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自然科学教育部(博士課程(後期))

 
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教育研究上の目的と3つの方針

2018年度(平成30年度)に自然科学研究科を改組し、自然科学教育部を設置しました。

学部・研究科等ごとの目的

自然科学教育部は、多様化する社会のニーズと学際的・融合的に進化する科学技術や学術研究に対して柔軟に対処し、堅実な基礎学力と広い分野にわたる応用能力を備えた総合的・国際的視野を持つ実践的・創造的・国際的人材を育成することを目的とし、国際的に魅力のある大学院を目指します。

【理学専攻(数学コース)】
代数学、幾何学、解析学、確率論等の各分野において基礎的な研究を重視しつつ、高度化している最先端の理論を修得し、さらに深化させることによって、学問の発展、社会の進展に貢献できる人材育成を目的とします。

【理学専攻(物理科学コース)】
超ミクロから超マクロまでの自然界とそこで起きる現象を、基礎物理科学の観点から深く理解させるとともに、自立した研究者を育成することを目的とします。

【理学専攻(化学コース)】
自然界の様々な物質の基本的性質を化学的見地から理解した上で、化学の基本原理の解明に取り組み、物性発現機構や化学反応性を分子科学的手法により明らかにし、物性と反応性の制御を通して新規物質の創製を目指した人材教育を行います。さらに、国際社会と地域社会を常に意識し、化学の基礎及びそれらの応用分野の構築と次世代に向けて必要とされる物質科学領域の進歩に貢献し得る研究者を育成します。

【理学専攻(地球環境科学コース)】
地球環境に関する基礎的科学の最先端の知識と技術を修得し、創造的研究能力を養います。とりわけ複合領域の諸問題に対処しうる総合的な研究能力を育み、地球環境に関わる現代社会の諸問題の解決に貢献しうる人材の育成を目的とします。

【理学専攻(生物科学コース)】
生物科学は急速に発展しており、基礎科学の分野のみならず、医学・農学・水産学・工学などの応用科学的理系分野や、経済学や法学などの人文社会系の分野などとも密接にかかわり合うようになっています。それに伴い、社会および産業界にも多大の影響を与えつつあります。生物科学コースでは、国際性を持ち、基礎生物科学や環境生物学を基盤とした高度な専門性を持ちつつも、社会の情勢の変化に柔軟に対応することができる幅広い知識を有した世界トップレベルの研究者の育成を目指します。

【工学専攻(広域環境保全工学教育プログラム)】
自然・社会環境の安全・防災、保全、開発・利用および共生に関する最先端技術を体系的に教育するとともに、第一線で活躍できる研究者および高度専門職業人を養成します。

【工学専攻(社会環境マネジメント教育プログラム)】
地域固有の風土と文化を考慮しながら、社会基盤の整備と開発、および再生・維持管理等に必要な調査、計画、デザイン、マネジメント手法について体系的に教育し、第一線で活躍できる研究者および高度専門職業人を養成します。

【工学専攻(人間環境計画学教育プログラム)】
地域の多様な自然と社会環境に対して、固有の風土と文化を考慮した地域空間の設計や環境問題に幅広く柔軟に対処する能力を有する、国際社会でリーダーシップを発揮するグローバルな研究者、あるいは同様の能力を有する研究マインドを備えた先導的高度職業人を育成します。

【工学専攻(循環建築工学教育プログラム)】
建築物の防災・維持管理・改修に関する最先端の知識や技術をもち、国際社会でリーダーシップを発揮するグローバルな研究者、あるいは同様の能力を有する研究マインドを備えた先導的高度職業人を養成します。

【工学専攻(先端機械システム教育プログラム)】
急速に多様化・高機能化を進める機械産業において、高度に知能化された多機能機械システムを設計・製作するための学問及び技術の習得が必要になっています。そのために熱・流体、エネルギー変換から精密加工や機械設計・製作までの幅広い領域について基礎から応用までの知識を備え、それらを駆使して創造性を発揮できる人材を育成します。

