学部・研究科等の特色等
1. 100年を越える歴史と伝統
本学部は1916年創立以来100年を越える薬学教育・研究の歴史をもっています。薬学は広範な学問領域で、化学系、物理系、生物系、医療系等の幅広い専門知識の習得や実習・演習が多いことが特徴です。また、学生生活においてはアドバイザー制度の充実をはかり、教員との交流を通して学生の支援体制にも力を注いでいます。
2. 4年制薬科学科(創薬科学)と6年制薬学科(医療薬学)による指導的人材の育成
両学科とも薬学の基礎となる創薬科学、医療薬学、衛生薬学について学びます。4年制薬科学科では、さらに薬学関連分野を深く学び高度な専門性を有し国際的に評価される薬学研究者の養成を、また6年制薬学科では医療チームの一員となり得る高度な専門知識と技能を有する薬剤師および医薬融合型研究者の養成を目指しています。
3. 最先端の研究の担い手として
4年制薬科学科では、3年次後半から全員がいずれかの研究室に所属し、卒業研究を行います。教員の指導の下、最新の研究機器を駆使した研究に取組み、学部生生活の中で最も充実した時を過ごすことになります。得られた結果は卒業論文としてまとめられ、その成果発表会が行われます。
4. 医療現場に実務実習拠点を設置
6年制薬学科で行われる病院実務実習は、静岡県立総合病院内の「薬学教育・研究センター」にて薬学部教員の指導の下、病院指導薬剤師の協力を得て実施されます。また各研究窒において3年次後半から6年次にかけて講義や実習、演習がない時間を利用して卒業研究を行い、得られた結果は卒業論文としてまとめられ、成果発表会が行われます。
5. 国際学術交流
中国浙江大学薬学院、浙江省医学科学院薬物研究所、米国アリゾナ大学薬学部、豪州グリフィス大学、タイ国のコンケン大学、チュラロンコーン大学薬学部、ならびにマヒドン大学熱帯医学部および薬学部との学術文化交流協定などのもと、これらの大学と学術および教員、研究者、学生の人的交流や共同研究・シンポジウムが盛んに行われています。