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経済学府(専門職学位課程)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

九州大学のビジネス・スクールが目指すのは、「世界に通用するビジネス・プロフェッショナル」です。特に、「経営と産業技術を理解し、アジアで活躍できるMBA」です。入学後、全員がビジネス・リーダーに必要な基礎的科目(アカウンティング、マーケティング戦略、企業財務など)を学びますが、専門科目には、知的財産管理、研究開発マネジメント、イノベーション・マネジメントなどの技術関連科目が配されています。これにより、理科系・文科系の出身を問わず本格的な技術マネジメント教育(MOT : Management of Technology)に触れることができます。また、多くの科目においてアジアが意識されます。アジア志向は九州大学の研究教育活動の主要な柱であり、長年の蓄積があります。QBSにおいても、アジアに造詣が深い教員によるアジア関連の科目が用意され、アジア・ビジネスでも活躍できる人材の育成を目指します。

学部・研究科等ごとの目的

本学府は、幅広い教養と専門的能力とともに、社会性と国際性とを身につけることによって、様々な分野で指導的な立場で活躍できる人材を組織的に養成する。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

本専攻の学生受入においては、ビジネスの実践的知への旺盛な学習意欲を持ち、ビジネスのフロンティアに立つ意志と行動力にあふれた社会人を選抜する。同時に、異質な視野や知識が相互交流によって新しい知識が生まれることを企図して、外国人、留学生を積極的に受け入れるとともに、学部等から直接進学する者若干名を受け入れる。

選抜は一般選抜と特別選抜の2つの方法で行い、いずれにおいても書類審査と面接を重視し、公平性・透明性を確保する。

一般選抜においては、出願時に企業・官公庁等において2年以上の実務経験を有する社会人又は出願時に大学または大学院に在学する者を対象として、第1次試験では出願書類による審査により学習能力、学習意欲、将来性等を精査する。第2次試験(第1次試験合格者のみ)では、 日本語での口頭試問による審査として、資質,将来性,意欲,語学力(外国籍の者)等を精査する。また英語能力を証明する書類の未提出者には,英語授業への適性を審査する。選抜に当たっては、個々の能力に加えて教育効果を高めるための多様性、国際性の確保も判断基準に加える。

特別選抜では、変革に関する問題意識を有し、新たな事業価値の創造に挑戦する意欲をもって、技術経営(MOT)やアジア・ビジネスに関する専門知識の学修に取り組み、価値創造の構想を深化させるとともに、構想を実行に移す意思を持つ学生の募集を重点的に行う。選抜は、書類(学習計画書および課題論文)による審査と日本語での口頭試問による審査により行い、英語能力を証明する書類の未提出者は、英語授業への適性を審査する。なお、新たな事業価値の創造とは、例えば起業や企業内新規事業の立上げなどを指すが、これにとどまらず価値を幅広に定義することを妨げない。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)