 外国史 考古学 文化人類学・民俗学 哲学・倫理・宗教 法学・法律学 政治・政策学 経済学 商学・会計・ビジネス 美術 音楽 |
専攻分野に関する説明