学部・研究科等ごとの目的
農学‧工学の自然科学領域を基盤とする高度な専門的・学際的知識の習得と知の開拓に強い意志を持ち、最新の情報・デジタル技術やAI・数理・データサイエンス手法を理解し、それらを応用し国内外の複雑で多様化した諸課題を解決し、次世代の持続的未来社会創生に取り組む国際通用性を兼ね備える高度職業人材を養成する。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
本専攻の養成する人材像及び教育課程での学修において求められる資質、素養、能力等は、以下のとおりである。
・専門分野における学部レベルの知識を持ち、関連する技術を習得している者。加えて、複数の学問分野の視点や方法論に基づき学際的専門的知識や技術の習得に意欲を持つ者
・入学時には高度な最新情報・デジタル・数理技術に関する知識・技術を十分に習得できていなくても、進学に当たってこれらの習得に意欲を持つ者
・現代社会の複雑な問題について理解し、その中から様々な課題を自ら提案し、その解決に必要な交渉力や思考力、協働学習能力や折衝力・検証能力を身に付け、解決へと導く能力の習得に意欲を持つ者
・産業界における国際的なニーズの潮流を理解し、卓越したコミュニケーション力により国際社会で活躍するために必要な基本的な語学力(英語力)を持つ者
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
先進学際科学府先進学際科学専攻では、世界的な視野に立った研究者、技術者に必要となる先端的な専門性と学際性ならびに実践力を養成するため、実践科目と専門科目をバランスよく配置する。加えて、最新の情報・デジタル技術やAI・数理・データサイエンス手法を取り入れるために必要な知識・技術、修士論文研究を通した研究力や課題解決能力を身に付けるための科目を配置し、先進的かつ学際的な教育研究を実施できるカリキュラムとする。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
先進学際科学府先進学際科学専攻(以下「本専攻」という。)では、農学・工学の自然科学領域を基
盤とする高度な専門的・学際的知識の習得と知の開拓に強い意志を持ち、最新の情報・デジタル技術や
AI・数理・データサイエンス手法を理解し、それらを応用し国内外の複雑で多様化した諸課題を解決し、
次世代の持続的未来社会創生に取り組む国際通用性を兼ね備える高度職業人材の育成を目的としている。
この目的を踏まえて、本専攻は、修士課程の修了に当たっては、全学で定めた大学院のディプロマ・ポ
リシーの9項目に基づいた以下の能力を身に付けるとともに、所定の単位数を修得し、かつ、研究指導
を受け、修士論文審査及び最終試験に合格した者に、その専門性に基づいて修士(農学)、修士(工学)、
修士(応用情報学)、修士(学術)の学位を授与する。
〈ディプロマ・ポリシー〉
A) 学力・知識・思考力に関するポリシー
① 最先端の研究成果につながる農学又は工学に関する高度で専門的な知識や実験・計測技術を幅広く身に付けていること。
② 新しい価値を創造するため、情報・デジタル技術やAI・数理・データサイエンス手法を応用した最先端の研究や技術開発に必要な知識・技術を身に付けていること。
B) 関心・意欲・教養に関するポリシー
① 本学大学院で学位を授与されたものとして相応しい深い教養に加えて先端かつ深い専門性を身に付け、社会の発展に寄与できる意欲と多面的思考力を有していること。
② 職業人としての社会的使命を理解し、社会の一員として社会的責任を意識し、高い倫理観を身に付けていること。
C) 分析力・考察力・表現力に関するポリシー
① 研究成果を発表するための資料作成方法や実験データの整理法を習得し、論理的な考察に基づく実践的なプレゼンテーション能力を身に付けていること。
② グローバル人材として、相手の国籍・人種・性別を問わず的確な質疑応答や議論ができるコミュニケーション能力及びそのために必要な語学力を身に付けていること。
D) 課題探求力・企画力・実践力に関するポリシー
① 自らの専門分野において社会に求められる課題を設定する能力を有していること。
② 国内外の研究者や技術者などと協働し、必要に応じて他分野へ展開しながら課題解決へと導くための学際性や多面性と創造的リーダーシップ力を身に付けていること。