学部・研究科等の特色等
都市社会文化研究科は、都市あるいは地域社会の課題を中心に、急速に変化する現代世界が提起する諸問題について、人間と文化への深い理解をふまえ、実践的に取り組んでいくことのできる人材の育成を目指します。
グローバル化、情報化の進展する現代世界の諸課題について、表面的でなく構造的に把握し、長期的展望をもって解決の方向を見出していくためには、特定の専門分野に立脚しつつも、その枠を超えた領域横断的、学際的アプローチを必要とします。これからの社会には、人間や文化に対する深い認識を備え、かつ現実が提起する具体的な課題に実践的関心をもって対処していくことのできる人材が求められています。
都市社会文化研究科は、現代の複合的な諸課題に取り組むために、人文科学、社会科学、さらに自然科学の一部に及ぶ豊富な授業科目を用意し、学外諸機関との連携に努め、社会人学生を受け入れる体制を整え、実践的かつ高度な教育研究を行っていくことを目標とします。
都市社会文化専攻の博士後期課程においては、博士前期課程における教育研究の蓄積をふまえ、総合性・学術性・独創性を兼ね備えた研究者及び高度専門職業人を養成するための教育・研究を行います。