学部・研究科等の特色等
美術学部は美術科(日本画専攻、油画専攻、彫刻専攻、芸術学専攻)、デザイン・工芸科(デザイン専攻、陶磁専攻、メディア映像専攻)の2学科7専攻により構成されています。
このうち、芸術学を除く6専攻はいずれも実作による創作を主体に教育プログラムが組まれており、それぞれの専門分野の特色を持った実技実習が教育の柱です。ここでの教育の目的はそれぞれの学生の個性を尊重して創造力を育み、それが表現として成立する技術力を身につけさせることです。学生の個性は多様であり、その個性を尊重するには複数の教員による密接な対応を必要とします。"少人数教育"によって、多様な学生の個性を引き出し、現代に影響力をもつ芸術家、デザイナーを育成することを目的とします。
美術学部唯一の理論系専攻である芸術学専攻においても、美術史、芸術理論研究等の専門分野の研究の基となる美術の実作を経験させることで、観念的な学問に陥ることの無い、現在につながる美術研究者を育成することを目的とします。