【工学専攻(機械知能システム教育プログラム)】
最近の進展の著しい機械システムや構造物などでは、より高性能・高機能が要求されると同時に、周囲と調和のとれたシステム全体の知的設計・生産が必要です。生産プロセスに関する基礎から応用までの幅広い知識の上に、コンピュータ技術を駆使した信号の計測処理・システム制御を含む知的生産システム技術に関する学力を備え、創造性を発揮して積極的に活躍できる人材を育成します。

【工学専攻(応用数理教育プログラム)】
非線形解析、確率解析、統計科学、情報数学の各分野において基礎的な研究を重視しつつ、高度化している最先端の理論を修得し、さらに深化させることによって、学問の発展、社会の進展に貢献できる人材育成を目的とします。

【工学専攻(先端情報通信工学教育プログラム)】
情報通信(情報の処理と伝送)は、グローバル化した高度情報化社会における基盤技術です。本教育プログラムでは、情報通信およびその関連分野で、高度な専門能力と高い見識を備え、創造的かつ実践的に人類の福祉に寄与することのできる人材の育成を目的とします。

【工学専攻(機能創成エネルギー教育プログラム)】
社会基盤を支える技術研究領域である電気エネルギー工学を機能的かつ有機的な教育研究プロジェクト体制の下に連携し、電気エネルギー工学分野の複雑かつ幅広い学問的・社会的な要請に対して柔軟に対応できる高度でかつ創造的な専門能力をもった人材を育成します。また、この教育プログラム体制の下で、高い倫理観に基づく見識と地域や国際社会の発展に貢献する使命感を涵養し、社会基盤を支える意欲と起業家精神に富んだ実践的人材の育成を目的とします。

【工学専攻(人間環境情報教育プログラム)】
ヒト、社会、自然などの人間に係る環境の健全かつ均衡のとれた発展にとって、いまや情報はその中軸となる基盤です。その教育においては情報電気電子の基礎領域の深化とその基盤の広範な充実を図る必要があります。本教育プログラムでは、情報工学、電子工学および計測制御工学等についての教育を多面的に行い、最先端の情報・電子・計測制御関連領域のみならず境界・複合領域に関する専門的知識を備え、グローバル化した世界で広い視野と高い倫理観を持って活躍できる人材の育成を目的とします。

【工学専攻(物質生命化学教育プログラム)】
自然界や生体が持つ高度な認識とバランスを備えた巧みな機能の中に、人間性に富んだ化学技術を発展させるための基本要素を見出すことができます。本教育プログラムは、自然界や生体の物質化学的な基礎の解明とその成果の幅広い応用展開によって、産業社会を支える新しい科学技術の構築に貢献できる、創造性、独創性、国際性豊かな人材を育てます。

【工学専攻(物質材料工学教育プログラム)】
材料創製技術は科学技術のあらゆる分野の基礎をなすものであり、現代科学におけるマザーテクノロジーの一つです。本教育プログラムでは材料に関してその創製からプロセス制御、物理的・化学的性質、力学特性の解析評価、リサイクル等について多面的教育を行い、材料科学に関する深い専門性と柔軟かつ幅広い論理的思考力を備えた独創性に富む国際感覚豊かな自立した研究者を養成します。

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入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

自然科学の広範な分野に対する興味と教養ある社会人・国際人としての自覚を有し、深奥な真理の探究や科学技術の創成へ果敢に挑戦する強い目的意識と意欲を持ち、新たな課題を自ら見出し解決してゆく能力と柔軟な創造力を磨き高めようとする人を求める。

各専攻の入学者受入方針については、本学HP(「大学HPで確認する」ボタンからお進みください。)の自然科学教育部(博士後期課程)「3ポリシー」からご確認ください。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

詳細は本学HP(「大学HPで確認する」ボタンからお進みください。)の自然科学教育部(博士後期課程)「3ポリシー」からご確認ください。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

詳細は本学HP(「大学HPで確認する」ボタンからお進みください。)の自然科学教育部(博士後期課程)「3ポリシー」からご確認ください。