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人文学研究科(博士課程前期)

 
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学部・研究科等の特色等

学部・研究科等の特色等

名古屋大学人文学研究科は、人文学の多様な領域で構成されています。それは、哲学、歴史学、文学といった伝統的な領域から、人間の社会や行動と関係する人類学や言語学のような領域までを含んでいて、すべての領域が人間の思想と行為を考えるという点で共通しています。つまり、人間の思想と行為を考え、そのことを通して人間の本質を探究することこそが人文学なのです。人文学研究科では、それぞれの学問の伝統と固有の方法にもとづいて、人間の言葉やその表現としての文学作品、知識や思想、人間行為に満ちあふれた文献、芸術や芸能などの文化遺産、あるいは出土遺物といった、さまざまな対象にたいして、常に真摯に、そして革新的構想力をもってアプローチしています。

人であることが何を意味するのかという深遠な問いかけは、古代から現在に至るまで、人間を、歴史や文化の考察にいざなってきました。しかし、情報化とグローバル化が急速に進み、21世紀の社会のあるべき姿が混とんとしている今だからこそ、人間の本質に対する洞察を深めることは、かつてなく重要度を増しているのです。

未来に向けた挑戦に応えられる人材を育成することが、名古屋大学人文学研究科に課せられた使命です。徹底した少人数教育やフィールドワークを取り入れた授業、学際的な教育プログラムなど、ユニークかつ精力的な教育活動によって、また、着実な研究成果の蓄積と、人文学の最先端を目指す果敢な挑戦によって、わが人文学研究科は、日本における人文学分野の教育・研究をリードしてきました。