学部・研究科等ごとの目的
【スポーツ健康科学科】
人体の構造と機能に関する分野の基礎知識を基に、スポーツや身体運動に関する専門知識と技能を備えることによっ て、多様な健康状態、発育発達段階、生活環境などにあるすべての人々の Well-beingの向上や健康増進に貢献できる専門職者を育成します。
【看護学科】
その人らしく豊かに生きていく力を引きだすことは、人びとの未来の健康を創ることにつながります。看護の対象者とパートナーシップを築くことができる高い倫理観と幅広い教養を備え、価値観を尊重し合う能力、専門知識·技術をその人にもっとも合うかたちで提供できる能力を備え、その人らしく豊かに生きる力を引きだすことができる人材を育成します。
【福祉学科】
福祉とは貧困や身体的・精神的に困っている人を助けるというイメージを持つ人も多いですが、本学科では、少しずつでも今の状態より良くなるよう成長を手助けすることが福祉であると捉えます。福祉の課題を地域の課題として捉え、地域で生活している人すべてを対象に、一人でも多くの方のサポートができる教育体制を整えています。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
【スポーツ健康科学科アドミッション・ポリシー】
高等学校における教育・科目を広く修得しており、健康やスポーツへの興味・関心を有している。
課題解決を行うための基礎的な思考力・判断力と、自らの考え方や意見を他者に論理的に伝えるための基礎的な表現力を備えている。
地域や社会の動向に関心を持ち、多様化、複雑化する健康やスポーツの諸課題に取り組む意欲がある。
【看護学科アドミッション・ポリシー】
人に関心があり、他者と尊重しあう価値観を備えている。
看護や医療に関する専門知識や技術の修得に必要な意欲及び基礎学力を備えている。
柔軟な発想で分析し、論理的思考に基づいて論述できる。
看護職者として社会に貢献する意思や具体的イメージを有している。
【福祉学科アドミッション・ポリシー】
高等学校における教育・科目を広く修得しており、ボランティア活動への興味・関心を有している。
課題解決を行うための基礎的な思考力・判断力と、自らの考え方や意見を他者に的確に伝えるための基礎的な表現力を備えている。
社会の動向に関心を持ち、幅広い視野と深い考察を育むことで、多様化、複雑化する福祉課題に取り組む意欲がある。
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
【スポーツ健康科学科】
(1)総合科目には、国際化や多様化に対する知識や教養、技能を修得するとともに、地域を知り、諸課題を多面的に捉える能力を育むための科目を配置する。
(2)専門基礎科目には、Well-beingの向上や健康増進を促進する上で必要となる人体の構造と機能に関する科目、スポーツや身体運動の基礎に関する科目を配置する。
(3)専門科目には、スポーツや身体運動に関する専門的知識や実技を学ぶための科目、地域や社会の健康及びスポーツをテーマとした演習・実習科目を配置する。
【看護学科】
CP1:総合科目には、人間の尊厳の理解や社会に関する幅広い教養を修得し、倫理的行動、論理的な思考、知識を活用する能力を育むための科目および、人びと、地域、多分野におけるwell‐beingのとらえ方に関する科目を配置する。
CP2:専門基礎科目には、看護学を学ぶ上で必要な人間の心身の仕組み、あらゆる健康状態にある生活者の健康生活の保持増進、疾病予防、健康の回復のための治療及び健康や生活に関わる生活資源・制度に関する基礎的知識に関する科目を配置する。
CP3:専門科目には、看護実践に必要な各看護領域の専門知識・技術及び科学的根拠に基づき、多職種・他業種との連携協働により、対象者にとっての最適な看護を追求する上で必要な科目を配置する。
CP4:専門科目には、あらゆるライフサイクル及びあらゆる健康状態にある生活者の健康上の課題や強みを発見し、生涯にわたりその人らしくより豊かに生きる力を引きだす看護を実践、探求する上で必要となる科目を配置する。
【福祉学科】
CP1:総合科目には、国際化や情報化に対する知識や教養、技能を修得するとともに、地域を知り、諸課題を多面的に捉える能力を育むための科目を配置する。
CP2:専門基礎科目には、ソーシャルワークを学ぶ上で必要となる社会福祉の原理・基盤・政策や社会制度の基礎に関する科目を配置する。
CP3:専門科目には、チームの一員として福祉サービスを提供する上で必要となる技術・知識を学ぶための科目を配置する。
CP4:専門科目には、子どもやシニアへの福祉ニーズに対応し、地域における福祉施策をマネジメントするための科目を配置する。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
【スポーツ健康科学科】
(1)国際化や多様化の進む現代社会において、健康やスポーツに関わる専門職者としての基本的な知識・教養を身につけ人々のWell-being向上に貢献できる能力を有している。
(2)スポーツや身体運動の基盤となる人体の構造や機能に関する基礎知識を基に、健康増進に必要なスポーツや身体運動を実践できる能力を有している。
(3)健康やスポーツに関する幅広い知識・技能と実践力に基づき、地域や社会のWell-being の向上や健康増進に貢献できる能力を有している。
【看護学科】
DP1:人間の尊厳を理解し、倫理的行動を修得している。
DP2:人間の心身の仕組み、あらゆる健康状態にある人びとの健康生活の保持増進、疾病予防、健康の回復のための治療及び健康や生活に関わる社会資源・制度に関する基礎的知識を修得している。
DP3:多様な価値や文化を尊重し合う視点を持ち、あらゆる健康状態にある人びとがその人らしくより豊かに生きることを支援する倫理的態度を修得している。
DP4:看護実践に必要な専門的知識・技術と科学的根拠に基づく、対象者にとっての最適な看護を追求できる基礎的能力を修得している。
DP5:対象者を中心とした保健・医療・福祉チームや他業種との連携協働において、看護職の役割を果たすために必要とされる相互に尊重しあうコミュニケーションスキルの基礎を修得している。
【福祉学科】
DP1:国際化・情報化の進む現代社会において必要となる、ソーシャルワーカーとしての基本的な態度・知識・スキルを身につけ、人々のWell-being向上に貢献できる能力を有している。
DP2:専門的知識や技術を基に、人々や地域の福祉に関わる様々な課題を的確に捉え、必要な支援を明確化し、実践できるソーシャルワーク能力を有している。
DP3:社会を俯瞰し、多職種多業種との連携・協働を図り、多様化、複雑化する福祉課題の解決に貢献できる能力を有している。