学部・研究科等ごとの目的
国語国文学を学ぶことは、日本人とは何か、自分とは何かを知ることです。
それは国際化時代でいちばん大事なことです。そればかりではありません。読む力と表現力をつけ、ものを考える力をつければ、あなたの人生はきっと有意義なものになるでしょう。
多様な教員を配した本学科では、自分の好きな作家の作品と、たっぷり付き合えます。もちろん、ポピュラーな古典についても常時開講しています。ことばの問題に興味を持つなら、それもまた最新のテーマが準備されています。文学やことばの周辺についても深い理解が得られます。本学科は伝統ある本学の中でも、もっとも長い歴史を持っています。蓄積され、充実した施設と、優秀な教授陣が誇りです。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
本学は基本的に次のような学生を求めます。
1.好奇心に富み、自ら課題を発見して、主体的に課題解決に取り組む意欲がある人
2.専門分野において、基礎的な勉学を着実に積み重ねる努力を厭わず、かつ幅広い教養にも関心を持ち、柔軟な発想ができる人
【国語国文学科アドミッションポリシー】
1.文学に興味を持ち、それを通じて、様々な人生のあり方、考え方を理解し、自分とは何かを知り、自分の生き方を確立するため、人間としての幅広い教養を身に付けたいという意欲を持つ人
2.人間社会を成り立たせている言葉に関心を持ち、言葉の働きを理解し、豊かな表現能力を身に付けたいという意欲を持つ人
3.日本の文化に興味を持ち、先人達の豊かな知恵を理解し、現在の社会がどうあるべきかを考えることによって、よりよい社会の形成に寄与したいという情熱を持つ人
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
文化成立の主要素である文学や言語に関心を持って臨める基礎・基幹科目を偏りなく編成し、通時的に文学に触れて時代時代の人々の生き方・考え方を追究させる。また言語表現や日本文化に関する科目を編成し、論理的な思考力や主体的な表現力の向上に取り組ませて、多様な価値観を認めながら社会の発展に寄与する人材を育成する。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
文化成立の主要素である文学並びに言語等の学識を持って日本文化の特質を理解し、論理的思考力によって自分たちの置かれている社会の多様な文化のあり方を見つめ、よりよい社会の形成に寄与しようとする力を有している。