学部・研究科等ごとの目的
人文学は、人類のたどった歴史の中で、古典として蓄積された知的体系あるいは行動様式を解明するとともに、理想の人間像を実現するための倫理や社会規範のあり方を追求する学問分野の総体です。
現代社会のシステムは、グローバル化と科学技術の急速な進展のなかで巨大な転換を遂げつつあります。価値規範の動揺とアイデンティティーの喪失という問題に対応し、地域社会の変容にふさわしい新たな社会規範を創生する人材が求められています。
人文学研究科の目標は、人文学の高い専門性を追求すると同時に、総合性を高めることによって、人文学の古典的な役割を継承しながら、現代社会に対応しうる人材を養成することです。
【文化構造専攻】
人類がこれまで蓄積してきた人間と社会に関する古典的な文献の原理論的研究という人文学の基礎的な方法を継承しつつ、個々の文化現象の現代的意味を問うことのできる人材を養成するとともに、後期課程においては、研究を企画し、組織できる能力を併せ持つ自立した研究者を養成することを目的としています。
【社会動態専攻】
古典研究を踏まえて、フィールドワークを重視した社会文化の動態的分析能力を育成し、新たな社会的規範や文化の形成に寄与できる人材を養成するとともに、後期課程においては、研究を企画し、組織できる能力を併せ持つ自立した研究者を養成することを目的としています。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
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