学部・研究科等の特色等
【教育】
○ 技術経営(MOT)の教育研究を通じて、高い倫理観を備え、社会や企業・組織における様々な問題に対し、技術と経営の二つの視点から取り組み、創造的な成果を生み出していく能力を持つ技術経営者を養成する。
○ このため、「MOT教育コアカリキュラム」を制定し、これに準拠した基盤・展開・応用科目、特別プログラム、特定課題研究の各科目を体系的に整備し、特に応用科目群では知財・グリーン・ライフサイエンス・ものづくりに特化した構成としている。
○ これらの取組を通じて、技術的視点と経営的視点を兼ね備えた企業の経営戦略を担う人材として輩出し、修了後のキャリアアップに確実につながっている。
○ マレーシア、インドネシア等ASEAN諸国に学生を派遣し、現地の社会・経済・産業について学ぶ短期研修を実施するとともに、海外大学と連携した人材養成に取り組むなど、社会人、留学生を含め、時代の動向や社会構造の変化に的確に応え、課程制大学院の趣旨に沿った教育課程と指導体制を充実・強化する。
【研究】
○ 経営系と工学系教員による学際的・実践的な研究実績をいかし、特にエネルギーマネジメントのような社会経済的な課題研究に取り組んでいる。また、中国、オランダ、ブラジル、マレーシア、インドネシア、タイなどの海外大学と共同でイノベーションに関する国際会議を開催し、研究成果を国際的に発信するとともに、研究者の交流を通じて共同研究に取り組んでいる。
○ 今後、知財・グリーン・ライフサイエンス・ものづくり等に関連した技術経営分野について、総合的な研究を組織的に推進するとともに、特にASEAN諸国の海外大学との連携拡大を図る。
【その他】
○ 全学的な機能強化を図る観点から、社会や産業界のニーズを踏まえつつ、大学院の教育課程及び組織の在り方、規模等の見直しに取り組む。